№2747 発行日 平成27年12月8日 発行所 全国消防長会 一般財団法人全国消防協会 担 当 企画部企画課 電話 03(3234)1321 週間情報 両会の動き ◆ 平成28年春の火災予防運動用ポスター等の斡旋について 一般財団法人全国消防協会 本協会では、防火意識の普及啓発の推進を目的に、毎年、春と秋の火災予防運動の時期にあわ せて、全国の消防本部(局)あてに火災予防運動用ポスター等の斡旋を行っております。この度 平成28年春の火災予防運動用として、下記のとおりポスター等を斡旋することとなりましたの でお知らせします。 貴消防本部(局)の平成28年春の火災予防運動に是非ご活用ください。 記 1 2 平成27年度全国統一防火標語 『無防備な 心に火災が かくれんぼ』 斡旋するポスター等 以下の6種で、いずれもモデルは「桜井 種 別 ポスター B2判 B3判 記 号 N-1 S-1 日奈子(サクライ ヒナコ)」さんです。 立看板用ポスター 防火チラシ N-3 N-4 N-2 S-2 3 申込方法 所定の申込書により、FAX又は郵送で直接業者にお申し込みください。 4 申込先 有限会社仲田春光堂 〒340-0004 埼玉県草加市弁天4丁目23番14号 TEL 048-932-4085 FAX 048-932-4086 5 申込締切日 申込締切日 第1次 第2次 6 納 火災予防運動期間 平成27年12月28日(月) 業者必着 平成28年 1月18日(月) 業者必着 3月1日~3月7日 上記以外の期間 (運動期間の遅い地域) 期 納品日 第1次 第2次 平成28年 平成28年 納品方法 2月 3日(水)までに 2月19日(金)までに 1 業者より直接納品 7 その他 詳細につきましては、平成27年11月30日付け全消協第209号にて各消防本部(局) あてに、ポスター等の各見本とともに、案内文書を送付しておりますのでご確認ください。 また、本協会のホームページにも本件の詳細を掲載しておりますのでご覧ください。 (http://www.ffaj-shobo.or.jp/shirtsale/index.html) 担当(問い合わせ先) かわ の 業務課 河 野 石井(健) 電 話 03-3234-1321 ◆ 防火・防災管理者講習用テキストの発行終了のお知らせ 一般財団法人全国消防協会 本協会の出版事業として、廉価で販売してきました防火・防災管理者講習用テキストにつきま して、下記のとおり発行を終了することとなりました。 発行終了に伴いご不便をおかけいたしまして、大変恐縮ではございますが、何卒ご理解賜りま すようお願い申し上げますとともに、今までのご愛顧に心より感謝申し上げます。 記 1 2 対象書籍名 ⑴ 必携 防火管理 第3次改訂版(防火管理者講習用テキスト) 税込定価 1,260円(会員価格) ⑵ 必携 防災管理 第2次改訂版(防災管理者講習用テキスト) 税込定価 1,180円(会員価格) 発行終了時期 平成28年3月31日 3 発行終了事由 防火・防災管理者講習が消防本部での単独開催から、外部団体への委託による都道府県等 の広範囲な地域単位での開催に変容したことから、本協会発行の当該テキストの消防本部等 からの発注数が減少していることに加えて、今後、原材料等の値上げに伴う印刷製本単価の 高騰により、当該テキストの廉価での販売継続が困難になると見込まれるため。 4 5 発行終了後の対応 平成28年4月1日以降は在庫が無くなり次第、販売終了といたします。 在庫数(平成27年11月30日時点) ⑴ 必携 防火管理 第3次改訂版 : 1,917冊 ⑵ 必携 防災管理 第2次改訂版 : 2,088冊 担当(問い合わせ先) かわ の 業務課 河 野 石井(健) 電 話 03-3234-1321 2 消防本部の動き 行 ◆ 事 グラウンドゴルフを通じて地域防災力の向上 松戸市消防局(千葉) 松戸市消防局六実消防署では、平成27年10月4日(日)、松戸市防火協会六実支部主催の第 20回防火グラウンドゴルフ大会を実施しました。天候に恵まれたなかで管内の15町会が参加 しスコアを競い合いました。 防火グラウンドゴルフ大会に伴い、防火標語が書かれた障害物等をコースに設置し、プレーし ながら参加者全員に防災の必要性を訴え、また住宅用火災警報器の展示コーナーを設けて防災意 識の向上を呼び掛けました。 近年、防災に関連して「自助・共助・公助」という言葉が多く使われるようになりました。今 回の防火グラウンドゴルフ大会では、そのなかの「共助」の部分の向上につながったと感じてい ます。過去の大規模災害発生事案を振り返ると、常備消防・非常備消防その他公的機関だけでは 対応困難となる場合が多く、近隣住民の協力が必要不可欠となります。 今後も防火グラウンドゴルフ大会等を通じて今後発生が予想される大規模災害等に備え、 「共 助」に対する意識を高めていけるような活動をしていきたいと思います。 【防火グラウンドゴルフ大会の様子】 ◆ 2015消防・防災フェア、第39回消防写生大会を実施 東広島市消防局(広島) 東広島市消防局では、平成27年11月8日(日)、当市消防局敷地内において、2015消防・防 災フェア、第39回消防写生大会を実施しました。 当市消防局初のイベントにもかかわらず、多くの方に来場していただき、防火防災について学んで いただきました。今回のイベントを機に、来場者の方々には「自助・共助・公助」の言葉の意味を再 確認していただけたと思います。 【消防・防災フェアの様子】 3 ◆ 第34回防火パレードを実施 ~秋の全国火災予防運動に先立ち、園児達が防火を呼び掛ける!~ 泉州南消防組合泉州南広域消防本部(大阪) 泉州南消防組合泉州南広域消防本部市場消防署では、平成27年11月9日(月)から全国一 斉に実施される秋の火災予防運動に先立ち、10月24日(土)に、火災予防を呼び掛けるため、 幼年消防クラブ員、少年消防クラブ員、市関係者及び教育関係者等、約350名が参加し防火パ レードを実施しました。 このパレードは、市立社会福祉センター山側の篭池公園で消防マスコットキャラクター「消し 玉くん」と泉佐野市イメージキャラクター「イヌナキン」が応援に駆け付け、出発式において、 泉佐野市長のあいさつ、泉佐野市火災予防協会副会長の「防火宣言」 、そして、泉佐野市消防団南 中分団が「第59回大阪消防大会ポンプ車操法訓練」での優勝報告を行うとともに、今年4月に 発足した泉佐野市女性消防団員を紹介後、可愛らしい幼年消防クラブ員による「防火の誓い」が 行われました。その後、幼年消防クラブ員鼓笛隊の演奏にあわせ、沿道の人々に火災予防を呼び 掛けるため、泉佐野センタービルに至る約1kmを行進しました。 また、当センタービル サンクンガーデンでの解散式において、少年消防クラブ員が「防火作文」 を発表した後、 「火の用心のうた」を幼年消防クラブ員が元気よく合唱し、沿道に溢れた保護者や 買い物に訪れた人々が一体となって、子ども達の防火の呼び掛けに応えるよう温かい拍手が送ら れました。 なお、少年消防クラブ員については、パレード解散後、泉佐野消防署に移動し、第5回例会「救 命入門コース」を実施しました。 【防火パレードの様子】 【出発式の様子】 ◆ 消防署を一般公開!「わくわく消防署・オープンファイヤー」を開催 宝塚市消防本部(兵庫) 宝塚市消防本部西消防署では、防火啓発事業の一環として平成27年11月1日(日)、消防署 を市民に公開するイベント「わくわく消防署・オープンファイヤー」を実施しました。 これは、消防行政に関することを見学や体験を通して、大人から子どもまで幅広い世代に理解 していただき、安全・安心のまちづくり推進の一助に なることを期待し開催したものです。 当日は、昨年導入した最新型の救助工作車やはしご 車を展示しての記念撮影、ロープ渡り体験、ミニ消防 車の試乗、天ぷら油及びパッカー車の燃焼実験及び救 助隊による訓練披露など多数のコーナーを設けたこと により、来場者数は約1,500名となり、大盛況の イベントとなりました。 来場の皆様からは、見学や体験を通すことで消防に 関することを楽しく理解できたとの声をいただき、市 民の防火意識の高揚を図ることができました。 【わくわく消防署・オープンファイヤーの様子】 4 ◆ 「つくばエクスプレスまつり2015」で住警器の必要性を呼び掛け 常総地方広域市町村圏事務組合消防本部(茨城) 常総地方広域市町村圏事務組合消防本部では、11月は茨城県の「住宅用火災警報器設置促進 強化月間」に当たることから、秋季全国火災予防運動直前の平成27年11月3日(火)、管内に あるつくばエクスプレス総合基地で開催された「つくばエクスプレスまつり2015」に出展し、 来場者に住警器の設置・維持管理の必要性を呼び掛けました。 今回のまつりは、つくばエクスプレス開業10周年記念ということもあり、また好天にも恵ま れたため、当日は昨年の倍近い1万9千人の人出となりました。当消防本部は会場内に住警器を 啓発するための特設ブースを設けるとともに、1人でも多く来場者の目に留まるよう、梯子車展 示、濃煙体験の各コーナーの随所に市民から募集した最優秀住警器普及促進標語入りのオリジナ ルポスターを掲示するなどして、設置や維持管理の必要性について説明に努めました。 【つくばエクスプレスまつり2015の様子】 ◆ 消防長臨時検査を実施 伊勢崎市消防本部(群馬) 伊勢崎市消防本部では、平成27年11月7日(土)、秋季全国火災予防運動に伴い、管内の大 型商業施設であるスマーク伊勢崎において消防長臨時検査を実施しました。 臨時検査では、消防長を先頭に消防職員が、1階から3階各フロアの廊下や店舗内を巡回して、 防火管理状況、消防用設備等の維持管理状況、避難通路や防火戸周辺の障害物の有無、バックヤ ードにある自衛消防隊の備品の確認をしました。 施設入口近くでは、住宅用火災警報器の設置を 呼び掛けるチラシの配布、消防車や救急車等の展 示のほか、地震体験車を使用して来客者の方に最 大震度7までの揺れを擬似体験していただきまし た。 また、群馬県と共催し、ゆるキャラグランプリ 2014で1位となった「ぐんまちゃん」にも参 加してもらいました。 「ぐんまちゃん」が消防団活 性化対策のために、消防団員募集のハッピを着て 施設を巡回したため、施設関係者だけでなく子ど も連れを中心とした多くの来客者の方に、火災予 防に関心を持ってもらうことができました。 【消防長臨時検査の様子】 5 ◆ 平成27年度三郷市実践的防災教育訓練を実施 三郷市消防本部(埼玉) 三郷市消防本部では、平成27年11月9日(月) 、平成27年度三郷市実践的防災教育訓練を 市内小中学校・地域・消防署と三位一体で実施しました。 この訓練は、平成25年度から継続され、三郷市を大きく8地区に分け、年度ごとに順次、訓 練を実施しています。 当日は中学校1校と小学校2校の合同により、 1,165名の児童と生徒が訓練に参加、校内に 設置してある緊急地震速報端末から緊急地震速報 が流れ、放送を聴いた子ども達は、瞬時に自ら安 全な場所をみつけ、頭を守る姿勢を保ち揺れが収 まるのを待ち、一次避難をしました。その後、二 次避難を経て、煙体験や救命訓練等を実施しまし た。 訓練を通して、参加した児童と生徒は「自ら生 き抜く」自助の精神と、 「人命を尊重する」共助の 【中学生の指導による救命訓練の様子】 心を育む訓練が実施できました。 ◆ 熊本市消防音楽隊コンサートで「シェイクアウト訓練」を実施 熊本市消防局(熊本) 熊本市消防局では、平成27年11月14日(土)、消防音楽隊オータムコンサートを開催し、 そのなかで来場者300名とともに「シェイクアウト訓練」を実施しました。 はじめに隊員がシェイクアウト訓練のポイントである「姿勢を低くする」「頭を守る」「動か ない」の身を守るための3つの行動について説明した後、会場に地震の音を流しながら行い、臨 場感のあるなかで1分間の訓練を実施しました。 来場者は突然の訓練に戸惑いながらも、隊員の説明に耳を傾け、真剣に取り組んでいただきま した。コンサート終了後のアンケートには「身を守る行動について学ぶことができてよかった」 などの感想をいただき、防災意識の向上につながる取り組みとなりました。 熊本市消防音楽隊は、今後も市民と消防の架け橋として、防火防災意識を啓発するために活動 していきます。 【シェイクアウト訓練の様子】 6 訓練・演習 ◆ 緊急消防援助隊兵庫県隊阪神ブロック後方支援部隊集結訓練を実施 西宮市消防局(兵庫) 兵庫県阪神地域では、平成27年10月17日 (土)、緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練に併 せて「緊急消防援助隊兵庫県隊阪神ブロック後方 支援部隊集結訓練」を宝塚市の末広中央公園で実 施しました。 当地域では、緊急消防援助隊後方支援計画を策 定しており、派遣時には各本部が後方支援資機材 を集結地点に持ち寄ることで、地域単位での後方 支援体制を整備しています。 本訓練は今年度で3回目となり、後方支援資機 材取扱訓練も同時に実施し、迅速な後方支援体制 の確立を図っています。 【後方支援部隊集結訓練の様子】 ◆ 新座市内の児童遊園内において土砂災害対応訓練を実施 朝霞地区一部事務組合埼玉県南西部消防本部(埼玉) 朝霞地区一部事務組合埼玉県南西部消防本部新 座消防署では、平成27年10月18日(日) 、土 砂災害を想定した訓練を、管内で急傾斜地崩壊危 険区域に指定されている妙音沢に隣接する児童遊 園内にて実施しました。 この訓練は、土砂災害に対する住民意識の高揚 及び啓発、関係機関との連携強化並びに初動の円 滑化を図ることを目的としたものです。 住民と市が合同で避難誘導及び初期消火訓練を 実施後、消防団と消防署が合同で瓦礫に埋まった 要救助者を救出するため、チェーンソーやエンジ ンカッターを活用した救出訓練を実施しました。 【土砂災害対応訓練の様子】 ◆ BC剤散布による多数傷病者対応訓練を実施 大垣消防組合消防本部(岐阜) 大垣消防組合消防本部では、平成27年10月 21日(水) 、管内にある大型ショッピングモール 敷地内において、 「不特定多数の者が出入りする場 所で催し物を開催している最中に不審物が撒かれ、 複数の人が倒れている。 」との想定で大垣警察署と 合同訓練を実施しました。 指揮隊による適切な部隊運用、大垣警察署との 連携強化及びBC災害に必要となる知識、技術等 の向上を図ることを目的に、充実した訓練を実施 することができました。 【多数傷病者対応訓練の様子】 7 ◆ 建設業協会との連携訓練を実施 湖南広域消防局(滋賀) 湖南広域消防局では、平成27年10月27日(火) 、栗東市内の砕石場において滋賀県建設業 協会湖南支部との連携訓練を実施しました。 訓練は2部構成で計画し、第1部では、土砂災害現場での注意点等について座学研修を行い、 第2部で土砂崩れにより建物が崩壊し、要救助者がいるとの想定で救出訓練を実施しました。 救助隊が画像探索機等を用いて要救助者の位置を特定し、二次災害防止を図りながら支部協会 員と協力して瓦礫の除去を行うなど、救出までの一連の活動において連携した訓練を展開しまし た。 大規模災害時には、建設業協会をはじめとする民間企業等の協力が不可欠であることから、今 後も訓練を通して「顔の見える関係」を構築し、連携強化を図ります。 【座学研修の様子】 ◆ 【救出訓練の様子】 群馬県防災航空隊合同訓練を実施 太田市消防本部(群馬) 太田市消防本部大泉消防署では、平成27年10月30日(金) 、利根川の河川敷において群馬 県防災航空隊と合同訓練を実施しました。 近年、自然災害が多く発生し記憶に新しい茨城県内での鬼怒川決壊では、防災航空隊の機動性 を最大限に発揮し、上空からの救助活動により多数の人を救出しました。このような自然災害で は、航空隊と消防隊との連携は必要不可欠であり、円滑な連携をとることが重要であることから、 航空隊指導の下、機体誘導・機体説明・隊員投入を行い貴重な訓練となりました。 【機体説明の様子】 【機体誘導訓練の様子】 8 研 修 等 ◆ 全国消防長会東海支部違反是正事例発表会を開催 全国消防長会東海支部 全国消防長会東海支部では、平成27年10月29日(木)、名古屋市東文化小劇場において、 当支部違反是正事例発表会を開催しました。 事例発表にあたり、「違反処理体制構築の取組み」について岐阜市消防本部が、「予防行政にお ける違反処理」について名古屋市消防局がそれぞれテーマ別発表を行いました。 また、違反対象物に係る公表制度について、管内人口20万人以上の消防本部等においても運 用を検討していくこととなることを踏まえて、重大な違反に対して適切な違反是正ができるよう 豊橋市消防本部及び名古屋市消防局が事例発表を行いました。 【違反是正事例発表の様子】 ◆ 【会場の様子】 火災戦術研修会を開催 柏市消防局(千葉) 柏市消防局では、平成27年10月30日(金)、水戸市消防本部消防救助課の箕輪重美氏を 講師として招き、「火災対応を考える~火災性状 と注水要領」という題目で研修会を開催しました。 これは、複雑多様化する火災に対し、大量退職 による消防力の低下を防ぐことを目的とし、消防 の根幹ともいえる火災対応について、炎の特性を 知り、効果的な注水要領を習得するために開催し たものです。 隊員からは、「炎の特性を知り、最も効果的な 筒先配備と注水要領について習得することができ、 この知識を実践に生かしたい。」などの声が聞か れ有意義な研修会となりました。 【火災戦術研修会の様子】 9 そ の 他 ◆ 「防災研修センター」利用者1万人達成でセレモニーを開催 薩摩川内市消防局(鹿児島) 薩摩川内市消防局では、平成27年9月16日(水) 、消防庁舎に併設された「防災研修センタ ー」 (平成26年8月1日開館)の利用者が1万人に達し、記念セレモニーを開催しました。 記念すべき1万人目の来館者は、市女性団体連絡協議会の研修に参加された松山節子さん。 セレモニーでは消防局長とくす玉を割り、1万人目を記念して、防災グッズの入った記念品を 贈呈しました。松山さんは、 「1万人と多くの方々が来られていることに驚きました。もっと多く の人に来ていただいて、防災について学んでほしいです。 」と話されました。 今後も、 「災害から身を守る」ための知識や行動力を身につけていただくために「防災研修セン ター」の利用を市民に呼び掛けてまいります。 【記念セレモニーの様子】 ◆ 【防災センター内(地震体験)の様子】 救命の連携プレーに消防総監感謝状を贈呈 東京消防庁(東京) 東京消防庁小平消防署では、平成27年10月16日(金) 、心肺停止状態に陥った男性に対し、 救命措置を連携して行った小平市立第三小学校と元看護師1名に消防総監感謝状を贈呈しました。 10月9日(金)、小平市立小平第三小学校西側路上で自転車を押して歩いていた高齢男性が倒 れるのを校庭にいた児童5名が発見、同校の職員 に知らせ、職員7名が学校に備え付けのAEDを 携行して現場に向かいました。倒れていた男性は 呼び掛けに反応がなく、直ちに心臓マッサージを 開始、AEDを装着し除細動を行いました。その 後、現場を通りかかった元看護師1名の方が人工 呼吸を同時に行い、救急隊の到着まで心肺蘇生処 置を継続した結果、救急隊に引き継ぎ後、男性の 脈、呼吸が回復しました。 山川順子校長は「生徒には、何かあったらすぐ に知らせるよう指導しています。また、職員が救 【感謝状贈呈式の様子】 命講習を受けていたことが役に立ちました。 」と語 っていました。 10 ◆ 防火ポスター入賞者表彰式を実施 松本広域消防局(長野) 松本広域消防局では、児童の防火意識高揚を図るとともに、地域住民の防火意識向上に寄与するこ とを目的として、管内の小学校4年生から防火ポスターを募集し、平成27年10月31日(土)に 入賞者表彰式を行いました。 防火ポスターの募集は、当消防局が発足した平成5年から毎年行われており、今年度は過去最多と なる1,850点の応募があり、厳正な審査の結果、最優秀賞1点、優秀賞7点、佳作12点、努力 賞20点を入賞作品として決定しました。どの作品も個性あふれるものばかりで、火災予防に対する それぞれの思いが詰まった素晴らしいものでした。 入賞作品については、ホームページに掲載するとともに、管内の商業施設などに展示しています。 また、全戸配布用広報紙や、入賞作品をもとにポケットティッシュやマスクなどを製作し、火災予防 啓発活動を通じて配布するなど、広く活用していきます。 【表彰式の様子】 ◆ 【製作した広報紙等】 消防団員募集を市の公用車100台でPR 大館市消防本部(秋田) 大館市消防本部では、消防団員の加入促進のため、動く広告塔として高いPR効果が期待でき る市の公用車およそ100台(作業車は除く)に消防団員募集ステッカーを貼付し、団員募集を 広く市民にアピールしています。ステッカーは、サイズが 300mm×140mm で、デザインは当市消防 本部の消防吏員が担当、制作費用は旧比内町の消防団員で構成するOB会に負担していただきま した。 貼付第1号となった防災指導車で、秋の火災予防週間中に行われた各地域の防災訓練に出向し たところ、早速皆さんの注目を集めることができました。 【纏を持った忠犬ハチ公がモチーフのステッカー】 【市長自ら防災指導車に貼付の様子】 11 ◆ 消防本部の住所変更等について ○ 21201 新潟市消防局(新潟) 新郵便番号 〒950-1141 新住所 新潟市中央区鐘木257番地1 新電話番号 025-288-3191 新FAX番号 025-288-3215 ※変更理由 庁舎移転のため 平成27年12月5日から運用開始 消防学校からの便り ◆ 平成27年度消防団員幹部教育指揮幹部科現場指揮課程を実施 兵庫県消防学校(兵庫) 兵庫県消防学校では、平成27年11月7日(土) 、8日(日)の2日間、消防団員53名を対 象に、「幹部教育指揮幹部科現場指揮課程」を実施しました。 「救助・救命訓練」 、 「火災防ぎょ訓練」、 「地域防災指導訓練(応急手当) 」など、実践的な実技 訓練中心のカリキュラムであり、教育生からは、「基本的な部分を再確認できた」「今まで使った ことがない資機材を実際に使って訓練でき、有意義であった」という意見が寄せられました。ま た、 「現場指揮と安全管理」の講義では、様々な危険が潜む災害現場で必要とされる現場指揮と安 全管理について、動画映像を活用しながら重要なポイントを説明し、現場指揮・安全管理の重要 性を再認識していただきました。 消防団を中核とした地域防災力の充実強化に寄与するため、今後も、本課程並びに分団指揮課 程の教育訓練内容の充実を図っていきます。 【救助・救命訓練の様子】 12 国等の動き 消防庁通知等 ◆ 石油コンビナート等特別防災区域の変更に係る防災体制について(通知) (12月4日、消防特第202号、27高圧第22号) 総務省消防庁特殊災害室長、経済産業省商務流通保安グループ高圧ガス保安室長より、関係道 県消防防災主管部長あてに次のとおり通知されましたのでお知らせします。 本日付けで公布・施行された政令第404号及び総務省・経済産業省告示第4号により石油コ ンビナート等特別防災区域の変更等が行われました。 貴職におかれましては、石油コンビナート等特別防災区域変更の周知徹底、石油コンビナート 等防災計画の見直し及びそれに基づく防災対策の実施等、改正後の当該区域に係る防災体制の確 立について引き続き格段の御配慮をされるとともに、関係市町村に対してもこの旨を周知されま すようお願いします。 (以下省略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/concern/law/tuchi2712/pdf/271204_toku202.pdf)に掲載されていま す。 報道発表 ◆ 「消防防災科学技術研究推進制度」平成28年度研究開発課題の募集(12月2日、消防庁) 「消防防災科学技術研究推進制度」は、消防防災行政に係る課題解決や重要施策推進のための 研究開発を委託する競争的資金制度です。 平成28年度は、「科学技術イノベーション総合戦略2015」(平成27年6月19日閣議 決定)等の政府方針や消防防災行政における重要施策等を踏まえ、下記(省略)のとおり研究開 発課題を募集します。 ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271202_houdou_1.pdf)に掲載されてい ます。 【問い合わせ先】 総務課(消防技術政策担当) 担当: 中越、和田 ◆ 防災拠点となる公共施設等の耐震化推進状況調査結果(12月4日、消防庁) 公共施設等は、多数の利用者が見込まれるほか、地震災害の発生時には災害応急対策の実施拠 点や避難場所・避難所になるなど、防災拠点としても重要な役割を果たしていることから、これ らの施設を対象とした平成26年度末の耐震化進捗状況を確認するため、調査を実施し、結果を 取りまとめましたので公表します。 本調査結果を受け、本日、消防庁では、地方公共団体に対し、耐震診断や診断結果に基づく耐 震改修などの耐震化の取組を推進するよう通知を発出いたします。 今後も、防災拠点となる公用施設等の耐震化を推進するため、地方公共団体に対し働きかけを 行ってまいります。 (以下省略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271204_houdou_1.pdf)に掲載されてい ます。 13 【問い合わせ先】 国民保護・防災部防災課 担当:震災対策専門官 多鹿/震災対策係長 木村 ◆ 全国瞬時警報システム(Jアラート)全国一斉情報伝達訓練の結果(12月4日、消防庁) 11月25日に実施した全国瞬時警報システム(Jアラート)の情報伝達訓練の結果を公表し ます。(以下省略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271204_houdou_2.pdf)に掲載されてい ます。 【問い合わせ先】 国民保護・防災部防災課 国民保護室、国民保護運用室 担当:近藤補佐、四維係長、山﨑事務官、小林事務官 ※ 消防庁各課室の直通電話番号は(http://www.fdma.go.jp/neuter/about/tel.html)に掲載さ れています。 週間情報では、各本部の身近な情報を掲載していますので情報をお寄せ下さい。 週間情報への投稿は企画課へ! TEL 03-3234-1321 FAX 03-3234-1847 E-mail : [email protected] 14
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