アジア・オセアニア ニュースウェーブ

情報提供用資料
アジア・オセアニア
ニュースウェーブ
Vol.169
2016年11月5日
∼11月18日
今号の内容
株式市場
・資金動向が変化する中、国ごとに跛行色が強まる
債券市場
・多くの国で利回りが大幅に上昇
為替市場
・アジア・オセアニア通貨が対円で全面高
各国の状況
アジア・オセアニア地域の状況
・アジオセ辞典/そこが知りたい/岡三アジオセ新聞
本資料に関してご留意いただきたい事項
■本資料は、投資家の皆様へのアジア・オセアニア地域の情報提供を目的として岡三アセットマネジメント株式会社が作成したものであり、特
定のファンドの投資勧誘を目的として作成したものではありません。■本資料に掲載されている市況見通し等は、本資料作成時点での当社の見
解であり、将来予告なしに変更される場合があります。また、将来の運用成果を保証するものでもありません。■本資料は、当社が信頼できる
と判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
株式市場と債券市場
株式市場
資金動向が変化する中、国ごとに跛行色が強まる
11月7日∼11月18日のアジア・オセアニア地域の株式市場は国・地域ごとに跛行色の強まる展開になりました。イ
ンドネシア、マレーシア、フィリピンなどは、米国の長期金利の上昇を背景とした自国通貨安の進行が嫌気され、ほぼ
全面安になりました。香港は、人民元の対ドルレートが2008年12月以来の安値を付けたことを受けて資本流出懸念が
強まり、下落しました。インドは、通貨ルピーが対ドルで下落したことや、旧高額紙幣の使用禁止政策が実体経済に短
期的な悪影響を与えることに対する警戒感が強まり、下落しました。
一方で、オーストラリアは、トランプ米次期大統領が積極的な財政政策を導入する方針を示したことを受けて鉄鉱石
などの金属価格が上昇し、資源株主導で上昇しました。シンガポールは、金融株などが域内の安全資産として買われる
動きが強まり、上昇しました。
<各株式市場の株式指数の騰落率(2016/11/18現在)>
インデックス
インド・ムンバイSENSEX30種
インドネシア・ジャカルタ総合
オーストラリア・S&P/ASX 200
韓国・韓国総合
シンガポール・ST
タイ・SET
台湾・加権
中国・上海総合
ニュージーランド・NZSX 浮動株50
フィリピン・フィリピン総合
ベトナム・VN
香港・ハンセン指数
香港・ハンセン中国企業株 (H株)
マレーシア・FTSEブルサマレーシアKLCI
11/18 現在
26,150.24
5,170.11
5,359.42
1,974.58
2,838.65
1,473.86
9,008.79
3,192.86
6,857.84
7,067.73
673.25
22,344.21
9,349.31
1623.8
11/4 比
-4.1%
-3.6%
3.4%
-0.4%
1.8%
-0.8%
-0.7%
2.2%
2.2%
-2.2%
1.0%
-1.3%
-1.5%
-1.5%
騰落率
3ヵ月前比
-7.0%
-5.3%
-2.7%
-3.9%
0.1%
-4.7%
-1.2%
2.9%
-7.1%
-11.1%
1.9%
-2.9%
-3.2%
-4.2%
<11/4 比の騰落率>
-6%
-3%
0%
3%
6%
1年前比
2.6%
14.9%
4.4%
0.6%
-1.6%
7.0%
8.0%
-10.5%
14.7%
※1
3.6%
11.6%
0.7%
-7.0%
-2.0%
※1は2015/11/17の値で算出。
債券市場
多くの国で利回りが大幅に上昇
11月7日から11月18日の債券市場は、トランプ米次期大統領の下でインフラ投資などの財政政策により、米国の経済
成長やインフレが加速するとの期待から米国を中心に世界的に利回りが上昇(価格は下落)しました。また、米ドル高が
進むなど新興国から資金流出の動きが強まったことも、アジア・オセアニア地域の債券利回りが急上昇した要因となりま
した。一方、インドでは高額紙幣廃止により、消費が減速するとの観測や、卸売物価の上昇率が市場予想を下回ったこと
を受けて、利回りが低下(価格は上昇)しました。
<各国債券市場の5年債利回りの変化幅(2016/11/18 現在)>
発行国
インド
インドネシア
オーストラリア
韓国
シンガポール
タイ
台湾
中国
ニュージーランド
フィリピン
ベトナム
香港
マレーシア
※1は2015/11/16の値で算出。
利回り(%)
6.40
7.75
2.20
1.88
1.74
2.09
0.88
2.66
2.46
4.70
5.55
1.09
4.13
11/4 比
-0.34
0.75
0.26
0.35
0.44
0.17
0.19
0.21
0.16
0.74
0.45
0.42
0.82
変化幅
3ヵ月前比
-0.65
1.14
0.69
0.63
0.46
0.31
0.40
0.16
0.70
1.78
-0.39
0.48
0.95
<11/4 比の変化幅>
-1.0 -0.5
0.0
1年前比
-1.34
-0.77
-0.14
-0.08
-0.30
-0.01
0.14
-0.34
-0.53
※1
0.35
-1.15
-0.04
0.33
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
0.5
1.0(%)
1
為替市場
為替市場
アジア・オセアニア通貨が対円で全面高
11月7日から11月18日の為替市場は、米大統領選挙で大方の予想に反してトランプ氏が勝利したことを受けて、ア
ジア・オセアニア通貨が一時急落する場面がありました。しかしその後は、トランプ氏の掲げるインフラ投資など財政
政策により、米国の経済成長やインフレが加速するとの期待から米金利の上昇とともに、ドルが対円で急騰した影響を
受けて、アジア・オセアニア通貨は対円で全面高の展開になりました。
<各為替レート(対円)の騰落率(2016/11/18 現在)>
国・通貨
対円レート
インド・ルピー
インドネシア・ルピア
オーストラリア・ドル
韓国・ウォン
シンガポール・ドル
タイ・バーツ
台湾・ドル
中国・人民元
ニュージーランド・ドル
フィリピン・ペソ
ベトナム・ドン
香港・ドル
マレーシア・リンギット
1.63
0.83
81.38
9.39
77.74
3.12
3.46
16.04
77.74
2.22
0.49
14.30
25.02
11/4 比
5.3%
4.7%
2.8%
3.9%
4.3%
5.8%
5.5%
5.1%
3.0%
4.5%
6.7%
7.6%
2.0%
騰落率
3ヵ月前比
8.8%
8.5%
6.0%
4.2%
4.2%
7.9%
8.8%
6.3%
6.8%
2.7%
10.0%
11.0%
-0.2%
<11/4 比の騰落率>
-8% -4%
0%
4%
8%
1年前比
-12.8%
-7.7%
-7.4%
-11.4%
-10.6%
-9.2%
-8.0%
-17.1%
-2.8%
-14.9%
-10.4%
-10.4%
-10.9%
※インドネシア・ルピア、韓国・ウォン、ベトナム・ドンは100倍して表示。
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年11月7日∼11月18日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年11月
18日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
インド
8日に1,000ルピー札と500ルピー札の高額紙幣廃止が決定され、国民の間に広がった混乱と不満を和ら
げる狙いで、政府は13日、銀行預金の引き出し額の上限を引き上げた。廃止された紙幣は、インドの通
貨流通量の80%強を占めていた。
(ポイント)
28,000
(%)
6.80
株式指数(インド・ムンバイSENSEX30種)
27,000
6.60
26,000
6.40
25,000
5年債利回り
6.20
11/7
(円)
1.65
11/11
11/15
(月/日)
11/7
(ポイント)
40,000
対円レート(インド・ルピー)
11/11
11/15
長期推移(株式・対円レート(インド・ルピー))
株式
(月/日)
(円)
2.5
対円レート(右軸)
1.60
30,000
2.0
1.55
20,000
1.5
1.50
10,000
11/7
11/11
11/15
(月/日)
11/01
1.0
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
2
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年11月7日∼11月18日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年11月
18日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
インドネシア
自動車製造業者協会は、2016年第3四半期の自動車部品の輸出量が前年同期比22%増の143万個だった
ことを発表した。自動車部品各社が、市場拡大戦略を推進していることが背景にある。
(ポイント)
6,000
(%)
8.00
株式指数(インドネシア・ジャカルタ総合)
5,500
7.50
5,000
7.00
4,500
5年債利回り
6.50
11/7
(円)
0.83
11/11
11/15
(月/日)
11/7
11/11
(ポイント)
6,000
対円レート(インドネシア・ルピア)
11/15
(月/日)
(円)
1.2
長期推移(株式・対円レート(インドネシア・ルピア))
0.82
0.81
0.80
5,000
1.0
4,000
0.8
0.79
株式
0.78
対円レート(右軸)
0.6
3,000
11/7
11/11
11/15
(月/日)
※インドネシア・ルピアは100倍して表示
11/01
13/01
15/01
(年/月)
※インドネシア・ルピアは100倍して表示
オーストラリア
オーストラリア・ニュージーランド銀行が発表した新聞とインターネットによる10月の求人広告件数は
前月比1.0%増加し、横ばいだった9月から回復した。また、前年同月比では5.2%増となり、労働市場を
めぐる状況が引き続き改善していることを示している。
(ポイント)
5,400
(%)
3.00
株式指数(オーストラリア・S&P/ASX200)
5年債利回り
2.00
5,200
1.00
5,000
11/7
(円)
84.00
11/11
11/15
(月/日)
11/7
(ポイント)
7,000
対円レート(オーストラリア・ドル)
11/11
11/15
長期推移(株式・対円レート(オーストラリア・ドル))
(月/日)
(円)
120
6,000
100
5,000
80
82.00
80.00
4,000
株式
60
対円レート(右軸)
3,000
78.00
11/7
11/11
11/15
(月/日)
11/01
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
40
(年/月)
3
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年11月7日∼11月18日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年11月
18日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
韓国
産業通商資源省は8日、政府主導で実施した全国的な大規模セールイベントが第4・四半期の国内総生産
(GDP)を前年比で0.13%ポイント押し上げるとの見通しを示した。
(ポイント)
2,050
(%)
2.00
株式指数(韓国・韓国総合)
5年債利回り
2,000
1.50
1,950
1,900
1.00
11/7
(円)
9.60
11/11
11/15
(月/日)
11/7
(ポイント)
2,500
対円レート(韓国・ウォン)
11/11
11/15
(月/日)
(円)
14
長期推移(株式・対円レート(韓国・ウォン))
株式
対円レート(右軸)
9.40
2,250
12
9.20
2,000
10
9.00
1,750
8
8.80
1,500
11/7
11/11
11/15
(月/日)
※韓国・ウォンは100倍して表示
6
11/01
13/01
15/01
(年/月)
※韓国・ウォンは100倍して表示
シンガポール
陸上交通庁が発表した10月の乗用車の新規登録台数は前年同月比27.9%増の7,809台。伸び率は前月の
51.0%から大幅に縮小した。
(ポイント)
2,850
(%)
2.00
株式指数(シンガポール・ST)
2,800
5年債利回り
1.00
2,750
0.00
11/7
(円)
78.00
11/11
11/15
(月/日)
11/7
(ポイント)
4,000
対円レート(シンガポール・ドル)
11/11
11/15
長期推移(株式・対円レート(シンガポール・ドル))
(月/日)
(円)
95
76.00
2,000
75
74.00
株式
対円レート(右軸)
0
72.00
11/7
11/11
11/15
(月/日)
11/01
55
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
4
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年11月7日∼11月18日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年11月
18日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
タイ
中央銀行は政策金利を1.50%に据え置いた。インフレの脅威はなく政策は十分緩和的と指摘。結果、
12回連続の据え置きとなった。
(ポイント)
1,550
(%)
2.20
株式指数(タイ・SET)
5年債利回り
2.10
1,500
2.00
1,450
1.90
1,400
1.80
11/7
(円)
3.20
11/11
11/15
11/7
(月/日)
(ポイント)
2,000
対円レート(タイ・バーツ)
11/11
11/15
長期推移(株式・対円レート(タイ・バーツ))
株式
(月/日)
(円)
5.0
対円レート(右軸)
3.10
1,600
4.0
3.00
1,200
3.0
2.90
800
11/7
11/11
11/15
2.0
11/01
(月/日)
13/01
15/01
(年/月)
台湾
中央銀行の総裁は9日、台湾の2016年の経済成長率は1.22%となり、当局目標とほぼ一致するとの見
通しを示した。10月の輸出が2年超ぶりの大幅な伸びを示し、年末に向けた好調なハイテク製品需要を
示唆した。
(ポイント)
9,400
(%)
1.00
株式指数(台湾・加権)
5年債利回り
9,200
0.50
9,000
8,800
0.00
8,600
11/7
(円)
3.50
11/11
11/15
(月/日)
11/7
(ポイント)
12,000
対円レート(台湾・ドル)
11/11
11/15
長期推移(株式・対円レート(台湾・ドル))
株式
(月/日)
(円)
5
対円レート(右軸)
3.40
10,000
4
3.30
8,000
3
3.20
6,000
11/7
11/11
11/15
(月/日)
11/01
2
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
5
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年11月7日∼11月18日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年11月
18日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
中国
政府は10日までに、小排気量の新車購入を支援する減税措置の期限を、予定していた2016年末から延
長する検討を始めた。自動車産業は経済全体に与える影響が大きいため、景気の下支え効果を維持する
狙いがあると見られる。
(ポイント)
3,250
(%)
2.80
株式指数(中国・上海総合)
3,200
5年債利回り
2.60
3,150
2.40
3,100
3,050
2.20
11/7
(円)
16.50
11/11
11/15
(月/日)
11/7
11/11
(ポイント)
対円レート(中国・人民元)
11/15
長期推移(株式・対円レート(中国・人民元))
6,000
(月/日)
(円)
30
株式
対円レート(右軸)
16.00
4,000
20
15.50
2,000
10
0
15.00
11/7
11/11
11/15
0
11/01
(月/日)
13/01
15/01
(年/月)
ニュージーランド
中央銀行は10日、政策金利を2.0%から過去最低の1.75%に引き下げた。また同時に、今回の利下げに
よってインフレは目標レンジ内に回帰するとの見通しを示した。
(ポイント)
7,000
(%)
2.60
株式指数(ニュージーランド・NZSX 浮動株50)
6,800
2.40
6,600
2.20
6,400
5年債利回り
2.00
11/7
(円)
78.0
11/11
11/15
(月/日)
11/7
(ポイント)
8,000
対円レート(ニュージーランド・ドル)
11/11
11/15
長期推移(株式・対円レート(ニュージーランド・ドル))
株式
(月/日)
(円)
110
対円レート(右軸)
77.0
6,000
90
76.0
4,000
70
75.0
2,000
11/7
11/11
11/15
(月/日)
11/01
50
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
6
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年11月7日∼11月18日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年11月
18日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
フィリピン
統計局が発表した9月の貿易統計は、輸出が前年同月比5.1%増の52億1,000万米ドルとなり、2015年3
月以来、初めて前年比プラスに転じた。鉱物や電子部品の輸出が大幅に伸びた事が要因。
(ポイント)
7,500
(%)
6.00
株式指数(フィリピン・フィリピン総合)
5年債利回り
4.00
7,000
2.00
0.00
6,500
11/7
(円)
2.30
11/11
11/15
(月/日)
11/7
(ポイント)
9,000
対円レート(フィリピン・ペソ)
2.20
2.10
11/11
11/15
(月/日)
(円)
3.0
長期推移(株式・対円レート(フィリピン・ペソ))
7,500
2.5
6,000
2.0
株式
4,500
1.5
対円レート(右軸)
2.00
1.0
3,000
11/7
11/11
(月/日)
11/15
11/01
13/01
15/01
(年/月)
ベトナム
国会本会議は7日、2017年の国内総生産(GDP)成長率の目標を6.7%に設定した2017年経済・社会発
展計画を可決した。6.3∼6.5%とされる2016年通年の成長率から加速を図る。
(ポイント)
680
(%)
5.60
株式指数(ベトナム・VN)
5年債利回り
5.40
675
5.20
670
5.00
665
4.80
11/7
(円)
0.500
11/11
11/15
(月/日)
11/7
(ポイント)
700
対円レート(ベトナム・ドン)
0.480
11/11
11/11
※ベトナム・ドンは100倍して表示
11/15
(月/日)
(円)
0.6
600
0.5
500
0.4
株式
対円レート(右軸)
300
11/7
(月/日)
長期推移(株式・対円レート(ベトナム・ドン))
400
0.460
11/15
11/01
0.3
0.2
13/01
15/01
(年/月)
※ベトナム・ドンは100倍して表示
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
7
各国の状況
※株式指数、5年債利回り、対円レートグラフは2016年11月7日∼11月18日までの期間。※長期推移グラフの期間は2011年1月4日∼2016年11月
18日まで。※取引市場が休場の場合は前営業日の値を用いて表示しています。
香港
政府は11日、2016年第3四半期の域内総生産(GDP、速報値)成長率が実質で前年同期比1.9%だった
と発表。前四半期の1.7%から0.2ポイント拡大した。成長率の拡大は2四半期連続。財貨輸出が引き
続き上向いたことに加え、投資や消費も改善した事が要因となった。
(ポイント)
23,000
(ポイント)
10,000
株式指数(香港ハンセン指数、H株)
(%)
1.50
5年債利回り
1.00
22,500
9,000
0.50
22,000
ハンセン指数
H株(右軸)
21,500
8,000
11/7
(円)
14.50
11/11
11/15
0.00
11/7
(月/日)
11/11
(ポイント)
30,000
対円レート(香港・ドル)
11/15
長期推移(株式・対円レート(香港・ドル))
(月/日)
(円)
20
14.00
20,000
10
株式(ハンセン指数)
13.50
対円レート(右軸)
10,000
13.00
11/7
11/11
11/15
0
11/01
(月/日)
13/01
15/01
(年/月)
マレーシア
中央銀行が11日に発表した2016年7∼9月の国内総生産(GDP、速報値)成長率は、物価変動の影響を除
いた実質で前年同期比4.3%だった。伸びは4∼6月の4.0%から0.3ポイントの拡大で、6四半期ぶりに
上向いた。民間部門の消費と投資、輸出が堅調に推移し、景気を下支えした事が要因となった。
(ポイント)
1,700
(%)
6.00
株式指数(マレーシア・FTSEブルサマレーシアKLCI)
1,650
4.00
1,600
2.00
5年債利回り
0.00
1,550
11/7
(円)
11/11
11/15
(月/日)
11/7
(ポイント)
対円レート(マレーシア・リンギット)
11/11
11/15
長期推移(株式・対円レート(マレーシア・リンギット))
2,100
25.50
24.50
24.00
対円レート(右軸)
1,900
35
1,700
30
1,500
25
1,300
11/7
11/11
11/15
(月/日)
(円)
40
株式
25.00
(月/日)
11/01
20
13/01
15/01
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
(年/月)
8
アジア・オセアニア地域の状況
アジア・オセアニアのニュースがよく分かる
アジオセ辞典
今回のテーマは・・・独身の日
【独身の日】どくしんのひ
11月11日は1が並ぶことから中国では「独身の日」とされていましたが、中国のネット通販最大手であるアリババ集団
が消費の弱い11月を盛り上げようと2009年のこの日に24時間のタイムセールを実施したことから広く知られるように
なりました。ここ数年はネットでの買い物をする日として定着化が進んでいます。
(出所)各種資料より岡三アセットマネジメント作成
「独身の日」のケタ違いの結果
11月11日の「独身の日」では、今年もインターネット上での大規模セールが展開されました。中国のネット通
販最大手のアリババ集団は、この日1日で過去最高の1,207億元、日本円にして約1兆8,900億円という驚きの数
字をたたき出しましたが、この数字はジャマイカ1国のGDPに匹敵するものとなっています。アリババが2009年
に24時間のタイムセールを行ったことから定着化が進んだ「独身の日にはネットで買い物」というパターンに、
海外からも熱い視線が注がれています。
2016年は昨年の4万社から今年は10万社もの企業がアリババのネット・セールに参加したとされていますが、
そのうち海外の企業は1万1,000社となっており、たとえば日本勢では「ユニクロ」や「マツキヨ」、スペインで
はファスト・ファッションのリーダー格「ZARA」、米国では「ナイキ」に加え「アップル」や小売大手の
「ターゲット」などがアリババのセールに参加しました。
日本企業は足元の円高もあり、昨年1万円の商品が500元で買えたのに対し、今年は650元程度出さないと買え
ず、お客様である中国人から見ると実質的な値上がりとなってしまうことに配慮し、価格に頼らない特色や戦略
を出すことに注力したようです。ユニクロのバーチャルとリアルの連動効果で商戦を盛り上げる取組みなどが奏
功したこともあって、越境ECの売上順位で日本は米国を抜き1位となりました。3位には韓国、4位にオーストラ
リア、5位にはドイツが入っています。
ところで、セールの対象は日用品や化粧品、海
【独身の日セールへの日本企業の取組み】
外旅行、はては自動車と幅広いものとなっていま
す。なかには5割引を超える割引商品も登場し、こ 企業名
出店概要・実績
今年のポイント
の日まで「買い控え」をして臨む女性客なども多
ユニクロ
15年の売上高は1日で6兆
約500の実店舗でも一部
いとか。ちなみに1兆8,900億円は、2016年の中
(アパレル)
元以上に
商品を割引価格で提供
国の人口を13億7,800万人(IMF2016年推計)と
化粧品や日用品を中心に
して計算すると、国民1人あたり1,371円程度の買 マツモトキヨシHD
日焼け止めや化粧水など
出品数を4倍の400品目に
(ドラッグストア)
い物をしたことになります。
増やす
ユニ・チャーム
子ども用紙おむつ、生理
中国製のおむつに加え、
また、余波はこんなところにも、というのがシ
(日用品)
用品など
日本製品の販売を拡大
ステムや宅配業者への負荷への対応です。数億人
ウテナ
美容マスクやヘアケア関
今年から初出店し、訪日
のネットユーザーが一度にアクセスしても大丈夫
(化粧品)
連商品
客に人気の商品を販売
にした「天猫」や「タオバオ」は、今年は耐負荷
性能を昨年の倍以上に拡大し、携帯ワイヤレス端
末の耐負荷性能は昨年の25倍にも拡大しました。
【独身の日セールの結果】
また、昨年この2社だけでも7,800万件の小包が
発送され、一時は倉庫がパンク状態だったことに
企業名
出店概要・実績
ついても、中国の13大宅配業者が分配センターを
トーキョーオタクモード
通常1日の売上の50倍、1日で10月分の売上を
150ヵ所以上、宅配物処理用地を200万平方メート (アニメやゲームのキャラ
超える福袋は数秒で完売
ル以上追加し、さらに、100機以上の輸送機の調
クターグッズ販売)
達も行うというまさに「万全の構え」で対応しま
セール開始1時間で目玉商品売り切れ、資生堂
アスクル
した。国家郵政局でも独身の日期間(11月11-16
の目玉商品「フィーノ」は開始10分で完売
日)の宅配便業務量を3億2,300万件と予想し、こ
前年よりやや減少も、1日で3ヵ月分の売上げ、
ケンコーコム
ちらも同様に、分配センターの増築・新築、処理
紙おむつ、シャンプー、ナプキン等が売れ筋
用地の拡大、緊急対応スタッフの5,000人追加と対
速報値で数ヵ月分の売上げに匹敵する約1億
アイスタイル
応に追われたようです。
4,000万円を販売
オートバックスセブン
車用空気清浄器などを中心に約100件の注文
ほんのちょっとの「きっかけ」がうまくいくと
これだけ多くの「ヒト」「モノ」「カネ」が動く
中国。中国13億の「頭数」はやはりあなどれません。
(出所)各種資料をもとに岡三アセットマネジメント作成
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
9
アジア・オセアニア地域の状況
5
10
市場環境等についての評価、分析等は、将来の運用成果等を保証するものではありません。
表紙の「本資料に関してご留意いただきたい事項」と巻末の「皆様の投資判断に関する留意事項」を必ずご覧下さい。
本資料のデータ等は、Bloomberg、各種資料をもとに作成しております。
岡三アジオセ新聞
∼シンガポール∼
ユニバーシティ(大学) 20-23歳
教育期間内であれば卒業できるのが
一般的ですが、シンガポールは義務
教育でも卒業試験が全てで、その後
の人生に大きな影響を与えています。
6
66.2%
21.7%
エクスプレス
小学生でも落第あり
技術教育研修所
ノーマル(技術),
プライマリー(小学校) 7-12歳
厳しい教育制度も合理主義から
20
エクスプレス,
ノーマル(アカデミック),
セカンダリー(中学校) 13-16歳
卒業試験で進路が決まる
5
6
4
岡三アセットマネジメントについて
商号:岡三アセットマネジメント株式会社
当社は、金融商品取引業者として投資運用業、投資助言・
代理業および第二種金融商品取引業を営んでいます。
登録番号:関東財務局長(金商)第370号
加入協会:一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
ム
ポリテクニック
失格, 1.7%
プレスクール(幼稚園) 4-6歳
2016年
11月22日
火曜日
2015年の小学校卒業試験の結
同国の教育制度は、学年の分け方や 果を見ると、全ての受験者のうち
呼称にかつて統治されていた英国の影 1.7%が失格、つまり落第となっ
響を大きく受けながらも、独自のシス ています。このうち受験が初めての
テムで運営されています。幼稚園︵プ 児童には来年再受験の道が残され、
レスクール︶に始まり、プライマリー 2回目の児童は特別教育校へ進学す
︵小学校︶ 年、セカンダリー︵中
ることになります。また合格者でも
学校︶が ∼ 年と続きます。この エクスプレスコースとノーマルコー
次にジュニアカレッジや高等専門学校 スには違いがあり、4年後に中学校
などのポストセカンダリーと呼ばれる の卒業試験を受けることができるエ
∼3年間の教育課程があり、 歳 クスプレスに比べ、ノーマル︵アカ
を迎える頃に大学入学となります。
デミック︶では 年が必要です。
一見、日本の制度とも似ているよう
ですが、大きく異なる点が二つありま 大学入学は狭き門
す。一つ目は義務教育が小学校のみで
何故このように厳しい制度が設け
あること。二つ目は各教育課程の修了
られているのでしょうか。それは大
時に全国共通の卒業試験があることで
学入学と大きな関係があります。レ
す。この試験に合格しなければ小学校
ベルの低下を防ぐために、同国には
すら卒業することができませんし、ま
国立大学が 校しかありません。
た公立の中学校に進む場合でも、居住
﹁限られた大学進学枠は学業優秀
地ではなく、卒業試験の成績によって
な生徒に、そうでない生徒には職業
学力別に進学先が決められるため、小
訓練を﹂という考え方を反映させた
学校卒業時の成績でその後の進学があ
ものが現在の教育制度となっている
る程度決められてしまうのです。日本
ゆえであり、何事においても合理性
の小学校・中学校には卒業試験がなく、
を重んじる国の考え方が色濃く表れ
また出席日数が不十分であっても義務
た制度だと感じます。
1
(出所)Ministry of education, Singapore
校 ラ
ジュニアカレッジ
立 独 ロ
ポスト セカンダリー(高等学校)
17-19歳
統
特 合
ノーマル
(アカデミック/
技術)
2015年小学校卒業試験の結果
シンガポールの教育課程
建国以来﹁人材こそ最大の資源﹂と
いう理念を掲げるシンガポールは教育
大国でもあり、とても現実的なシステ
ムで知られます。今回は同国の教育事
情についてご紹介します。
2016年(平成28年)11月22日(火曜日)@岡三アセットマネジメント(隔週発行)
受験者数:39,286人
10.4%
私 別 プ
校 立 グ
投資信託に関するご質問は、フリーダイヤルまでお気軽に
お問い合わせ下さい。
0120-048-214(営業日の9:00-17:00)
皆様の投資判断に関する留意事項
【投資信託のリスク】
投資信託は、株式や公社債など値動きのある証券等(外貨建資産に投資する場合は為替リスクがあ
ります。)に投資しますので、基準価額は変動します。従って、投資元本が保証されているもので
はなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
投資信託は預貯金と異なります。投資信託財産に生じた損益は、すべて投資者の皆様に帰属します。
【留意事項】
• 投資信託のお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリングオフ)の適用はあり
ません。
• 投資信託は預金商品や保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
また、登録金融機関が取扱う投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。
• 投資信託の収益分配は、各ファンドの分配方針に基づいて行われますが、必ず分配を行うものではなく、ま
た、分配金の金額も確定したものではありません。分配金は、預貯金の利息とは異なり、ファンドの純資産
から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。分配金は、計算
期間中に発生した収益を超えて支払われる場合があるため、分配金の水準は、必ずしも計算期間における
ファンドの収益率を示すものではありません。また、投資者の購入価額によっては、分配金の一部または全
部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります。ファンド購入後の運用状況により、分配金
額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
【お客様にご負担いただく費用】
„ お客様が購入時に直接的に負担する費用
購 入 時 手 数 料 :購入価額×購入口数×上限3.78%(税抜3.5%)
„ お客様が換金時に直接的に負担する費用
信託財産留保額:換金時に適用される基準価額×0.3%以内
„ お客様が信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用(信託報酬)の実質的な負担
:純資産総額×実質上限年率2.052%(税抜1.90%)
※実質的な負担とは、ファンドの投資対象が投資信託証券の場合、その投資信託証券の信託報酬を含めた報酬のこと
をいいます。なお、実質的な運用管理費用(信託報酬)は目安であり、投資信託証券の実際の組入比率により変動
します。
その他費用・手数料
監 査 費 用:純資産総額×上限年率0.01296%(税抜0.012%)
※上記監査費用の他に、有価証券等の売買に係る売買委託手数料、投資信託財産に関する租税、信託事務の処理に要
する諸費用、海外における資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息、借入金の利息等を投
資信託財産から間接的にご負担いただく場合があります。
※ 監査費用を除くその他費用・手数料は、運用状況等により変動するため、事前に料率・上限額等を示すことはでき
ません。
●お客様にご負担いただく費用につきましては、運用状況等により変動する費用があることから、事前に合計金額若しくは
その上限額又はこれらの計算方法を示すことはできません。
【岡三アセットマネジメント】
商
号:岡三アセットマネジメント株式会社
事 業 内 容:投資運用業、投資助言・代理業及び第二種金融商品取引業
登
録:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第370号
加 入 協 会:一般社団法人 投資信託協会/一般社団法人 日本投資顧問業協会
上記のリスクや費用につきましては、一般的な投資信託を想定しております。各費用項目の料率は、委託会社で
ある岡三アセットマネジメント株式会社が運用する公募投資信託のうち、最高の料率を記載しております。投資
信託のリスクや費用は、個別の投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、事前に、個別の投資信
託の「投資信託説明書(交付目論見書)」の【投資リスク、手続 ・手数料等】をご確認ください。
取り扱い金融商品に関する留意事項
●商号:岡三オンライン証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 52 号
●加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会
●リスク:【株式等】株価変動による値下りの損失を被るリスクがあります。信用取引、先物取引、オプション取引および株価指数証拠金取引では投資金額
(保証金・証拠金)を上回る損失を被る場合があります。株価は、発行会社の業績、財務状況や金利情勢等様々な要因に影響され、損失を被る場合があり
ます。投資信託、不動産投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等は、裏付け資産の評価額(指数連動型の場合は日経平均株価・TOPIX
等)等、先物取引、オプション取引および株価指数証拠金取引は対象指数等の変化に伴う価格変動のリスクがあります。外国市場については、為替変動
や地域情勢等により損失を被る場合があります。上場新株予約権証券は、上場期間・権利行使期間が短期間の期限付きの有価証券であり、上場期間内に
売却するか権利行使期間内に行使しなければその価値を失い、また、権利行使による株式の取得には所定の金額の払込みが必要です。株価指数証拠
金取引では建玉を保有し続けることにより金利相当額・配当相当額の受け払いが発生します。【外貨建て債券】債券の価格は基本的に市場の金利水準の
変化に対応して変動するため、償還の前に売却すると損失を被る場合がございます。また、額面金額を超えて購入すると償還時に損失を被る場合がござ
います。債券の発行者又は債券の元利金の支払いを保証している者の財務状態の悪化等により、債券の価格が変動し損失を被る場合がございます。債
券の発行者又は債券の元利金の支払いを保証している者の財務状態の悪化等により元本や利子の支払いが滞り損失を被る場合がございます。外貨建て
債券は外国為替相場の変動などにより、円換算でのお受取金額が減少する恐れがあります。これにより円換算で投資元本を割込み、損失を被る場合がご
ざいます。【FX】外国為替証拠金取引(以下、「FX」という。)は預託した証拠金の額を超える取引ができるため、対象通貨の為替相場の変動により損益が
大きく変動し、投資元本(証拠金)を上回る損失を被る場合があります。外貨間取引は、対象通貨の対円相場の変動により決済時の証拠金授受の額が増減
する可能性があります。対象通貨の金利変動等によりスワップポイントの受取額が増減する可能性があります。ポジションを構成する金利水準が逆転した
場合、スワップポイントの受取から支払に転じる可能性があります。為替相場の急変時等に取引を行うことができず不測の損害が発生する可能性がありま
す。【各商品共通】システム、通信回線等の障害により発注、執行等ができず機会利益が失われる可能性があります。
●保証金・証拠金:【信用】最低委託保証金 30 万円が必要です。信用取引は委託保証金の額を上回る取引が可能であり、取引額の 30%以上の委託保証
金が必要です。【先物・オプション】発注必要証拠金および最低維持証拠金は、「(SPAN 証拠金額×当社が定める掛け目)-ネットオプション価値の総額」
とし、選択取引コース・取引時間によって掛け目は異なります。当社の Web サイトをご確認ください。また、変更の都度、当社の Web サイトに掲載いたしま
す。【株価指数証拠金取引】発注証拠金(必要証拠金)は、株価指数ごとに異なり、取引所により定められた証拠金基準額となります。Web サイトで最新のも
のをご確認ください。【FX】個人のお客様の発注証拠金(必要証拠金)は、取引所 FX では、取引所が定める証拠金基準額に選択レバレッジコースに応じ
た所要額を加えた額とし、店頭 FX では、取引金額(為替レート×取引数量)× 4%以上の額とします。法人のお客様の発注証拠金(必要証拠金)は、取引
所FX では、取引所が定める証拠金基準額とし、店頭FX では、取引金額(為替レート×取引数量)× 1%以上(最低500 円)の額とします。発注証拠金に対
して、取引所FXでは、1 取引単位(1 万又は 10 万通貨)、店頭 FX では、1 取引単位(1,000 通貨)の取引が可能です。発注証拠金・取引単位は通貨ごとに
異なります。Web サイトで最新のものをご確認ください。
●手数料等諸費用の概要(表示は税込):【日本株】個人のお客様の取引手数料には 1 注文の約定代金に応じたワンショットと 1 日の合計約定代金に応じ
た定額プランがあります。法人のお客様は1注文の約定代金に応じたワンショットのみとなります。ワンショットの上限手数料は現物取引で3,240円、信用取
引で 1,296 円。定額プランの手数料は現物取引の場合、約定代金 100 万円以下で上限 864 円、以降約定代金 100 万円ごとに 540 円加算、また、信用取
引の場合、約定代金 200 万円以下で上限 1,080 円、以降約定代金 100 万円ごとに 324 円加算します。手数料プランは変更可能です。信用取引手数料は
月間売買実績により段階的減額があります。信用取引には金利、管理費、権利処理等手数料、品貸料、貸株料の諸費用が必要です。【上場新株予約権証
券】日本株に準じます。【中国株】国内取引手数料は約定金額の 1.08%(最低手数料 5,400 円)。この他に香港印紙税、取引所手数料、取引所税、現地決
済費用の諸費用が必要です。売買にあたり円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定した為替レートによるものとします。
【外貨建て債券】外貨建て債券を募集・売出し等により、又は当社との相対取引により購入する場合は、購入対価のみをお支払いただきます。外貨建て債
券の売買、償還等にあたり、円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定した為替レートによるものとします。【先物】取引手
数料は、通常取引コースの場合、日経 225 先物が 1 枚につき 324 円(取引枚数により段階的減額あり)、日経 225mini、ミニ TOPIX 先物、東証 REIT 指数先
物、TOPIX Core30 先物、東証マザーズ指数先物、JPX日経インデックス 400 先物が 1 枚につき 43 円、TOPIX 先物、日経平均 VI 先物が 1 枚につき 324
円、NY ダウ先物が 1 枚につき 864 円。アクティブ先物取引コースの場合、日経 225 先物が 1 枚につき 270 円、日経 225mini が 1 枚につき 27 円です。【オ
プション】取引手数料は、日経225 オプションが約定代金に対して 0.1728%(最低手数料216 円)、TOPIX オプションが約定代金に対して 0.216%(最低手
数料 216 円)です。【株価指数証拠金取引】取引手数料は、1 枚につき 162 円です。【投資信託】お申込みにあたっては、当該金額に対して最大 3.78%の
申込手数料をいただきます。換金時には基準価額に対して最大 0.75%の信託財産留保金をご負担いただく場合があります。信託財産の純資産総額に対
する信託報酬(最大 2.484%(年率))、その他の費用を間接的にご負担いただきます。また、運用成績により成功報酬をご負担いただく場合があります。詳
細は目論見書でご確認ください。【FX】取引所 FX の取引手数料は、くりっく 365 が無料、くりっく 365 ラージが 1 枚につき 1,000 円です。店頭 FX の取引手
数料は無料です。スプレッドは、通貨ごとに異なり、為替相場によって変動します。Web サイトで最新のものをご確認ください。
●お取引の最終決定は、契約締結前交付書面、目論見書等およびWebサイト上の説明事項等をよくお読みいただき、ご自身の判断と責任で行ってくださ
い。
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