ライフサイエンスの研究生産性を 向上させる革新的ロボット技術

平成28年1月18日産総研発ベンチャーTODAY資料
ロボティック・バイオロジー・インスティテュート株式会社
The Institute of Robotic Biology Inc.
ライフサイエンスの研究生産性を
向上させる革新的ロボット技術
人と恊働し「進化」するバイオベンチワークロボット<まほろ>の事業化
●煩雑で複雑な、バイオ関連作業をヒト型汎用ロボットにより自動化
●熟練者より高い精度と熟練者のコツの見える化の実現
●全てのバイオ関連作業に応用が可能で、人は創造的研究に専念
関連技術分野:ライフサイエンス全般、創薬、再生医療、ロボット、AI
連携先業種:製造業(医薬品/臨床診断/化学)
研究のねらい
バイオ関連の技術の進歩とともに、実験の作業内容は多岐に渡り、かつ大規模化しています。また
解析技術の高感度化に伴い実験スケールは微量多検体化しています。そのため、ロボット化は必須と
なりますが、従来の自動化機器は単純な作業しか行えず、かつ熟練者よりも精度が低く、完全な自動
化は困難です。そこで、ヒト型汎用ロボットで、人間が行う作業をそっくり再現する事が可能であるロボ
ット技術を応用し、研究者が誰でも使えるシステム(Easy to Use)を目指して、ライフサイエンスを高度
化することがねらいです。
研究内容
ヒト型汎用ロボットを最適化し、汎用ベン
チワークロボットシステムを開発しました。
従来、熟練した技術者が無意識に行なっ
ていた作業の「コツ」があります。この「コツ」
を数値化することで、より精度および再現
性の高いバイオの実験データをハイスルー
プットに生み出せるヒト型汎用ロボットシス
テムを開発事業化します。また、研究者が
誰でも使えるために、インターフェースシス
テムも開発しています。
ライフサイエンスの研究生産性を飛躍的に
向上させ、世界のデファクトを目指します
ヒト型汎用ロボットによるバイオ関連作業の自動化
連携可能な技術・知財
・サンプル前処理等の高精度化
・創薬スクリーニング全般システム
・標準化が求められる、前臨床・臨床検査全般
・バイオハザード実験(インフルエンザ、エイズウ
ィルス等を扱う実験)
・被曝の恐れがある、放射性同位元素を用いる実験
・爆発等の危険が伴う有機合成実験
・真空下、高温/低温下での実験
産総研技術移転ベンチャー ロボティック・バイオロジー・インスティテュート株式会社
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