10 泌尿器科副部長小山耕平医師日本泌尿器科学会専門医膀胱がんについて 2 日本での膀胱がんの発生率は人口万人あたり人程度と言われ、男女比は対と男性に多く、また、若年層よりも高齢層に多いのが特徴です。そして、発がんの最大の原因は喫煙です。小山医師に話を聞きました。回腸導管施術城山病院特集 10 1 他にレントゲン検査るので、尿路変向を行やＣＴ、ＭＲＩ検査をいます。その方法とし初期症状行う場合もあります。ては左右の尿管を皮大きな特徴が無症また、内視鏡で腫瘍の膚につなぎ、腎臓まで候性肉眼的血尿です。一部を採取し顕微鏡カテーテルを入れて痛みはないが肉眼でで診断もしますが、多排尿する尿管皮膚瘻、尿に血が混じっていくの場合は治療とか回腸の一部を切り取るのが分かった場合ねて経尿道的膀胱腫ってそこに左右の尿は要注意！初期では瘍切除術︵ＴＵＲ㿌Ｂ道をつなぎ、その回腸この血尿は自然に消ｔ︶を行います。の一端を皮膚につな失してしまう事があいで排尿する回腸導るので、病院に行かず管造設術、また、長め治療放っておく人がいまの腸管を利用して代すが、腫瘍が進行して膀胱は粘膜と、その用膀胱を造設し、残しくると痛みや血の塊奥の筋肉の二層で成た尿道とつないで自が尿に交じるようにり立っており、がんの排尿を可能にする方なり、慌てて病院へと進行状態により治療法︵ネオブラザ︱造いうことになります。方法が変わります。設︶があります。ネオ一方、血尿とともに痛まず、粘膜にできた早ブラザー造設法は合みや頻尿の症状があ期がん︵筋肉に浸潤し併症のリスクが高くる場合は、膀胱炎や尿ていないがん︶の場合なり、高齢の方などに路結石などの病気がは、先述した内視鏡下はお勧めしません。による経尿道的膀胱また、全身状態が悪か疑われます。腫瘍切除術︵ＴＵＲ㿌ったり、尿路変向をし検Ｂｔ︶で治療が終了し、たくないなどの理由査後は経過観察を行いで膀胱全摘除手術が膀胱鏡検査を行います。できない場合は膀胱ます。尿道口からファ粘膜壁を貫き、筋層に温療法として抗がんイバースコープを導浸潤しているが、他所剤を動脈内に投与し、入して膀胱がんかどには転移していない放射線治療を併用すうかを検査します。男がんは、膀胱全摘出をる場合もあります。性は尿道が長いので行います。男性は膀胱進行転移がんの場合柔らかく細いファイと前立腺を、女性は膀は、全身抗がん剤療法バースコープを使い胱、尿道、子宮、膣の一を行います。当院ではますが、みなさんが想部も摘除します。尿を抗がん剤のジェムザ像されるほど苦痛はためる膀胱を摘出すールとシスプラチンなく、検査は数分で終の２種類を組み合わわりますので、怖がらせたＧＣ治療を行っないでください。ています。以上、膀胱がんの初期症状から治療まで述べましたが、早期発見が最も大切です。血尿が出たらすぐに専門医に受診してください。腎盂腎杯腎臓尿管膀胱尿管口尿道前立腺腎臓尿管ストーマ回腸導管パウチ（尿をためるビニール袋）