Avaya Configuration and Orchestration Manager Avaya Configuration and Orchestration Manager は、ネットワークの設定、プロビジョニング、トラブルシューティングをすべて 1つの中央サーバーから行い、その管理、複雑さ、および関連コストの削減を手助けします。これは事実です。企業の戦略的ビジネスプランと目標達成のために利用されるアプリケーションはかつてなく複雑なネットワークサービスとプロトコルに依存するようになってきています。これらのサービスとプロトコルが複雑になっても、インストールと設定は複雑になる必要はありません。ここで Avaya Configuration and Orchestration Manager が力量を発揮します。 Avaya Configuration and Orchestration Manager とは何でしょうか？ Avaya Configuration and Orchestration Manager (COM)は、広範なネットワークデバイスおよびテクノロジー向けの、このクラスで最高の設定、プロビジョニング、およびトラブルシューティングを提供するリアルタイムのWebベース・ネットワーク管理ソリューションです。複数ユーザーをサポートするデザインのトポロジー駆動の Av a y a C o n f i g u r a t i o n a n d Orchestration Managerは、設定およびデバイスプロビジョニングを簡素化し、コスト効率が良く、使いやすく管理しやすいソリューションを望む会社に理想的です。 Avaya COMを使用すると、ユーザーやデバイスの場所を問わず、許可・認証されたユーザーがすばやく手軽にネットワーク上のデバイスを設定できます。このソリューションは、イーサネットルーティングスイッチ、仮想サービスプラットフォーム、ワイヤレスLAN (WLAN) 8100製品、アバイア IP電話機のアバイアポートフォリオをサポートします。集中要素管理とアクセス制御 Avaya Configuration and Orchestration Manager は、ネットワークの設定、プロビジョニング、トラブルシューティングをすべて1つのセントラルサーバーから行い、その管理、複雑さ、および関連コストの削減を手助けします。バイス要素の管理、インベントリ、更新、およびデバイスとユーザーのアクセス制御を含みます。さらに、直感的で使いやすいウィザードを使って設定時間を70%までも短縮し、ITの貴重な専門知識を他の重要事項に回すことができます。 Avaya COMのパワフルなユーザーアクセス制御により、不正アクセスからネットワークを保護できるだけでなく、設定エラーの問題やダウンタイムを避けることができます。誰がいつ変更を加えたかを知りたい場合は、このソリューションの監査ログで誰がいつ何をしたかを含む詳細をすべて見ることができます。主機能イーサネットスイッチ用の集中要素管理アバイアイーサネットスイッチ用の要素管理は、 Off-Box Enterprise Device Manager (EDM) と呼ばれるプラグインソフトウェアモジュールを通して実行できます。EDMを使用すると、特定のユーザーから特定のスイッチへのアクセスの割り当てを含め、すべてのイーサネットスイッチを1つのサーバーから管理できます。処理力が限られているオンボックスソリューションとは異なり、OffBox EDMはサーバーのパワフルなCPUとメモリーを活用して、設定プロセスを加速し、高性能なシステム監視を高速に実施できます。ネットワークに古いタイプのスイッチが使用されている組織においては、Avaya COMはOff-Box EDMに加えてJava Device Manager (JDM)もサポートします。Avaya COMは使われているデバイスのタイプに応じてJDMまたはEDMを自動 GUI駆動のソリューションであるAvaya COMは、的に起動します。いつでもどこでものネットワーク全体にわたるデ avaya.com/jp | 1 統一管理 Configuration and Orchestration Manager は Avaya Unified Management フレームワークの中核部分です。このフレームワークは、ワイヤードとワイヤレスネットワーク経由でのデータと音声両方の包括的な統合管理を提供します。このフレームワークには次のような利点があります。 • アプリケーション間での情報の共有により、データ入力とエラーの可能性を低減 • シングルサインオンによるWeb ベースの一元認証で、すべての管理アプリケーションへの安全なアクセスを提供 • アプリケーション間で共通なルックアンドフィールのためITスタッフが習得しやすい • アプリケーションの共存により同一サーバー上でのアプリケーションポスティングが可能図1Avaya COMトポロジービューによるネットワークセットアップの監視と簡素化の補助ウィザードとテンプレートベースのワークフロー Avaya Configuration and Orchestration Manager では、簡素化された直感的なウィザードと使いやすいテンプレートを使用して複合ネットワークのセットアップを容易に実施できます。ウィザードを使用すると、保存して繰り返し利用できる設定テンプレートをガイドされたワークフローを通して作成できます。これにより、少ない入力数でインストールを加速できる上、高価につくネットワークダウンタイムにつながるエラーを削減できます。以下の複雑なプロトコルとサービス用のウィザードが用意されています。 • スプリットマルチリンクトランキング/マルチリンクトランキング(SMLT/MLT)クラスタリング • 仮想ローカルエリアネットワーク (VLAN) 管理わたる複雑なサービスの管理を簡素化できます。以下のサブマネージャーが用意されています。 • VLAN Manager、VLANの作成と変更 • Multi-Link Trunking Manager、ネットワークデバイス間でのマルチリンクとスプリットマルチリンク情報の作成と編集 • VRF Manager、VRFサービスの設定 • VSN Manager、Fabric Connect/SBPサービスの設定と監視 • Routing Manager、ネットワークデバイス上のルーティングパラメーターの設定 • Multicast Manager、マルチキャストプロトコルを使用するデバイスの表示と設定 • Security Manager、デバイスへのネットワーク管理アクセスの一元化 • Trap and Log Manager、トラップとログファイルの表示とイベント通知の設定 • 仮想サービスネットワーク(VSN) • ソフトウェアデバイスパッチ管理複数デバイスにわたるサービスを監視・設定するためのサブマネージャー Avaya Configuration and Orchestration Managerには、複数ネットワークデバイスにわたるプロトコルや設定を監視・設定できるようにする複数のサブマネージャーが含まれています。これにより、ネットワーク全体に 2| avaya.com/jp バルク設定と在庫管理 COMは複数デバイス間でのファイルのアップロードやダウンロードを一元化できます。この機能により、ネットワーク全体にわたる更新イメージや設定ファイルのスケジュール、更新、デプロイがしやすくなります。また、復元操作後の自動再起動を含め、デバイス設定の集中バックアップと復元も実行できます。機能と利点の概要機能利点トポロジー駆動のWebベース統合要素管理を通して設定、プロビジョニング、およびオーケストレーションを統合。時間と運用コストを節約。 GUI駆動のネットワーク全体にわたる設定、イ一元管理により、処理を加速化でき、貴重なITリソースを解放。ンベントリ、イベント、および変更管理。複数の同時ユーザーをサポートし、役割ベースのユーザー制御機能など、パワフルなアクセス制御を含む。ネットワークの保護、ネットワークの設定と変更の高速化、およびネットワークダウンタイムの削減。簡素化されて直感的なウィザードと使いやすいテンプレートによりアップデートを複数デバイスに適用。設定のセットアップ時間を短縮し、エラーの可能性を低減。関連イーサネットスイッチパラメーターの一元監視付きIPフォンの検出。ネットワーク内におけるAvaya IPフォン統合管理の増強。大小ネットワークをサポートできる高度に拡張可能なソリューション。 1つのライセンスで1,500台までのデバイスを管理。ツールセットには、ネットワーク全体を通して設置/インストールされているハードウェア/ ソフトウェアの検出と表示機能も含まれます。これは、企業が自社ネットワーク機器の全体像を描く助けにもなります。インベントリ情報はまた、外部ファイルからインポートすることも、外部ファイルにエクスポートすることもできます。 Virtualization Provisioning Service は Avaya Configuration and Orchestration Management のプラグインです。これは Configuration and Orchestration Management と同じサーバー上に共存でき、インストールした後は他のConfiguration and Orchestration Managementマネージャーと同様に取り扱われます。 Virtualization Provisioning Service 追加機能とツール TFTP Serverは、認証なしでサーバー間で Virtualization Provisioning Service は、ファイルの転送ができるようにします。トレコンピューター環境内での変化にネットワーースモード機能が有効になっていれば、ファクを自動的に同期する管理ツールで、ITの効イル転送に関する情報をトレースすることも率を上げ、サービス時間を短縮して、一定したできます。アプリケーション稼働状況を確保します。 Smart Diffは、ASCIIベースのスイッチ設定ファイルを比較するためのツールです。分析を通して、ファイルとして保存できるDiffリストを作成します。 Device Port Scanは、接続されているエンドノードのMACアドレスを決定するためにネットワークデバイスポートをスキャンします。スキャンで収集されたデータはファイル形式で保存されます。スキャンは一定間隔で行うようにスケジュールすることも、手動で随時行うこともできます。 Schedulerでは、サブマネージャーから提出されたタスクをスケジュールできます。このツールは Avaya Configuration and Orchestration Manager から独立してバックグラウンドで実行されます。COMが前面で実行されているかどうかにかかわらずスケジュールされたタスクを実行できます。 CLI managementを使用すると、ユーザーはTelnetやSSHを使用してデバイスとやり取りできます。 CLI manager は Avaya Configuration and Orchestration Manager に統合されており、個々のデバイスにツールをインストールする必要がなくなります。サポートされているデバイス • Virtual Services Platform 9000 — v3.0 以降 • Virtual Services Platform 8000 — v4.0 • Virtual Services Platform 7000 — v10.1 or higher以降 • Virtual Services Platform 4000 — v3.0 以降 • Ethernet Routing Switch 8600/8800– v4.0以降 • Ethernet Routing Switch 8300 — v4.、 v4.2 • Ethernet Routing Switch 5500/5600— v6.0以降 • Ethernet Routing Switch 4500/4800– v5.2以降 • Ethernet Routing Switch 35xx — v5.0 以降 • Ethernet Routing Switch 25xx — v4.0 以降 • WLAN 8100 — v1.0以降 • WLAN Access Points 2200 — 1.3 • Belden Hirschmannデバイス図2Bulk Configuration Managerによりデバイスソフトウェアの一元管理が可能 avaya.com/jp | 3 OFF-BOX ENTERPRISE DEVICE MANAGERとは？ • 一元化Off-Box EDMは、すべてのデバイスを単一サーバーから一元管理できる最新デバイス要素管理シフトウェアです。Off-Box EDM を使用すると、誰がデバイスにアクセスできるかをよりよく制御できます。このマネージャーは以下を提供します。図3Off-Box Enterprise Device Manager (EDM) • 読み取り専用および読み取り書き込みアクセス制御 • ユーザーベースのアクセス制御とデバイスリスト管理 • 最高30までのEDMユーザーセッションを同時にサポート • ユーザーベースの監査サポートされているオペレーティングシステムとブラウザ COMでは以下のオペレーティングシステムとブラウザがサポートされています。アバイアについてアバイアは、顧客とチームのエンゲージメントソリューションおよびサービスの主要なグローバルプロバイダーです。オンプレミスとクラウドの展開オプションという柔軟なバリエーションで提供します。アバイアのファブリックベースのネットワーキングソリューションは、ビジネスに不可欠なアプリケーションやサービスの導入を簡素化および迅速化します。詳細については、www.avaya.com/jp をご覧ください。 4| avaya.com/jp オペレーティングシステムバージョン Windows 2008 R2 Server (64ビットのみ) Linux RHEL v5.6/v5.7 (64ビット) ブラウザーバージョン Internet Explorer (IE) バージョン7、8、10 Firefox (FF) バージョン19、20、21 詳細情報 Avaya Configuration and Orchestration Manager の詳細については、担当のAvaya Account ManagerまたはAvaya Authorized Partnerにお問い合わせください。またはオンラインで www.avaya.com/jp をご覧ください。 © 2015 Avaya Inc. All Rights Reserved. Avaya および Avaya のロゴは、米国およびその他の国において登録されているAvaya Inc. の商標です。®、TM、または SM で識別されるすべての商標は、それぞれ、Avaya Inc. の登録商標、商標、サービスマークです。 12/15 • DN5249JA-04