Lateral Thrust

疾患別
疼痛対処法
脊椎圧迫骨折
基本方針 4週間のギプス固定。その後、約8週間の
硬性コルセット装着。 リハビリテーションは外固定期間中と骨癒
合後の2つに分ける必要がある。
外固定期間中のアプローチ
骨癒合促進
脊椎後弯変形予防
脊椎後弯変形の影響
骨盤後傾
=大腿骨頭の前方被覆減少→変形性股関節症
立脚期の股関節外転モーメント減少 =ラテラルスラスト増加→変形性膝関節症
後方重心
=大腿直筋の過剰活動→筋の易疲労性 →二次的筋力低下
深部筋ー筋膜コルセット
アプローチ
腹横筋が両側収縮と同時に多裂筋が収縮
することで胸腰筋膜の緊張が増加して腰痛
骨盤領域安定性を向上させる
腹式呼吸
骨癒合後のリハビリテーション
変形した脊椎は治らない! 変形進行の予防
腰背部痛の緩和
筋スパズム
アライメント変化
↓
後弯位による多裂筋の収縮不全
↓
深部筋ー筋膜コルセット作用低下
↓
Global muscleの負担増大
↓
Global muscleの過緊張状態
寝返りを用いた機能評価
胸郭の制限?
肩甲帯の制限?
股関節の制限?
胸腰筋膜のストレッチ
胸腰椎前弯可動域練習
膝OAの疼痛
PF由来
階段昇降時痛
FT由来
歩行時痛
膝蓋大腿関節
膝蓋大腿関節痛の発生機序
大腿四頭筋の
遠心性収縮
Infrapatella tissue
の拘縮
内・外側の組織硬度
バランスの破綻
階段降段時痛
赤羽根らは
infrapatellar +ssueの拘縮によりPFの接触内圧が上昇すること、内・外側の組織
硬度のバランスの違いがPatella trackingを不安定なものとすること、階段降段時
における大腿四頭筋の遠心性収縮がPFの接触内圧をさらに高くすることの3つの
要素が相まって階段降段時痛が発現する。 VI・VLの拘縮
外側膝蓋支帯の拘縮
PFの
接触内圧上昇
膝蓋下脂肪体の拘縮
大腿脛骨関節
緒方ら
Lateral Thrustの程度が膝OA患者の疼痛と大きくかかわっている。
畠中ら
膝関節後方に強固な軟部組織の短縮などの運動制限要素が存在する
場合、膝関節伸展に伴った関節間力の作用点の前方移動が起こらず、
関節面への圧縮応力が増大する。
大腿外旋 重心
内反変形
内反変形
Lateral
Lateral
Thrust
thrust
大腿外旋
大腿外旋
下腿内旋
下腿内旋
荷重応力が内側部に集中
荷重応力が内側に集中
MMの生理的な前方移動の制限
MMの生理的な前方移動の制限
下腿内旋
MM前節の
インピンジメント
Infrapatellar tissueの拘縮
後方関節包拘縮
膝蓋下脂肪体、横靭帯、半月板の
生理的な前方移動を制限
転がり滑り機構阻害
MM前節の
インピンジメント
外旋膝の改善
膝90°屈曲では脛骨粗面位置が
膝蓋骨中心線と一直線上になる。
正常位置にある脛骨粗面
外旋膝は脛骨粗面が外側
に位置する