長野市芸術館 舞台運営サポート業務委託 仕様書 1. 委託業務の目的 本業務は、3つの専門ホールを有する長野市芸術館における舞台運営をサポートするものであり、 当該業務を円滑に遂行するために必要となる専門的知識・技術力、類似施設での運営実績、継続 性並びに繁忙期における応援体制などの必要条件を総合的に判断して最も優れている事業者を選 定し、効率的・効果的な舞台運営業務の推進を図るものである。 また、業務の実施にあたっては、舞台施設の機能を十分に発揮し、安全・安心な施設運営を常に 心がけることで、利用者との信頼の構築に努めるものとし、業務上、よりよいサービスを提供するため に当然に必要となる利用者への対応についても積極的に提案し、実施するものとする。 2. 委託業務の契約期間 平成28年5月1日から平成30年3月31日まで(1年11か月間) 3. 委託業務の内容 (1) 通年業務 ① 長野市芸術館施設(メインホール・リサイタルホール・アクトスペース及びそれに付随する施 設)の技術的な運用管理・保全業務・日常点検 ② 施設の舞台機構、音響、照明の設備・機器・備品の整備、操作及び管理 ③ 保守点検及び修理の立会い及び動作確認 ④ 施設利用者が施設を利用する際の技術協力・指導 ⑤ 上記業務に関する施設利用者、当館関係者との相談、技術打合せ及び現場での指示、立 会い及び監督指導 ⑥ 当館が行う管理業務以外の自主事業・共催事業・普及育成事業・アウトリーチ事業等のプ ランニング及びオペレーターとしての参画、ホールの清掃、火気点検及び施錠確認 ⑦ その他上記各号に付随する業務 ア 使用物品、機材等の使用報告 イ 業務日誌の記録 ウ 付随備品、消耗品の管理 ⑧ 開館へ向けた準備業務(舞台設備関係の動作確認・習熟作業、備品関係の点検・管理) ⑨ 舞台運営業務の実施に伴う当財団の職員との連絡調整・報告 ⑩ 舞台設備機器の操作マニュアルの作成 ⑪ 施設自衛消防隊及び消防訓練等への参加 (2) 増員業務 委託業務の内容は、上記「(1)通年業務」と同じ。 4. 業務時間及び業務日(通年業務及び増員業務共通) (1) 業務時間 8:30~22:30 (2) 施設の利用状況により、深夜・早朝等、開館時間外の業務も含む (3) 業務日は通年。但し休館日(火曜日および年末年始)は除く。 (4) 上記に基づいて当館担当部署と協議の上、業務実施日を決定し、シフトに従い業務につく。 <基本シフト> 早 番 8:30~17:15(休憩は、シフト時間内で1時間) 遅 番 13:45~22:30(休憩は、シフト時間内で1時間) 通し番 8:30~22:30(休憩は、シフト時間内で2時間) <通年業務> 長野市芸術館の年間想定稼働日数は、開館日295日(休館日・保守点検日を除く)の70%に 当たる207日となり、年間1,605時間(7.75時間×207日)を基本とし、施設稼働の状況に応じ て年間1,605時間の中で割り振る。 出来高払いでなく、勤務時間が延長しても委託料に変更なく、当初の委託料の範囲での対応と なるので、1年間で1,605時間まで対応可能な参考見積書を提出すること。 ただし、平成28年度は開館から11か月間の稼働のため、想定稼働日数190日(207日× 11/12)となり、平成28年度に限り、年間1,473時間(7.75時間×190日)を基本とする。 <増員業務> 原則8:30~22:30のうち、当館が指定する時間とする。 5. 委託業務スタッフの予定人数(通年業務のみ) (1) 舞台1名 (2) 照明1名 (3) 音響1名 6. 委託業務スタッフの経験年数(通年業務及び増員業務共通) 舞台、照明、音響の舞台運営スタッフについては、舞台の管理運営に係る全般的な知識を有し、 積極的に業務に従事する意欲のある、誠実で健康な者とし、それぞれにプランニング、オペレーショ ンの技能と経験を持つ者で、劇場、ホール施設の管理の経験を併せ持つ者 7. その他 (1) 人材の確保 研修を4月中旬から予定していることから、それまでに必要な舞台技術スタッフを確保すること。
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