日和の利用者様のご家族には、介護の仕事をしている方もいらっしゃい

今年も三が日は初詣
へ! お昼にはおせちを
食べて、特大すごろくに
方言カルタ取り、盛りだ
くさんの大宴会でした!
7日は七草粥!みなさん
七草の唄知っていますか?
15日は小正月。女性の
方のお正月ということで、
男性が昼食作り。
日和の利用者様のご家族には、介護の仕事をしている方もいらっしゃいます。 そのようなご家族との会話の中で「仕事
では出来るし、知識としてもわかっているんだけどね~」という話になることがあります。 仕事ではうまく出来るのに・・・ 。
とてもよくわかります。(笑) 私もそうだからです。
私の祖父は今年で90歳。要介護1ではありますが、なかなか頑固で介護サービスを利用するといったところまで話が進
みません。 こたつで常に横になっているのに、たまに散歩に出て行くのは天気の悪い日ばかり。トイレまでの道のりには水
滴の落し物が。 ばあちゃん子・じいちゃん子の私でも、ついつい強気な口調になってしまうことも・・・。
そんなある日、家に帰ると事件が。 風呂場から祖母の怒り声。「じいちゃんが風呂から出らんにくなって! おれ一人で
ひっぱりあげらんねーから大変だった!」と。 このような場合職場での私ならば、まず安否確認をして「お風呂から出られ
なくなったら、お風呂の栓を抜いて。お湯が無くなれば安全だし立ってもらうのも楽だから」という助言をするのですが・・・。
自分の身内のこととなると、祖父が一人で風呂に入ることができなくなったという驚きが先に立ってしまい、「なんでそんな
ことになっちゃったの?! ばあちゃんも無理しないで誰か呼んで!」と言ってしまいまいした。
祖父はできないことが増えてきて自信消失して不安になっており、祖母はほかに家族がいるとはいえ、妻の私が看なくて
はならないという責任を感じているようでした。私も冷静になって反省して二人が落ち着くまで話を聞き、「孫に話を聞いて
もらった」という安心感で、その場は二人とも落ち着いたようです。
家族だから言えること、第三者だから言えること、介護職員・相談援助者だからわかることなど、それぞれの立場で必要
とされる支援があり、さまざまな目線での意見や発見がよりよい介護につながることを再確認した出来事でした。 今回は
私自身の話になってしまい申し訳ありません。介護に携わる者同士、思いは一緒です。助け合って支え合ってみんなが楽
しい毎日を送れるよう願っております。
日和やながわ 生活相談員:遠藤 碧(あおい)