11.国の実動組織の支援体制

11.国の実動組織の支援体制
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げんかい
玄海地域周辺の主な実動組織の所在状況
Ø 不測の事態の場合は、佐賀県、長崎県、福岡県及び関係市町からの要請により、実動組織(警察、
消防、海保庁、自衛隊)による各種支援を必要に応じて実施。
いき し
いま り
ありた
伊万里・有田消防本部
いとしまし
壱岐市消防本部
糸島市消防本部
いき
壱岐警察署
第七管区海上保安本部
からつ
唐津海上保安部
いま り
いとしま
糸島警察署
伊万里警察署
福岡海上保安部
UPZ
まつうらし
松浦市消防本部
いき
壱岐海上保安署
福岡県警察本部
いま り
伊万里海上保安署
まつうら
PAZ
松浦警察署
からつ
唐津警察署
ひらどし
平戸市消防本部
からつし
福岡駐屯地
(陸上自衛隊第4師団司令部、
第4特殊武器防護隊)
唐津市消防本部
ひらど
平戸警察署
かすが
春日基地
(航空自衛隊西部航空方面隊等)
ひらど
平戸海上保安署
させ ぼ
佐世保市消防局
佐賀県警察本部
させ ぼ
佐世保海上保安部
させ ぼ
佐世保警察署
長崎県警察本部
けんぐん
健軍駐屯地
(陸上自衛隊西部方面総監部等)
させ ぼ
佐世保地区
(海上自衛隊佐世保地方総監部等)
長崎海上保安部
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実動組織の広域支援体制
Ø 地域レベルで対応困難な支援要請があった場合は、佐賀県、長崎県、福岡県、関係市町からの各
種要請を踏まえ、政府をあげて、全国規模の実動組織による支援を実施。
Ø 要請の窓口となるオフサイトセンター(実動対処班)において集約された各種要請等に対し、原子力災害
対策本部(官邸・ERC(原子力規制庁緊急時対応センター))の調整により、必要に応じ全国の実動組
織(警察、消防、海保庁、自衛隊)による支援を実施。
全国の実動組織による支援
警察災害派遣隊
緊急消防援助隊
全国の都道府県警察による支援
全国の市町村消防が所属する
都道府県単位による支援
巡視船艇・航空機の派遣
災害派遣・原子力災害派遣
全国の管区海上保安本部によ
る支援
全国の陸・海・空の自衛隊に
よる支援
政府の調整結果に基づく
現地派遣指示
原子力災害対策本部
(首相官邸)
UPZ
佐賀県オフサイトセンター
現地における
各種要請の集約
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施設敷地緊急事態からの現地実動組織の体制
Ø 施設敷地緊急事態の時点で施設敷地緊急事態要避難者の避難が開始されることから、佐賀県、長崎県、福
岡県及び関係市町で避難手段の確保が困難になった場合に備え、現地事故対策連絡会議を開催するととも
に、オフサイトセンター実動対処班を設置(対象となる要員は、必要に応じ施設敷地緊急事態に至る前から体制立
ち上げ)。施設敷地緊急事態以降、原子力緊急事態の解除までの間、継続して対応を実施。
※ オフサイトセンター実動対処班要員参集前に各種要請があった場合は、ERC実動対処班が連絡・調整を実施
→ 不測の事態における佐賀県、長崎県、福岡県及び関係市町からの各種支援の要請に対し、実動組織
(警察、消防、海保庁、自衛隊)が連携のうえ、迅速な対応体制を構築
PAZ内施設敷地緊急事態
要避難支援者※1
在宅の避難行
動要支援者
安定ヨウ素剤
服用困難者
小・中学校
(2校)
保育所
(3施設)
医療機関
(1施設)
社会福祉施設
(2施設)
状況報告
オフサイトセンター
実動対処班
(原子力規制庁、佐賀県、長崎県、福岡県、 連携
警察、消防、海保庁、自衛隊)
現地事故対策
連絡会議※2
対応連絡
佐賀県
長崎県
福岡県
部隊等
派遣
<警察>
佐賀県警察本部
長崎県警察本部
福岡県警察本部
九州管区警察局
関係市町
からつし
唐津市消防本部
その他関係市町管轄消防機関
<海上保安庁>
第七管区海上保安本部
唐津海上保安部
佐世保海上保安部
福岡海上保安部
からつ
させ ぼ
TV会議等を
活用し随時
情報共有
※3 ERC:原子力規制庁緊急時
対応センター
調整
<消防>
ERC※3
実動対処班
<自衛隊>
陸上自衛隊西部方面総監部
海上自衛隊佐世保地方総監部
航空自衛隊西部航空方面隊
※1 全面緊急事態においては、PAZ内の一般住民、OILによる防護措置実施時にはUPZ内のうち対象地域の住民等を対象
※2 全面緊急事態以降は、原子力災害合同対策協議会で情報共有
させ ぼ
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自然災害等により道路等が通行不能になった場合の対応
Ø 自然災害等により、避難経路等を使用した車両による避難ができない場合は、佐賀県、長崎県、福
岡県及び関係市町からの要請により、実動組織(警察、消防、海保庁、自衛隊)による各種支援を必
要に応じて実施。
(凡例)
:ヘリポート適地等
:港湾・漁港
UPZ
:道路交通情報板設置箇所
:信号機電源付加装置設置箇所
船舶による
避難
PAZ
自治体等と連携の上、
通行不能となった道路への
他の車両の流入防止
避難先又は陸路で避難可能な
場所までヘリコプターにより避難
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自然災害などの複合災害で想定される実動組織の活動例
Ø 佐賀県、長崎県、福岡県と関係市町との調整を踏まえ、必要に応じ広域応援を実施。
警察組織
ü現地派遣要員の輸送車両の先導
ü避難住民の誘導・交通規制
ü避難指示の伝達
ü避難指示区域への立ち入り制限等
消防組織
ü避難行動要支援者の搬送の支援
ü傷病者の搬送
ü避難指示の伝達
海上保安庁
ü巡視船艇による住民避難の支援
ü緊急時モニタリング支援
ü船舶等への避難指示の伝達
ü海上における警戒活動
防衛省
ü緊急時モニタリング支援
ü被害状況の把握
ü避難の援助
ü人員及び物資の緊急輸送
ü緊急時の避難退域時検査及び簡易除染
ü人命救助のための通行不能道路の啓開作業
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