インドネシア共和国ボゴール市との一般廃棄 物処理改善プロジェクト

PRESS RELEASE
独立行政法人国際協力機構
中国国際センター(JICA 中国)
2016 年 2 月 12 日
ボゴール市長が来日!湯崎知事出席のプロジェクト開講式を開催
「インドネシア共和国ボゴール市との一般廃棄
物処理改善プロジェクト」がいよいよスタート!
広島県庁が実施するJICA草の根技術協力事業「インドネシア国ボゴール市との一般廃棄物処理改善プ
ロジェクト」が 2 月 15 日(月)にスタートします。
このプロジェクトは、今後2年間にわたり、ボゴール市への効率的な廃棄物処理システムの導入を支援す
るため、市職員等の人材育成を行うとともに、広島県とボゴール市が環境関連の分野でビジネス交流を促進
していくものです。
今回は、プロジェクトの一環である研修の開講式を、ボゴール市長隣席のもと、開催します。県とJIC
Aが協力して行う人材育成事業です。ぜひ、取材をご検討ください。
1
開講式概要
(1) 日 時 : 平成28年2月15日(月) 10:30~11:00
(2) 場 所 : 広島県庁北館2階 第1会議室
(3) 出席者 :
・ボゴール市長
Dr. Bima Arya(ビマ アルヤ)
・同夫人
Ms. Yane Ardian Rachman(ヤネ アルディアン)
・ボゴール市環境部局幹部職員 10名
・広島県知事 湯﨑英彦氏
・JICA中国所長 大田孝治 ほか ※使用言語は日本語・インドネシア語で、通訳が付きます。
(4) 次 第 :
①知事挨拶
2
②ボゴール市長挨拶
③JICA中国所長挨拶
④研修生代表挨拶
⑤写真撮影等
一般廃棄物処理改善プロジェクト(JICA草の根技術協力事業を活用)の事業実施における背景
ボゴール市は首都ジャカルタの南60㎞に位置し、ジャカルタ都市圏の一部を形成する、比較的所得水準
の高い地域です。標高 270mの高原に位置し、冷涼な気候であり、大統領宮殿も置かれています。そのよう
な好環境の条件から、近年人口が増加し続け、現在では、約20km2 に約100万人が居住している世界ト
ップクラスの人口過密地域となっています。人口とともに、「一般廃棄物(ゴミ)
」も増加しており、既存の
一般廃棄物最終処分場が年々逼迫を受けており、市民への3R*意識の浸透及び市の廃棄物処理の効率化に
よる最終処分量の削減が喫緊の課題となっています。平成26年4月に広島県職員が市長を表敬訪問した際、
ボゴール市側から住民に対する一般廃棄物排出量を抑制するための教育や、リサイクルノウハウ等の分野で
の支援を求められたもので、この協力の一環として、本提案事業を実施することとなりました。
3R*:循環型社会形成に向けた取組。廃棄物の Reduce(排出抑制),Reuse(再利用),Recycle(再資源化)
【本件に関する問い合わせ・申込み先】
JICA 中国 市民参加協力課
TEL:082-421-6305
担当:松原
FAX:082-420-8082
E-mail:[email protected]
地域から世界へ、世界から地域へ
元気をつなぐ JICA 中国
JICA 中国ウェブサイト