-記 記者発表資料 料- 平 平成 28 年 2 月 12 日 日本下水道事 事業団 -平成 成27年度下 下水道革新的 的技術実証事業(B-DASH プロジェク ト)- 「バイオガス中の の CO2 分離・ ・回収と微 微細藻類培養 養への利用技術実証事 事業」の実 実証研究 施設完成式典につ ついて 日本下 下水道事業団 団と(株)東 東芝・ (株)ユ ユーグレナ・日環特殊( (株) ・ (株) 日水コン・佐 佐賀市で 共同提案 案し採択され れ、国土交通省 省国土技術政 政策総合研究 究所からの委 委託研究とし して実施して ている「バ イオガス ス中の CO2 分離・回収と 分 と微細藻類培 培養への利用 用技術実証事 事業」の実証研 証研究施設がこのたび 完成しま ました。 ついて ては、実証施 施設の完成を を記念して以 以下のとおり完成式典を開催する運び びとなりまし した。 実証施 施設完成式典 典の概要 日 時 平成 成28年2月 月17日(水 水)13時30分~14時30分 会 場 佐賀 賀市下水浄化 化センター 佐賀 賀市西与賀町 町高太郎26 67 主 催 本実 実証事業共同 同研究体 出席 席者 佐賀 賀市長、国土 土交通省担当 当官、日本下水道事業団理 理事等各共同 同研究体代表 表者他 付帯 帯行事 式典 典終了後に国 国土交通省担 担当官による記念講演 「B--DASH 事業の の取り組みと と下水処理場 場における藻 藻類培養事業 業に向けての期待」 微細藻 藻類は成長速 速度の速さか から世界が注 注目している有用バイオ オマスの一つ です。この実 実証事業 は、これ れまで利用さ されていなか かった下水バ バイオガス中のカーボンニ ニュートラル ルである CO O2 を新た な資源と として分離・回収し、回収 収した CO2 と脱水分離液 液を微細藻類 類(ユーグレ レナ)の培養に用い、 返流水中 中の窒素・リ リンの除去性 性能と有用藻 藻類の培養生 生産について実 実証するもの のです。 今回完 完成した主な な実証研究施 施設は、PSA A(加圧減圧吸着法)によ より下水バイ イオガスから ら CH4 と CO2 を効 効率的に分離 離・回収する高純度二酸化 化炭素回収設 設備(PSA ユニット) ユ 、お および回収し した CO2 と脱水分 分離液(窒素 素、リンその の他のミネラ ラル分を豊富 富に含んでいる)を用い て微細藻類を効率的 に培養生 生産する微細 細藻類培養設 設備です。(添 添付資料参照 照) 成式典の現地 地取材をご希 希望の場合 は、2 月 15 5 日(月)正 正午までに広 広報室までご ご連絡下 ※完成 さい い。 ※完成 成式典の状況 況写真をご希 希望の場合 は、2 月 18 8 日(木)以 以降にお渡し しできますの ので、資 源エ エネルギー技 技術課までお お問い合わせ せ下さい。 (問 問い合わせ先) JS技術戦略部 資源エネルギ 資 ー技術課長 細川 恒 TE EL:03-6361-7853 FA AX:03-5805-1828 E-mail:[email protected] 参考資料 バイオガス中のCO2分離・回収と微細藻類培養への利⽤技術実証研究 実施者名 :(株)東芝・(株)ユーグレナ・⽇環特殊(株)・(株)⽇⽔コン・⽇本下⽔道事業団・佐賀市 共同研究体 実証フィールド:佐賀市下⽔浄化センター 実証期間 :平成27年度〜 実証内容 濃縮汚泥の可溶化処理を⾏い、発⽣したバイオガスからCO2を分離・回収する。 回収したCO2と脱⽔分離液を⽤いて微細藻類の培養を実施し、以下の検証を⾏う ①CO2分離・回収性能 ②微細藻類(ユーグレナ)の⽣産性能 ③脱⽔分離液中の窒素・リンの除去性能 ④汚泥可溶化性能 微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)は 飼料・肥料等新たな⾼付加価値資源 としての利⽤が可能 実証フロー図 汚泥可溶化による バイオガス量の安定・増収 本 実 証 事 業 範 囲 藻類培養による 有⽤藻類の⽣産 バイオガスから⾼濃度CO2 を分離・回収 回収CO2有効利活⽤設備 CO2(99%以上) 脱⽔ 分離液 N・P CO2分離・回収設備 (CCU) 回収したCO2と脱⽔分離液を ⽤いて微細藻類を培養 CO2の有効活⽤ 返流⽔負荷の低減 バイオ ガス 地域社会 実証設備概要 脱⽔ 設備 汚泥 下⽔ 下⽔処理施設 汚泥可溶化 設備 消化槽 下⽔汚泥の肥料化 (農業利⽤)
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