週間情報 - 全国消防長会

№2808
発行日 平成28年2月23日
発行所 全国消防長会
一般財団法人全国消防協会
担 当 企画部企画課 電話 03(3234)1321
週間情報
両会の動き
◆
平成27年度消防機器の改良及び開発並びに消防に関する論文に係る会長賞入選作品の決定
一般財団法人全国消防協会
標記について、「平成27年度消防機器の改良及び開発並びに消防に関する論文に係る会長賞
入選作品の決定について(通知)」(平成28年2月17日付け全消協第307号)を発出しま
した。
本年度は、全国の消防職員から133作品(機器の部110作品・論文の部23作品)の応募
があり、地区支部選考委員会及び協会選考委員会による選考が重ねられ、このほど会長賞入選作
品が決定しましたので、下記のとおりお知らせします。
記
会長賞入選作品
一般財団法人全国消防協会ホームページ(http://www.ffaj-shobo.or.jp/)をご参照ください。
2 会長賞の表彰・最優秀賞受賞者による発表
⑴ 開催日
平成28年6月9日(木)
⑵ 場 所
第68回全国消防長会総会会場
「ハイアット リージェンシー大阪」
(大阪市住之江区南港北1-13-11)
1
【問い合わせ先】
企画部企画課
井口、早稲本
電 話:03-3234-1321
E-mail:[email protected]
◆
QUOカードの取り扱いについて
一般財団法人全国消防協会
一般財団法人全国消防協会は、全国の消防関係者を対象にQUOカードを特別価格で取り扱っ
ております。
退職記念や栄えある叙勲、褒章の記念等にQUOカードの制作を承ります。
是非、この機会にQUOカードをご検討下さい。
なお、申込方法等につきましては、一般財団法人全国消防協会ホームページ
(http://www.ffaj-shobo.or.jp/)に掲載していますので、ご覧ください。
【オリジナルカードイメージ】
1
消防本部の動き
行
◆
事
八女市消防出初式を実施
八女消防本部(福岡)
八女消防本部では、平成28年1月9日(土)、八女市春の山公園において八女市消防出初式を
実施しました。
今回、八女市消防団が統合されて初めての出初式となり、消防職員・団員など約700名が参
加し、来賓や多くの市民が見守るなか、今年一年の防火防災の決意を新たにしました。
式典では、消防本部・消防団による訓練披露が行われ、来場者から歓声が上がりました。その
後行われた街頭パレードでは、八女市上陽少年消防クラブを先頭に、沿道に駆けつけた市民に力
強い行進を見せ、防火防災意識の高揚を図りました。
【式典の様子】
◆
【街頭パレードの様子】
管内幼稚園で「防火豆まき」を実施
南越消防組合消防本部(福井)
南越消防組合消防本部では、節分の日の平成28年2月3日(水)に、越前市湯谷町の坂口幼
稚園において「防火豆まき」を行いました。
防火豆まきでは、消防職員扮する鬼がライターで家に火をつけ火事になり、園児たちが助けを
求めると、女性消防職員が演じるヒーロー「消防戦士ファイヤーピンク」が登場し、園児達とと
もに豆を投げ悪い鬼を退治しました。ヒーローが「火遊びは危ないから絶対しないでね!」と訴
えると、園児たちは「火遊びは絶対にしません!」と力強く誓いました。
【防火豆まきの様子】
2
訓練・演習
◆
ブリーチング訓練を実施
佐倉市八街市酒々井町消防組合消防本部(千葉)
佐倉市八街市酒々井町消防組合消防本部では、
平成28年1月12日(火)及び13日(水)、
地震等による大規模災害発生時の救出活動に備え、
都市型捜索救助技術の充実強化を目的とし、解体
前の旧公民館庁舎においてブリーチング訓練を実
施しました。
実際の建物を使用した訓練ができる貴重な機会
であるため、隣接する山武郡市広域行政組合消防
本部と合同で訓練を実施したことにより、連携活
動の強化を図ることもできました。
【訓練の様子】
◆
地震災害初動対応訓練を実施
湖南広域消防局(滋賀)
湖南広域消防局では、平成28年1月13日
(水)、大規模地震発生時の初動対応及び災害多発
時における体制に万全を期すため、全職員を対象
にブラインド形式の非常召集訓練及び初動対応訓
練を実施しました。
早朝に管内で震度6弱の揺れを観測し災害が発
生しているとの想定で、参集時の被害状況の確認
や災害情報収集等の実践的な訓練を実施しました。
今後も継続して訓練を実施し、大規模災害への
対応能力の向上を図ります。
【訓練の様子】
◆
北信三消防本部救助隊合同による震災対応ブリーチング訓練を実施
須坂市消防本部(長野)
須坂市消防本部では、平成28年1月24日
(日)、県立高等学校解体中の校舎を活用し、岳南
広域消防本部及び岳北消防本部と合同で震災対応
ブリーチング訓練を実施しました。
訓練は、現場管理、資機材管理及び各本部の連
携を主眼に実施し、床面をブリーチング後、下階
から救出する手順で実施しました。
今後も近隣消防本部と連携した実践的訓練を重
ね、災害対応能力向上に努めます。
【訓練の様子】
3
◆
文化財防火デーに伴う消防訓練を実施
長野市消防局(長野)
長野市消防局松代消防署では、平成28年1月26日(火)、国指定史跡の松代城跡太鼓門にお
いて、文化財防火デーに伴う消防訓練を実施しました。
松代地区は、川中島平の一角に位置し、戦国武将の武田信玄と上杉謙信が激戦した地区であり、
NHK大河ドラマ「真田丸」でも放映されている戦国武将に関係する寺院など、多くの重要文化
財や歴史的建造物があります。
今回の訓練は、地元キャラクターである「六モンキー」とともに火災予防の啓発を、さらには
「松代地域おこし協力隊員」に一日消防署長をお願いし、地元自主防災組織と初期消火、119
番通報、応急手当、一斉放水などの訓練を実施しました。また、地元幼稚園の幼年消防クラブに
よる「防火の誓い」の発表もあり、保護者も含め多くの見学者が訪れ、文化財に対する防火意識
の向上を図ることができました。
【「防火の誓い」発表の様子】
【訓練の様子】
◆
文化財防火デーに消防演習を実施
東京消防庁(東京)
東京消防庁小平消防署では、文化財防火デーの平成28年1月26日(火)、小平ふるさと村に
おいて、自衛消防隊と連携して消防演習を実施しました。
小平ふるさと村は、江戸時代の庄屋屋敷や武蔵野新田農家の特徴を今に残している母屋等、小
平市の有形文化財に指定されている建物4棟のほ
か、郷土の文化を伝える水車や消防小屋などが展
示されており、年間約42,000人が見学に訪れ
る施設です。
演習は、小平市有形文化財に指定されている「旧
神山家住宅母屋の台所」から出火し、自衛消防隊
が初期消火を行うも延焼拡大し、消防隊到着時
20㎡延焼中、逃げ遅れた人がいるとの想定で行
いました。自衛消防隊が119番通報、消火器に
よる初期消火、到着した消防隊への情報提供を的
確に行い、実践さながらの訓練を行いました。最
後に自衛消防隊、消防団、消防隊による一斉放水
で演習のフィナーレを飾りました。
【一斉放水の様子】
4
◆
岐阜県防災航空隊との合同山岳救助訓練を実施
土岐市消防本部(岐阜)
土岐市消防本部では、平成28年1月28日(木)、当市泉町にある山林地内で男性1名が遊
歩道から滑落し身動きが取れないとの想定により、岐阜県防災航空隊と合同で山岳救助訓練を実
施しました。また、大規模災害時に陸路が寸断され孤立地域が発生したとの想定で、情報収集の
ため消防隊員を防災ヘリコプターから投入させる訓練も同時に実施しました。
訓練では、緩斜面における要救助者の搬送要領及びヘリコプターのダウンウォッシュによる影
響等を確認しながら連携訓練を行うことができました。
今後も計画的に訓練を実施し救助技術の向上を図ります。
【山岳救助訓練の様子】
研
修
【投入訓練の様子】
等
◆ ドクターヘリ事例検討会を実施
稲敷広域消防本部(茨城)
稲敷広域消防本部では、平成28年1月28日
(木)、ドクターヘリ事例検討会を実施しました。
当消防本部職員のほか、近隣の消防本部職員、
千葉県の北総ドクターヘリのフライトドクター、
フライトナースにも参加していただきました。職
員の発表の後、医師、看護師及び指導救命士から
の助言に続いて、会場全体でディスカッションを
行い、救急隊員のみならず、指揮隊員、救助隊員、
指令課員等を含めて活発な意見交換をすることが
できました。
当消防本部では、これからもこうした事例検討
会を通じて、隊員の知識の共有・資質向上に努め
てまいります。
5
【検討会の様子】
そ
の
◆
消防本部の住所変更等について
31515 北茨城市消防本部(茨城)
新住所 〒319-1541 北茨城市磯原町磯原2496-1
新電話番号 0293-42-0119
※ 理由 庁舎移転のため
平成28年2月23日から運用開始
○
○
他
94803 日田玖珠広域消防組合消防本部(大分)
新住所 〒877-0081 日田市大字渡里111番地1
※ 理由 庁舎移転のため
平成28年2月23日から運用開始
国等の動き
消防庁通知等
◆
融雪出水期における防災態勢の強化等について(2月18日、消防災第20号)
国民保護・防災部防災課長より、関係都道府県消防防災主管部長あてに次のとおり通知されま
したのでお知らせします。
標記については、平素から格段の御尽力を頂いているところですが、本年も融雪出水期を迎え
て、平成28年2月18日付けで中央防災会議会長(内閣総理大臣)から関係都道府県防災会議
会長宛てに「融雪出水期における防災態勢の強化について」(中防消第19号)が通知されたと
ころです。
つきましては、防災気象情報等(気象庁が発表するなだれ注意報、融雪注意報等)を踏まえる
とともに融雪の状況及び過去の雪害による被害の発生の状況を勘案のうえ、雪崩、融雪に伴う出
水による河川の氾濫又は土砂災害等の発生に備え、人命の安全確保を最重点とする災害対策に万
全を期されるようお願いします。
貴都道府県内の市町村及び関係機関にもこの趣旨を速やかに周知されるようお願いします。
○ 全文は、消防庁ホームページ
(http://www.fdma.go.jp/concern/law/tuchi2802/pdf/280218_sai20.pdf)に掲載されています。
【問い合わせ先】
国民保護・防災部防災課
担当:吉野係長、吉岡事務官
6
報道発表
◆
第20回防災まちづくり大賞受賞団体の決定(2月19日、消防庁)
「防災まちづくり大賞」は、阪神・淡路大震災を契機に平成8年度に創設され、今回で20回
目を迎えました。地方公共団体や自主防災組織等における防災に関する優れた取組、工夫・アイ
デア等、防災に関する幅広い視点からの効果的な取組を推奨し、地方公共団体等における災害に
強い安心・安全なまちづくりの一層の推進に資することを目的として実施しています。
この度、防災まちづくり大賞選定委員会(委員長:室﨑益輝(公益財団法人ひょうご震災記念
21世紀研究機構副理事長))において、「第20回防災まちづくり大賞」の受賞団体を決定し
ました。受賞した19団体の内訳は次のとおりです。
総務大臣賞
消防庁長官賞
日本防火・防災協会長賞
2団体
7団体
10団体
計 19団体
※受賞団体名等は、別添(省略)の受賞団体一覧表を御覧ください。(以下省略)
○ 全文は、消防庁ホームページ
(http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h28/02/280219_houdou_1.pdf)に掲載されてい
ます。
【問い合わせ先】
国民保護・防災部地域防災室
担当:小此木、山野、荒木
住民防災係
◆
平成27年度優良少年消防クラブ・指導者表彰(フレンドシップ)(2月19日、消防庁)
少年消防クラブ員や指導者の意識高揚とクラブ活動の活性化を図り、少年消防クラブの育成発
展に寄与することを目的に、総務大臣賞及び消防庁長官賞の表彰を行います。表彰の内訳は次の
とおりです。
特に優良な少年消防クラブ(総務大臣賞)
28団体
優良な少年消防クラブ指導者(総務大臣賞)
8名
優良な少年消防クラブ(消防庁長官賞)
53団体
※受賞クラブ・指導者については、別紙(省略)のとおりです。(以下省略)
○ 全文は、消防庁ホームページ
(http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h28/02/280219_houdou_2.pdf)に掲載されてい
ます。
【問い合わせ先】
国民保護・防災部地域防災室
担当:小此木、山野、荒木
※
住民防災係
消防庁各課室の直通電話番号は(http://www.fdma.go.jp/neuter/about/tel.html)に掲載さ
れています。
週間情報では、各本部の身近な情報を掲載していますので情報をお寄せ下さい。
週間情報への投稿は企画課へ!
TEL 03-3234-1321 FAX 03-3234-1847
E-mail : [email protected]
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