№2828 発行日 平成28年7月26日 発行所 全国消防長会 一般財団法人全国消防協会 担 当 企画部企画課 電話 03(3234)1321 週間情報 両 会 の 動 き ◆ 小規模消防本部間における情報共有システム(電子会議室)の運用予定について 全国消防長会 標記について、「小規模消防本部間における情報共有システム(電子会議室)の運用予定について (通知)」(平成28年7月13日付け全消発第125号)を発出しました。 本会事務局では、小規模消防本部間における情報共有手段を構築するために、情報管理システム内 において電子会議室を運用する準備を進めて参りました。 つきましては、下記のとおり運用を予定しておりますのでお知らせします。 記 1 運用開始予定日時 平成28年8月1日(月)8時30分 2 電子会議室の概要 各消防本部がパソコン上でバーチャル会議室を開設し、情報管理システムログインユーザー が会議室に招待した複数の消防本部とリアルタイムで意見交換を行うことができます。 3 利用対象 ⑴ 各年度の最新版の消防現勢において、消防職員の実員数が50人以下の消防本部 ⑵ 各支部事務局 ⑶ 各都府県消防長会及び道地区協議会事務局 ⑷ その他(事前協議のうえ、招待された消防本部等) 「電子会議室管理」 「電子会議室参加」 の項目が追加になります。 【情報管理システムトップ画面】 【会議室画面】 【問い合わせ先】 事業管理課 松儀、柴田 電 話 03-3234-1321 E-mail [email protected] 1 ◆ 「平成28年版 消防現勢」の発行及び消防現勢等調査結果の提供 全国消防長会 全国消防長会では、消防現勢等調査及び消防装備等実態調査の実施について(平成28年4月 1日付け全消発第2号)により実施した調査結果を取りまとめ、「平成28年版 消防現勢」を発 行いたしました。 各消防本部(局)には、平成28年7月25日(月)付けで発送しましたので、ご活用くださ い。 また、全国消防長会情報管理システム運用管理規程第6条に基づき、全国消防長会情報管理シ ステムからダウンロードできるようになりましたのでお知らせいたします。 なお、活用の際は全国消防長会情報管理システム運用管理規程及び全国消防長会情報管理シス テムデータ保護管理規程を順守し、情報漏洩等に留意するとともに適正なデータの管理を実施し ていただきますようお願いいたします。 (全国消防長会ホームページにおいても消防現勢及び消防装備情報を公開しております。) 【問い合わせ先】 企画部 蜂谷、高木 電話 03-3234-1321 E-mail [email protected] 消防本部の動き 行 ◆ 事 「おもちゃ花火」の安全指導を実施 池田市消防本部(大阪) 池田市消防本部では、平成28年6月から7月までの間、子ども達の夏の楽しみの一つである 花火を安全に楽しんでもらうため、市内の保育所・幼稚園において、幼児期の健全な防火思想の 育成を図ることを目的とした防火教室を実施し、 「おもちゃ花火」の安全指導を行いました。 子ども達は防火教室で火の怖さを学ぶとともに、楽しみながら安全な花火の使い方を学びまし た。 【防火教室の様子】 2 ◆ 第4回泉州南危険物安全推進大会を開催 泉州南消防組合泉州南広域消防本部(大阪) 泉州南消防組合泉州南広域消防本部では、平成28年6月29日(水)、管内の3火災予防協会 (泉佐野市火災予防協会、泉南市火災予防協会、阪南岬火災予防協会)と協力し、危険物施設の 保安の確保を図るため「第4回泉州南危険物安全推進大会」を実施しました。 大会では、泉州南消防組合の管理者、消防長及び各火災予防協会会長から優良危険物関係事業 所への表彰が行われました。 また、NPO法人失敗学会理事兼大阪分科会長の平松雅伸氏による講演「アクリル酸タンク爆 発火災事故教訓に学ぶ」を開催し、管内42事業所78人が参加しました。 消防本部及び各火災予防協会では、今後も、危険物に係る事故防止対策の推進を図るため、様々 な取り組みを行っていきます。 【講演会の様子】 【表彰式の様子】 ◆ 熱中症予防強化月間出陣式を実施 四日市市消防本部(三重) 四日市市消防本部では、熱中症強化月間が始まる平成28年7月1日(金) 、四日市市諏訪栄町 のふれあいモールにおいて、出陣式を実施しました。 出陣式では、 「熱中症予防強化月間」「熱中症に気を付けよう!」ののぼりを掲げ、四日市消防 本部のマスコットキャラクターの「ラブちゃん」も参加して、市民一人一人にペットボトル飲料 やうちわを配り、 「熱中症に気を付けて下さい!」「水分を摂って下さいね!」などの声かけを行 い、熱中症予防・対策についての啓発を行いました。 熱中症予防強化月間中には、当消防本部で作成した啓発用のチラシやうちわを救命講習等で配 布していきます。 【出陣式の様子】 3 訓練・演習 ◆ 自衛隊との合同訓練を実施 東大阪市消防局(大阪) 東大阪市消防局では、平成28年7月7日(木) 、当市消防局訓練施設において、陸上自衛隊第 36普通科連隊30名と消防局救助隊30名が合同で訓練を実施しました。 訓練内容は、お互いに降下要領や救助操法など、訓練技術を披露した後、自衛隊と消防局救助 隊が一つの隊となり、救助操法を実施しました。さらに、お互いの技術交流を目的にロープ訓練、 除染活動、資機材説明などを実施しました。 南海トラフ地震などによる大規模災害発生時、消防の人員、資機材だけで充分に災害対応でき るとは限りません。災害が大規模になればなるほど自衛隊、警察など各関係機関と協力連携する 重要性は高まります。今回、一つのチームとして合同訓練を進めたことで、お互いの信頼関係が 深まり、大きな成果があったものと考えられます。 【訓練の様子】 ◆ 学生からの熱い眼差しのなか署救急活動訓練効果確認を実施 東京消防庁(東京) 東京消防庁豊島消防署では、平成28年7月8日(金)、平成28年度署救急活動訓練効果確認 を実施しました。 管内救急医療機関の医師、看護師及び医療スタ ッフの方々など多くの来賓が訓練視察に訪れるな か、今年は、胸痛、腹痛、頭痛の3想定で実施し、 それぞれの想定に基づき、各隊がプロトコールに 沿った処置を行うとともに、バイスタンダーへの 対応や救急隊長を中心としたチームワーク、ポン プ隊との連携要領などについて、署長による確認 を行いました。 また、管内にある帝京平成大学から救急救命士 コースの学生112名が見学に訪れ、 「救命」とい う同じ目的に向かう者同士、熱い眼差しが注がれ 【訓練効果確認の様子】 るなか、充実した訓練となりました。 4 研 修 等 ◆ 新入社員防火教室を開催 千葉市消防局(千葉) 千葉市消防局中央消防署では、平成28年6月27日(月)、管内各事業所の新社会人を対象に 「新入社員防火教室」を開催しました。 この教室は、事業所における火災予防、火災が発生した場合の対応を学ぶことを目的に開催し たものです。 火災発生時の通報、初期消火、避難誘導等一連の行動を学んだ後、体験学習では、自動火災報 知設備等の機器操作、煙体験ハウス、水消火器を使った初期消火、地震体験車やはしご車を使用 した実技を行ったほか、短時間救命講習も実施しました。 参加者は、初めて体験するものが多く、戸惑っていましたが、次第に不明な点、要領について 互いに協力し助けあい、連携を深めたことで、終了時には参加者全員が、火災予防の重要性など 認識を高めることができました。 【防火教室の様子】 そ の 他 ◆ 新消防庁舎落成式を挙行 久万高原町消防本部(愛媛) 久万高原町消防本部では、平成28年6月23日(木)、久万高原町の新しい防災拠点となる新 消防庁舎の落成式を行いました。 新庁舎は、約9,840㎡という広大な敷地に鉄筋コンクリート3階建ての事務所棟、鉄筋コン クリート3階建ての救助訓練塔、ヘリポート等が建設され、様々な災害や訓練に対応しています。 式典には、町や消防関係者ら約50人が出席し、久万高原町長が挨拶、建設に携わった関係機 関に感謝状が贈呈されました。 今後も、地域の皆様の安心・安全を確保するため職員一同精進してまいります。 【新庁舎の外観】 【落成式の様子】 5 ◆ 新消防庁舎竣工式を挙行 おきたま 置賜広域行政事務組合消防本部(山形) 置賜広域行政事務組合消防本部では、平成28年7月2日(土) 、高畠町において高畠消防署の 完成に伴い竣工式を挙行しました。 平成24年4月の消防広域化(米沢市、南陽市、高畠町、川西町)に伴う当組合消防本部整備 事業計画において、老朽化した消防庁舎の建て替えを進めているもので、この新消防庁舎は、鉄 筋コンクリート2階建て、延べ面積997㎡で、各種訓練を行える施設が設けられています。 式典には、構成市町の消防関係者約60人が出席し、地元高畠町長の挨拶に続き、当組合理事 長である米沢市長から工事関係者へ感謝状が贈られました。 これからも、この地域の防災拠点施設としての役割を最大限に活用して住民の期待に応えてい きます。 【竣工式の様子】 【新庁舎の外観】 ◆ 優良危険物施設等の表彰式を開催 和歌山市消防局(和歌山) 和歌山市消防局では、平成28年7月6日(水)、優良危険物施設として2施設、優良危険物 保安監督者として2名の方に対する表彰式を開催しました。 これは、危険物施設保有事業所における自主保安体制の充実を図る目的で昭和47年から毎年 6月を危険物保安強調月間と定め、危険物施設の立入検査を集中的に実施しており、そのなかで、 特に優秀であると認められる危険物施設、保安監督者に対して表彰を行っているものです。 今回表彰を受けた方々には、これを契機に、さらに自主保安体制を充実させ、危険物災害の防 止に努めていただきたいと思います。 【表彰式の様子】 6 国等の動き 消防庁通知等 ◆ 平成27年度における消防職員委員会の運営状況及び平成28年度における消防職員委員会 の運営に関する留意事項について(7月19日、消防消第145号) 消防・救急課長より、都道府県消防防災主管部長あてに次のとおり通知されましたのでお知ら せします。 消防職員委員会(以下「委員会」という。)については、平成8年に制度を施行、平成17年 に意見取りまとめ者制度の創設等の制度改正を行い、委員会制度の円滑な運用と定着が図られて いるところです。 消防庁においては、毎年度、委員会の運営状況調査を実施しているところですが、このたび平 成27年度における委員会運営状況の調査結果を取りまとめましたので、別添(省略)のとおり 概要をお知らせします。 また、今回の調査結果を踏まえて、委員会制度の運営をより一層円滑にするため、留意事項を 下記(省略)のとおり通知いたします。調査結果においては、1年度間に委員会を開催していな い本部は無くなったものの、審議対象と認められる意見を審議対象外としている本部、審議結果 等の職員への通知および周知をしていない本部も見受けられることから、貴職におかれましては、 委員会制度の運営に遺漏のないよう配慮されるとともに、貴都道府県内の市町村(消防の事務を 処理する一部事務組合及び広域連合を含む。)に対して下記留意事項を周知徹底されるようお願 いします。 併せて、別途、今年度も「消防職員委員会パンフレット」を全消防職員に配布したので、当該 パンフレットを活用し、委員会のより円滑な運営と定着を図るよう周知してください。(以下省 略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/concern/law/tuchi2807/pdf/280719_syou145.pdf)に掲載されてい ます。 【問い合わせ先】 消防・救急課 職員第二係 担当:芥田、島田 報道発表 ◆ 平成28年6月の熱中症による救急搬送状況(7月15日、消防庁) 熱中症による救急搬送人員数について、平成 28 年6月の確定値を取りまとめましたので、その 概要を公表します。 (以下省略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h28/07/280715_houdou_1.pdf)に掲載されて います。 【問い合わせ先】 救急企画室 担当:森川、勝森、足立 ※ 消防庁各課室の直通電話番号は(http://www.fdma.go.jp/neuter/about/tel.html)に掲載さ れています。 週間情報では、各本部の身近な情報を掲載していますので情報をお寄せ下さい。 週間情報への投稿は企画課へ! TEL 03-3234-1321 FAX 03-3234-1847 E-mail : [email protected] 7
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