Vol.150 - SBI証券

情報提供用資料
アジア・オセアニア
ニュースウェーブ
Vol.150
2016年2月6日
∼2月19日
今号の内容
株式市場
・まちまちの値動き、中国本土は戻りを試す展開に
債券市場
・債券市場は、多くの国で利回りが低下
為替市場
・アジア・オセアニア通貨は対円で全面安
各国の状況
アジア・オセアニア地域の状況
・アジオセ辞典/そこが知りたい/岡三アジオセ新聞
本資料に関してご留意いただきたい事項
■本資料は、投資家の皆様へのアジア・オセアニア地域の情報提供を目的として岡三アセットマネジメント株式会社が作成したものであり、特
定のファンドの投資勧誘を目的として作成したものではありません。■本資料に掲載されている市況見通し等は、本資料作成時点での当社の見
解であり、将来予告なしに変更される場合があります。また、将来の運用成果を保証するものでもありません。■本資料は、当社が信頼できる
と判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
株式市場と債券市場
株式市場
まちまちの値動き、中国本土は戻りを試す展開に
2月8日∼2月19日のアジア・オセアニア地域の株式市場は、高安まちまちの展開になりました。中国本土は、中国人
民銀行総裁が旧正月連休明け前に人民元安を牽制する発言を行ったことから人民元が対米ドルで反発したほか、李克強
首相が景気刺激策の実施を示唆したことなどが好感され、上昇しました。台湾は、米アップル社の新製品への期待から
テクノロジー株に買戻しの動きが見られ、上昇しました。
一方でインドは、1月の輸出額(前年比)が14ヵ月連続で減少したことを受けて景気減速懸念が強まったことや、通
貨ルピーが対米ドルで下落したことに加え、銀行などの企業決算が市場予想を下回ったことなどから、下落しました。
インドネシアは、2015年10-12月期の経常赤字幅が前四半期比で拡大したことが嫌気され、軟調に推移しました。
<各株式市場の株式指数の騰落率(2016/2/19 現在)>
インデックス
インド・ムンバイSENSEX30種
インドネシア・ジャカルタ総合
オーストラリア・S&P/ASX 200
韓国・韓国総合
シンガポール・ST
タイ・SET
台湾・加権
中国・上海総合
ニュージーランド・NZSX 浮動株50
フィリピン・フィリピン総合
ベトナム・VN
香港・ハンセン指数
香港・ハンセン中国企業株 (H株)
マレーシア・FTSEブルサマレーシアKLCI
2/19 現在
23,709.15
4,697.56
4,952.80
1,916.24
2,656.87
1,320.19
8,325.04
2,860.02
6,141.71
6,792.06
554.03
19,285.50
8,112.57
1,674.88
2/5 比
-3.7%
-2.1%
-0.5%
-0.1%
1.3%
1.1%
※1
3.2%
3.5%
-0.2%
0.4%
1.7%
-0.01%
0.7%
0.7%
騰落率
3ヵ月前比
-8.3%
4.0%
-5.5%
-3.7%
-9.0%
-4.7%
-1.8%
-20.9%
2.4%
※2
-0.5%
-8.0%
-14.3%
-20.4%
0.9%
<2/5 比の騰落率>
-4%
-2%
0%
2%
4%
1年前比
-19.5%
-12.9%
※3
-16.1%
※4
-2.3%
-22.7%
※3
-17.5%
※5
-12.6%
-11.9%
※4
7.3%
※3
-13.0%
-5.7%
※5
※3
-22.3%
-32.8%
※3
※3
-7.4%
※1は2016/2/3の値、※2は2015/11/17の値、※3は2015/2/18の値、
※4は2015/2/17の値、※5は2015/2/13の値で算出。
債券市場
債券市場は、多くの国で利回りが低下
2月8日∼2月19日のアジア・オセアニア地域の債券市場は、多くの国で利回りが低下(価格は上昇)しました。原
油安や株安、欧州金融機関の信用不安などを背景に世界的に利回り低下が進み、アジア・オセアニア地域の債券市場に
も利回りの低下圧力が強まりました。また、インドネシアは当期間に25bp(0.25%)の利下げと預金準備率の引き下
げを行いました。一方フィリピンは、IMFが成長率見通しを引き下げるとともに、資本流出への懸念を示したことなど
から、利回りが上昇(価格は下落)しました。
<各国債券市場の5年債利回りの変化幅(2016/2/19 現在)>
発行国
インド
インドネシア
オーストラリア
韓国
シンガポール
タイ
台湾
中国
ニュージーランド
フィリピン
ベトナム
香港
マレーシア
利回り(%)
7.73
7.86
1.96
1.58
1.77
1.58
0.53
2.70
2.60
4.31
6.41
1.11
3.42
※1
2/5 比
0.12
-0.12
-0.07
-0.05
-0.07
-0.16
0.02
-0.08
-0.09
0.33
-0.22
-0.18
0.02
変化幅
3ヵ月前比
-0.01
-0.68
-0.41
-0.35
-0.21
-0.53
-0.21
-0.31
-0.41
-0.03
※2
-0.29
-0.02
-0.39
<2/5 比の変化幅>
-0.4 -0.2
0.0
0.2
0.4(%)
1年前比
0.01
0.91
0.00
※4
-0.57
※3
0.11
-0.87
-0.45
※6
※5
-0.55
-0.66
※3
1.22
※6
1.06
※3
-0.16
-0.30
※3
※1は2016/2/3の値、※2は2015/11/16の値、※3は2015/2/18の値、
※4は2015/2/17の値、※5は2015/2/16の値、※6は2015/2/13の値で算出。
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
1
為替市場
為替市場
アジア・オセアニア通貨は対円で全面安
2月8日∼2月19日の為替市場は、原油安や株安、欧州金融機関の信用不安などを背景に、投資家のリスク回避姿勢
が強まり、アジア・オセアニア通貨が対円で全面安になりました。中でも韓国・ウォンは、輸出額の減少や、外国人投
資家が韓国株を大きく売り越すなど、資金流出が懸念されたことから、比較的大きな下落となりました。
<各為替レート(対円)の騰落率(2016/2/19現在)>
国・通貨
対円レート
インド・ルピー
インドネシア・ルピア
オーストラリア・ドル
韓国・ウォン
シンガポール・ドル
タイ・バーツ
台湾・ドル
中国・人民元
ニュージーランド・ドル
フィリピン・ペソ
ベトナム・ドン
香港・ドル
マレーシア・リンギット
1.64
0.83
80.53
9.13
80.15
3.15
3.39
17.30
74.75
2.38
0.50
14.49
26.88
2/5 比
-4.8%
-2.8%
-2.5%
-5.7%
-3.4%
-4.0%
-3.8%
-2.8%
-3.5%
-3.1%
-3.9%
-3.4%
-4.5%
<2/5 比の騰落率>
騰落率
3ヵ月前比
-11.6%
-6.5%
-8.9%
-14.1%
-7.9%
-8.2%
-10.0%
-10.1%
-7.3%
-9.2%
-7.8%
-8.6%
-5.2%
-6% -3%
0%
3%
6%
1年前比
-14.3%
-10.0%
-13.1%
-14.7%
-8.5%
-13.7%
-9.9%
-9.0%
-16.4%
-11.5%
-9.6%
-5.5%
-18.0%
※インドネシア・ルピア、韓国・ウォン、ベトナム・ドンは100倍して表示。
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年2月8日∼2月19日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年2月19
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
インド
政府が15日に発表した1月の卸売物価指数は前年比0.90%の低下となった。原油価格の急落を背景に
15ヵ月連続のマイナス。
(ポイント)
25,000
(%)
7.85
株式指数(インド・ムンバイSENSEX30種)
24,000
7.75
23,000
7.65
5年債利回り
7.55
22,000
2/8
(円)
1.75
2/12
2/16
(月/日)
2/8
(ポイント)
40,000
対円レート(インド・ルピー)
2/12
2/16
長期推移(株式・対円レート(インド・ルピー))
株式
(月/日)
(円)
2.5
対円レート(右軸)
1.70
30,000
2.0
1.65
20,000
1.5
1.60
10,000
2/8
2/12
2/16
(月/日)
11/01
1.0
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
2
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年2月8日∼2月19日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年2月19
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
インドネシア
アジア開発銀行(ADB)インドネシア駐在員事務所の所長は、政府がネガティブリスト(投資規制業種リス
ト)改正による外資規制緩和の方針を発表したことに関し、下半期から外資の流入が加速するとの見通し
を明らかにした。
(ポイント)
4,900
(%)
8.25
株式指数(インドネシア・ジャカルタ総合)
4,800
8.00
4,700
7.75
4,600
5年債利回り
7.50
2/8
(円)
0.86
2/12
2/16
(月/日)
2/8
2/12
(ポイント)
6,000
対円レート(インドネシア・ルピア)
2/16
長期推移(株式・対円レート(インドネシア・ルピア))
株式
(月/日)
(円)
1.2
対円レート(右軸)
0.84
5,000
1.0
0.82
4,000
0.8
0.80
0.6
3,000
2/8
2/12
2/16
(月/日)
※インドネシア・ルピアは100倍して表示
11/01
13/01
15/01
(年/月)
※インドネシア・ルピアは100倍して表示
オーストラリア
住宅産業協会が10日に発表した2015年12月の新築住宅販売件数(季節調整済み)は前月比6.0%増となり
4ヵ月ぶりに増加。2.7%減少していた11月から持ち直した。
(ポイント)
5,200
(%)
2.10
株式指数(オーストラリア・S&P/ASX200)
5,000
2.00
4,800
1.90
4,600
1.80
2/8
(円)
84.00
2/12
2/16
5年債利回り
2/8
(月/日)
(ポイント)
7,000
対円レート(オーストラリア・ドル)
2/12
2/16
長期推移(株式・対円レート(オーストラリア・ドル))
(月/日)
(円)
120
6,000
100
5,000
80
82.00
80.00
4,000
60
株式
対円レート(右軸)
3,000
78.00
2/8
2/12
2/16
(月/日)
11/01
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
40
(年/月)
3
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年2月8日∼2月19日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年2月19
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
韓国
中央銀行は16日、政策金利を1.50%に据え置くことを決定。据え置きは8ヵ月連続。景気が緩やかに回
復するなか、海外の政策変更の影響を見極める姿勢。
(ポイント)
1,950
(%)
1.65
株式指数(韓国・韓国総合)
1,900
1.60
1,850
1.55
5年債利回り
1.50
1,800
2/8
(円)
10.00
2/12
2/16
2/8
(月/日)
(ポイント)
2,500
対円レート(韓国・ウォン)
2/12
9.00
8.50
(月/日)
(円)
14
長期推移(株式・対円レート(韓国・ウォン))
株式
9.50
2/16
対円レート(右軸)
2,250
12
2,000
10
1,750
8
1,500
2/8
2/12
2/16
(月/日)
※韓国・ウォンは100倍して表示
6
11/01
13/01
15/01
(年/月)
※韓国・ウォンは100倍して表示
シンガポール
国際企業庁が17日に発表した貿易統計によると、1月の輸出額は名目で9.9%減の122億9,890万シン
ガポールドル(約9,941億円)となった。マイナス成長は3ヵ月連続。減少幅は前月7.2%減から拡大
した。電子製品、非電子製品ともに不振だった事が要因。
(ポイント)
2,700
株式指数(シンガポール・ST)
(%)
1.90
2,600
1.80
2,500
1.70
2,400
5年債利回り
1.60
2/8
(円)
84.00
2/12
2/16
(月/日)
2/8
(ポイント)
4,000
対円レート(シンガポール・ドル)
2/12
2/16
長期推移(株式・対円レート(シンガポール・ドル))
(月/日)
(円)
95
82.00
75
2,000
80.00
株式
対円レート(右軸)
55
0
78.00
2/8
2/12
2/16
(月/日)
11/01
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
4
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年2月8日∼2月19日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年2月19
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
タイ
国家経済社会開発庁が発表した2015年第4・四半期の国内総生産(GDP)は季節調整済みで前期比0.8%
増。第3・四半期から伸びが鈍化し、市場予想をわずかながら下回った。政府が支出を拡大したものの
輸出が低迷したことが要因と見られる。
(ポイント)
1,350
(%)
1.80
株式指数(タイ・SET)
5年債利回り
1.70
1,300
1.60
1,250
1.50
2/8
(円)
3.30
2/12
2/16
2/8
(月/日)
(ポイント)
2,000
対円レート(タイ・バーツ)
2/12
(月/日)
2/16
(円)
5.0
長期推移(株式・対円レート(タイ・バーツ))
株式
対円レート(右軸)
1,600
4.0
1,200
3.0
3.20
2.0
800
3.10
2/8
2/12
2/16
11/01
(月/日)
13/01
15/01
(年/月)
台湾
行政院主計総処は、2016年の域内総生産(GDP)伸び率の予測を1.47%とした。世界経済の先行き不透
明感を背景に、2度目の下方修正となった。なお2015年の成長率は6年ぶりの低水準だった。
(ポイント)
8,400
株式指数(台湾・加権)
(%)
0.55
8,200
0.50
8,000
0.45
7,800
5年債利回り
0.40
2/8
(円)
3.50
2/12
2/16
(月/日)
2/8
(ポイント)
12,000
対円レート(台湾・ドル)
2/12
2/16
長期推移(株式・対円レート(台湾・ドル))
株式
(月/日)
(円)
5
対円レート(右軸)
3.45
10,000
4
3.40
8,000
3
3.35
6,000
2/8
2/12
2/16
(月/日)
11/01
2
13/01
15/01
(年/月)
※台湾証券取引所は2/8∼2/12まで春節の為休場。
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
5
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年2月8日∼2月19日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年2月19
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
中国
中央銀行が16日公表した、1月の新規人民元建て融資は2兆5,100億元(約3,856億米ドル)と前月の
5,978億元から大きく伸び、過去最高となった。春節(旧正月)休暇を控え、中銀が資金供給を拡大した
ことが背景にある。
(ポイント)
2,900
(%)
2.80
株式指数(中国・上海総合)
2,800
2.75
2,700
2.70
5年債利回り
2.65
2,600
2/8
(円)
18.00
2/12
2/16
2/8
(月/日)
2/12
(ポイント)
対円レート(中国・人民元)
2/16
長期推移(株式・対円レート(中国・人民元))
6,000
(月/日)
(円)
30
株式
対円レート(右軸)
17.50
4,000
20
17.00
2,000
10
0
16.50
2/8
2/12
2/16
0
11/01
(月/日)
13/01
15/01
(年/月)
※上海証券取引所は2/8∼2/12まで春節の為休場。
ニュージーランド
統計局が16日発表した2015年第4・四半期の小売売上高(数量ベース、季節・物価変動調整済み)は、
前期比1.2%の増加。市場予想の1.4%増は下回ったものの、堅調な水準だった。
(ポイント)
6,200
(%)
2.80
株式指数(ニュージーランド・NZSX 浮動株50)
5年債利回り
2.70
6,000
2.60
2.50
5,800
2/8
(円)
78.0
2/12
2/16
(月/日)
2/8
(ポイント)
7,000
対円レート(ニュージーランド・ドル)
2/12
長期推移(株式・対円レート(ニュージーランド・ドル))
株式
76.0
74.0
2/16
2/8
2/12
2/16
(月/日)
(円)
130
対円レート(右軸)
6,000
110
5,000
90
4,000
70
3,000
72.0
(月/日)
11/01
50
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
6
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年2月8日∼2月19日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年2月19
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
フィリピン
中銀は11日、政策金利の翌日物借入金利を4.0%に据え置いた。据え置きは予想通り。
(ポイント)
7,000
(%)
6.00
株式指数(フィリピン・フィリピン総合)
6,800
4.00
6,600
2.00
5年債利回り
0.00
6,400
2/8
(円)
2.50
2/12
2/16
2/8
(月/日)
2/12
(ポイント)
9,000
対円レート(フィリピン・ペソ)
2.40
2.30
2/16
長期推移(株式・対円レート(フィリピン・ペソ))
(月/日)
(円)
3.0
7,500
2.5
6,000
2.0
株式
4,500
1.5
対円レート(右軸)
2.20
1.0
3,000
2/8
2/12
(月/日)
2/16
11/01
13/01
15/01
(年/月)
ベトナム
自動車工業会が16日に発表した、1月の自動車販売台数(国産と輸入を含む)は前年同月比15.9%増の2万
3,165台だった。商用車の伸びが全体をけん引したことによるもの。
(ポイント)
555
(%)
6.80
株式指数(ベトナム・VN)
550
6.60
545
6.40
5年債利回り
6.20
540
2/8
(円)
0.53
2/12
2/16
2/8
(月/日)
(ポイント)
700
対円レート(ベトナム・ドン)
0.52
0.51
2/12
2/16
600
0.5
500
0.4
株式
対円レート(右軸)
300
2/8
2/12
※ベトナム・ドンは100倍して表示
2/16
(月/日)
(円)
0.6
長期推移(株式・対円レート(ベトナム・ドン))
400
0.50
(月/日)
11/01
0.3
0.2
13/01
15/01
(年/月)
※ベトナム・ドンは100倍して表示
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
7
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年2月8日∼2月19日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年2月19
日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
香港
有力経済団体の香港中華廠商聯合会の会長が、2016年上半期の輸出額が前年同期に比べ2∼3%減少
するとの見方を示した。欧州の債務問題が解決せず、世界的に生産能力の過剰が続いているなど、上半
期は同国の輸出を押し上げる要素に欠けることに加え、香港ドルの上昇も競争力を弱める要因の一つで
あると述べた。
(ポイント)
19,500
(ポイント)
8,500
株式指数(香港ハンセン指数、H株)
(%)
1.40
5年債利回り
1.30
19,000
8,000
1.20
18,500
7,500
ハンセン指数
H株(右軸)
18,000
7,000
2/8
(円)
15.00
2/12
2/16
1.10
1.00
2/8
(月/日)
2/12
(ポイント)
30,000
対円レート(香港・ドル)
2/16
長期推移(株式・対円レート(香港・ドル))
(円)
20
10
20,000
14.50
(月/日)
株式(ハンセン指数)
対円レート(右軸)
0
10,000
14.00
2/8
2/12
2/16
11/01
(月/日)
13/01
15/01
(年/月)
※香港証券取引所は2/8∼2/10まで春節の為休場。
マレーシア
2015年第4・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比4.5%増となり、伸び率は第3・四半期の4.7%
から鈍化。しかし、商品輸出の落ち込み以上に内需が増加し、伸び率は市場予想の4.3%を上回った。
(ポイント)
1,700
(%)
3.42
株式指数(マレーシア・FTSEブルサマレーシアKLCI)
1,675
3.40
1,650
3.38
5年債利回り
3.36
1,625
2/8
(円)
2/12
2/16
(月/日)
2/8
(ポイント)
対円レート(マレーシア・リンギット)
29.00
2/12
2/16
長期推移(株式・対円レート(マレーシア・リンギット))
2,100
1,900
28.00
(月/日)
(円)
40
株式
対円レート(右軸)
35
1,700
30
1,500
25
27.00
26.00
1,300
2/8
2/12
2/16
(月/日)
11/01
20
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
8
アジア・オセアニア地域の状況
アジア・オセアニアのニュースがよく分かる
アジオセ辞典
今回のテーマは・・・インドネシアの外資規制
【インドネシアの外資規制】いんどねしあのがいしきせい
国内企業への外国資本に対する規制を外資規制といいます。インドネシアの外資規制の中には条件付きで開放され
ている事業分野リストがあり、そのリストは「ネガティブリスト」と呼ばれている。
具体的には、外国人・企業による投資が禁止または規制されている業種については、大統領規定2014年第39号に
定められている。外国人・企業がインドネシアに現地法人を新規で設立したり、既存の現地法人の株式を取得したり
する場合、この外資規制が適用される。
(出所)各種資料より岡三アセットマネジメント作成
インドネシア
外資規制を大幅に緩和
∼2年ぶりネガティブリストを改正∼
インドネシア政府は2月11日、レストラン、農業、運輸、映画館などの業種に対する外資規制を緩和する大規模
な経済の自由化策を決めました。ジョコ・ウィドド大統領は今回の規制緩和を「ビッグバン」と表現しており、そ
の効果に対する期待度の高さを示しました。
インドネシア政府は外資規制緩和を通じて、投資を呼び込み経済成長を加速させたいとし、倉庫業やレストラン
業など少なくとも64業種で緩和する方針です。詳細は2週間以内に公表される見通しです。
2014年改正時のネガティブリストで、外資比率を99%から33%へと規制を強化していた倉庫業は方針を転換し、
67%に緩和することを決定しました。また、冷蔵保管業に関しては100%の出資を認め、地方の農業や漁業の発展
につなげたい考えです。また、テニスやプールなどのスポーツ施設への投資も現行の49%から100%まで出資を認
める他、製薬業や旅行代理店、空港サービス業など緩和業種は多岐にわたっています。
トム・レンボン貿易相は今回の改正について「我が国にとって、この10年間で最大の海外からの投資に対する門
戸開放だ。海外からの投資は資本の増加や国際レベルの専門知識のほか、より多くの技術をインドネシアにもたら
す。国内プレーヤーはこれらのチャンスをつかまなければならない」と語りました。
投資規制の見直しは1月初旬に公表される予定でしたが、改革の中身が十分に革新的でないと大統領が不満を示し、
発表を延期していました。新たな措置については大統領の承認が必要で、提案は数日以内に大統領に送られる見通
しです。ただ、外資規制の緩和は全ての業種が対象ではなく、技術レベルの低い建設業など20業種は規制対象リス
トに追加されています。インドネシアに対する外国直接投資はこの数年間に増加していますが、総投資額や国内総
生産(GDP)比率でみると東南アジアでは最低水準にとどまっており、本改正により投資が拡大し、中小企業を含
め同国の国内産業の発展が期待されています。
今回発表された外資出資規制緩和
現行の
外資出資 外資出資
比率上限 比率上限
33%
49%
51%
67%
100%
67%
100%
67%
100%
業種
ディストリビューター(商社・卸売業)、倉庫業
冷蔵保管業
職業訓練、旅行会社、ゴルフ場、他11業種
スポーツセンター、映画館、他6業種
私営博物館、ケータリング、鉄道サービス、他7業種
レストラン
備考
3業種中、2業種が67%開放、1業種が100%開放
49%開放されている業種:54業種中、14業種が67%開放、
8業種が100%開放
18業種中、10業種が67%開放、1業種が100%開放
55%
67%
建設ビジネス/コンサルティングサービス、他18業種
19業種中、19業種が67%開放
65%
67%
通信網事業、固定網事業、他1業種
3業種中、3業種が67%開放
85%
100%
製薬業
8業種中、1業種が100%開放
95%
100%
高速道路、通信装置試験機関、他3業種
17業種中、5業種が100%開放
(出所)各種資料をもとに岡三アセットマネジメント作成
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
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9
アジア・オセアニア地域の状況
ヒロットとは?
岡三アジオセ新聞
∼ フィリピン・ヒロット∼
出産介助も行う
ヒロットの施術者の中には出産
介 助を行う者も います 。日 本で出産
場 所 とい えば 病 院が 一 般 的 です が 、
フィリピンでは金銭的な理由など
から自宅で出産する人が多いそう
です 。施 術者 は自宅出産を す る人に
対 し 、ヒロッ トを用 いて 出 産前 に 胎
児 の 位 置 を直 し た り 、 出 産 の介 助 だ
け で なく 、 出 産 後の 薬湯 等を 使っ た
母体のケアを行います。
なお、出産介助の方法には、妊婦
の喉に指を挿入して吐く圧力を利用
するなど独特のメソッドが存在する
そうです。苦しそうなので実践した
くはありませんね。
最近は観光の目玉に
最 近 は 政 府 主 導 で ヒロ ッ トの マッ
サージを観光の目玉にする動きが
活発になっています。
国内のスパを充実させることで
海外の観光客を誘致することや、
ヒロットの存在自体を海外に向けて
宣伝することにも力を注いでいます 。
日本でもヒロットの施 術を受けら
れ る サロンも あ るそ う で す 。みな さ
んも体験されてみてはいかがです
か?
マッサージで極上の癒しを
5
皆 さ ん は マ ッ サー ジ な ど に行 か れ
ますか?デスクワークや営業での
運 転 な ど で 肩 こ り や腰 痛 に 悩ま され
ている方も多いと思います。
今 回は フィ リ ピン の伝統 的な マッ
サージ療法である﹁ヒロット﹂に
ついて特集します。
ヒロットとは、フィリピン独特の
マッサージ療法で、現在もなお民間
療法として広く行われています。
世紀から存在すると言われて
いますが、技術が基本的に口頭で
伝えられてきたため、その起源や
発展 につ いて明確に記録 された 文献
は残っていません。
ヒロットは世代から世代へ、家族
や親戚、師弟関係を通して伝えられ
るため、細かい施術の内容や手順は
人によって異なります。
ヒロットの考え方は、温と冷の良
好なバランスが健康の基本というも
ので、エネルギーのつまりが筋肉痛
や発熱の要因であり、マッサージで
循環を良くすることで身体の熱バラ
ンスを整えれば症状が治るというも
のです。施術者は他の部分に比べて
冷えている部分や凝りを見つけ、コ
コナッツオイルを使ったマッサージ
でほぐしていきます。
2016年(平成28年)2月23日(火曜日)@岡三アセットマネジメント(隔週発行)
2016年
2月23日
火曜日
ヒロットの施術方法
ヒロットで使うオイルについて
1. バナナの葉で体のバランスをチェック
殺菌作用があると言われるバナナの葉を使って、体
のバランスのチェックを行います。施術の前後に、
あたためたバナナの葉切れに薄くエキストラバージ
ンココナッツオイルをのばしたものを患部にあて、
体のバランスをチェックします。
施術者は葉を施術患部にあてるだけで、バランスの
崩れている部分を発見・診断することができ、バナ
ナの葉を使った診断後、それぞれの症状にあった治
療を開始します。
使用するオイルはエキストラバージンココナッツオイル
が主流ですが、フィリピンの国花であるサンパギータ
(ジャスミンの種類)から抽出したサンパギータオイルな
どを混ぜて使うこともあります。
ココナッツオイルは浸透性がよく、肌によくなじみ、保
湿効果のほか、肌の老化を防ぐ抗酸化作用もあると言わ
れています。オイルはとてもサラサラしていて、すべり
が良いのが特徴で、配合は症状や部位によって変えるこ
とがあります。手法は地方によって多種多様ですが、薬
草の湿布や、施術前にハーブティーを飲用するなども並
行して行われています。
2. オイルを使って揉みほぐす
トリートメントはオイルを手に塗り、幹部を圧迫し
ながら皮膚を寄せ、親指を含めた十指を使って揉み
ほぐしていきます。圧を加えながら、後頭部、首、
首の付け根、肩甲骨、腰の辺りまで揉みほぐして行
き、皮膚、皮下結合組織、筋肉の3層に働きかけま
す。数多くあるオイルトリートメントの中でも、指
の動きが速く、力強いのがヒロットの特徴です。 ヒ
ロットは、早い動きや遠心性、刺激などを持つ東洋
系マッサージと、血液促進効果や皮膚へのアプロー
チなどを持つ西洋系マッサージの特徴を併せ持った
トリートメントです。
フィリピンの国花
サンパギータ
(出所)各種資料等より岡三アセットマネジメント作成
岡三アセットマネジメントについて
商号:岡三アセットマネジメント株式会社
当社は、金融商品取引業者として投資運用業、投資助言・
代理業および第二種金融商品取引業を営んでいます。
登録番号:関東財務局長(金商)第370号
加入協会:一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
投資信託に関するご質問は、フリーダイヤルまでお気軽に
お問い合わせ下さい。
0120-048-214(営業日の9:00-17:00)
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
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皆様の投資判断に関する留意事項
【投資信託のリスク】
投資信託は、株式や公社債など値動きのある証券等(外貨建資産に投資する場合は為替リスクがあ
ります。)に投資しますので、基準価額は変動します。従って、投資元本が保証されているもので
はなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
投資信託は預貯金と異なります。投資信託財産に生じた損益は、すべて投資者の皆様に帰属します。
【留意事項】
• 投資信託のお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリングオフ)の適用はありません。
• 投資信託は預金商品や保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
また、登録金融機関が取扱う投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
• 投資信託の収益分配は、各ファンドの分配方針に基づいて行われますが、必ず分配を行うものではなく、また、分配金
の金額も確定したものではありません。分配金は、預貯金の利息とは異なり、ファンドの純資産から支払われますので、
分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。分配金は、計算期間中に発生した収益を超えて支払
われる場合があるため、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。ま
た、投資者の購入価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合がありま
す。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
【お客様にご負担いただく費用】
„ お客様が購入時に直接的に負担する費用
購 入 時 手 数 料 :購入価額×購入口数×上限3.78%(税抜3.5%)
„ お客様が換金時に直接的に負担する費用
換 金 時 手 数 料 :公社債投信 1万口当たり上限108円(税抜100円)
その他の投資信託にはありません
信託財産留保額:換金時に適用される基準価額×0.3%以内
„ お客様が信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用(信託報酬)の実質的な負担
:純資産総額×実質上限年率2.052%(税抜1.90%)
※実質的な負担とは、ファンドの投資対象が投資信託証券の場合、その投資信託証券の信託報酬を含めた
報酬のことをいいます。なお、実質的な運用管理費用(信託報酬)は目安であり、投資信託証券の実際
の組入比率により変動します。
その他費用・手数料
監 査 費 用:純資産総額×上限年率0.01296%(税抜0.012%)
※上記監査費用の他に、有価証券等の売買に係る売買委託手数料、投資信託財産に関する租税、信託事
務の処理に要する諸費用、海外における資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息、
借入金の利息等を投資信託財産から間接的にご負担いただく場合があります。
※監査費用を除くその他費用・手数料は、運用状況等により変動するため、事前に料率・上限額等を示すことは
できません。
●お客様にご負担いただく費用につきましては、運用状況等により変動する費用があることから、事前に合計金額若しくは
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【岡三アセットマネジメント】
商
号:岡三アセットマネジメント株式会社
事 業 内 容:投資運用業、投資助言・代理業及び第二種金融商品取引業
登
録:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第370号
加 入 協 会:一般社団法人 投資信託協会/一般社団法人 日本投資顧問業協会
上記のリスクや費用につきましては、一般的な投資信託を想定しております。各費用項目の料率は、委託会社
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