イタリア日本研究学会

2015 年 10 月 5 日
日本学術会議
会長 大西隆 殿
イタリア日本研究学会
Associazione Italiana per gli Studi Giapponesi
(AISTUGIA)
幹事長 マティルデ・マストランジェロ
日本学術会議幹事会声明への賛同決議
拝啓
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
イタリア日本研究学会(以下、AISTUGIA)は、1973 年、イタリアにおける日本研究を
促進する目的で創立され、現在、400名近い会員を擁し、イタリアにおける日本研究者、
学生、日本に関連する各方面の社会人、日本に真摯な関心を抱く一般人等を糾合するイタ
リア最大の組織として、年次研究会議、論文集発行を初めとする活発な活動を展開してい
ます。
AISTUGIA 主催、2015年度、第39回日本研究会議は、シチリア州、カターニア大
学において去る 9 月 24−26 日に開催されましたが、その間、9 月 25 日の AISTUGIA 総会
において、2015 年 7 月 23 日の日本学術会議幹事会声明「これからの大学のあり方 − 特に
教員養成・人文社会科学系のあり方 − に関する議論に寄せて」の趣意への賛同が、出席者に
より満場一致で決議されましたので、その旨、御報告申し上げます。
海外における日本に関する知識の普及、深化に携わる者として、日本の学界の動向、研
究機関の将来の展望には、会員一同、深い関心を抱いており、その益々の振興を願ってや
みません。
今回の日本学術会議幹事会声明は、まさにその核心に触れるものと存じます。
日本学術会議が今後も、日本における学術進歩の主導、統率機構として、更なる御発展
を遂げられる事を祈りつつ、 まずは AISTUGIA を代表して、上述の賛同意思表明をお知ら
せ申し上げます。
マティルデ・マストランジェロ
(Matilde Mastrangelo)
([email protected])
(www.aistugia.it)