文部科学省 文部科学大臣 馳 浩 様 2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技 大会における競技会場への 大谷石・芦野石活用についての要望 栃 木 県 宇 都 宮 市 那 須 町 要 望 栃木県宇都宮市で産出される『大谷石』は、耐火性や独特の素材感・ 質感に加え、加工しやすいなどの特徴を活かし、広く建築資材として使 用されております。これまで、フランク・ロイド・ライト氏が設計した 旧帝国ホテルや、旧国立競技場においても入場口や回廊の壁面に使用さ れるなど、多くの建築物に利活用されてまいりました。 また、同様に那須町で産出される『芦野石』も、加工性にすぐれ、隈 研吾氏が設計した那須歴史探訪館や石の美術館(那須町)をはじめ、公 園等の公共施設など幅広く利活用されております。 このような中、2020年に開催されます東京オリンピック・パラリ ンピック競技大会に向けまして、各種の競技会開催会場の整備が予定さ れておりますが、新国立競技場をはじめとする会場整備にあたりまして は、日本固有の資源であり、広く愛されてまいりました『大谷石』、 『芦野石』の活用につきまして、特段の御配慮をお願い申し上げます。 平成28年2月18日 栃木県知事 福田 富一 宇都宮市長 佐藤 栄一 那須町長 高久 勝
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