大谷石・芦野石活用についての要望書(PDF:117KB)

文部科学省
文部科学大臣 馳 浩 様
2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技
大会における競技会場への
大谷石・芦野石活用についての要望
栃
木
県
宇 都 宮 市
那
須
町
要
望
栃木県宇都宮市で産出される『大谷石』は、耐火性や独特の素材感・
質感に加え、加工しやすいなどの特徴を活かし、広く建築資材として使
用されております。これまで、フランク・ロイド・ライト氏が設計した
旧帝国ホテルや、旧国立競技場においても入場口や回廊の壁面に使用さ
れるなど、多くの建築物に利活用されてまいりました。
また、同様に那須町で産出される『芦野石』も、加工性にすぐれ、隈
研吾氏が設計した那須歴史探訪館や石の美術館(那須町)をはじめ、公
園等の公共施設など幅広く利活用されております。
このような中、2020年に開催されます東京オリンピック・パラリ
ンピック競技大会に向けまして、各種の競技会開催会場の整備が予定さ
れておりますが、新国立競技場をはじめとする会場整備にあたりまして
は、日本固有の資源であり、広く愛されてまいりました『大谷石』、
『芦野石』の活用につきまして、特段の御配慮をお願い申し上げます。
平成28年2月18日
栃木県知事
福田 富一
宇都宮市長
佐藤 栄一
那須町長
高久
勝