http://www.hospital-oyama.jp/ 〒323-0028 栃木県小山市若木町1-1-5 ☏0285-21-3800(代表) 病院長挨拶 独法化 1 年を終えて 旧小山市民病院と新小山市民病院は、どこがどう違うのだろうか? 全国各地で多くの公立病院が経営に行き詰まり、次の 3 つの視点から病院改革を進めること が必要とされました。すなわち、1)経営効率化:経営の数値目標を掲げ、収支の改善を図る、 2)再編・ネットワーク化:病院、その他の医療機関同士が競い合うだけではなく、連携・役割 分担をして共倒れを防ぐ、3)経営形態の見直し:地方独立行政法人化など民間的経営手法を導入 する、などの観点で改革プランを実行することが強く要請されました。 昨年 4 月を期して市立の旧小山市民病院から地方独立行政法人に経営形態を変えた新小山市民病院は、 経営の効率化と地域医療の中で市民が望む役割を果たす責任が課せられ、4 年間の中期計画が策定されま した。その中で最大の事業である老朽化した病院を新築移転することは、市民病院の存続にとって必要条件 であると考えたからです。しかし、新市民病院が存続するためにはそれだけでは十分ではありません。健全 経営と地域中核病院としての機能の充実に努めなければなりません。 独法初年度の結果は、どうだったでしょうか。経営面においては、はじめて経常黒字を計上し、大幅な 改善を達成することができました。病院機能の上でも、常勤医師数の増加で休止していた診療科が再開され、 入院患者数、手術件数、救急入院が増加しました。第 1 ラウンドは、無事乗り切りましたが、第2、第3、 第 4 ラウンドまで、まだまだ厳しい試練が続きます。職員一同、皆様に「頑張れよ!」と言って頂ける ような「いい病院つくり」に精を出しますので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い 申し上げます。 平成 26年6月 新小山市民病院 理事長・病院長 島 田 和 幸 年に 1 度のドックはいかがですか? 健診センター所長 中野 真宏 人間ドックの由来は、船の修理や建造用の施設「dock(ドック) 」からきています。次の航海で 事故が起こらないよう、完全な点検や修理をする為に入る場所であることからその名が付きました。 私たちは、事故に結びつかないように車の車検や点検を欠かしません。ご自分の身体はどうでしょうか? 定期健康診断では、身体の精密な点検や評価、がんの早期発見には不十分です。栃木県のがんの実態報告では、 胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・前立腺がんが多いと報告されています。 早期に発見し、早期に治療を開始すれば治癒率が高いことを私たちは十分に知っていても、予防医学で ある人間ドック受診率は低いのが現状です。当健診センターでは人間ドックを主として脳ドック、乳がん、 子宮がん検診を行い、病気の早期発見と二次治療への推進に努めています。人間ドック情報管理士の資格を 有する医師・管理栄養士の他、食生活改善アドバイザー・糖尿病療養指導士による動機づけ支援、継続支援 の体制を整え、健診の質と受診者の満足度向上のため様々なサービスに力を入れています。 また、女性の受診者が安心して検査を受けられるように検査スタッフは、女性を多く起用し、血圧脈派検査 装置(PWV)や超音波による内臓脂肪面積の評価検査(DUALSCAN)をドックの標準メニューに 導入しました。また、生活習慣に起因する高血圧・高脂血症・肥満・高尿酸血症・糖尿病についてランチ セミナーを開催しています。栃木県は、高塩分摂取地域のため、胃がん・高血圧・脳血管障害が多く、特に 「減塩」の食生活改善の指導には力をいれており、尿検査からの1日の推定塩分摂取量(g)の換算値測定 サービスは、ドック受診者から大変好評を得ています。 忙しい日々も健康で充実した毎日が送れるように是非、当院の人間ドックでメディカルチェックを受けて 下さい。今後の予定としまして、当院が独自に開発した減塩・アンチエイジングを取り入れた 昼食の提供、療法士による運動セミナーの開催、心臓ドック、1 泊 2 日ドック、レディース ドックday“健康づくりの講演会”の開催など順次開始しますので、ご期待下さい。 ださい。 わ か ぎ 平成26年 6 月号 病院内のいくつかの場所に設置してある投書箱に投函されたものの中から、 いくつかご紹介したいと思います。定期的に回収後、質問ごとに担当部署へ戻し、検討と対策改善に 努めさせています。疑問に思うことや、わからないことがございましたら、ぜひ投函して下さい。 いつでも Q: 受付で生年月日を言わされるのはどうして? A: 病院では、患者様が安全に安心して診察・治療が 受けられるように努力している毎日です。 患者間違いの1つの対策として、患者様から生年月日 と氏名を言っていただいています。同姓同名の患者様に は生年月日を確認しないと間違う事があります。患者 間違いを起こさないことを目的に、やめることはできま せんので、いろんな場面で軟化も確認をお願いすると 思いますが、是非ご理解と、ご協力をお願い致します。 Q: 説明のない自費請求(検査)があり、 高額でとても困りました。 A: 自費請求された(検査)内容を確認することはでき ませんでしたが、説明しなかったことについては、誠に 申し訳ありませんでした。今後、医事課に依頼して、自費 請求する内容を患者さんがよくわかるように表示したい と思います。また、診察時に自費請求で検査をする時 や、物品を自費請求で渡す時には、必ず事前に説明して 承諾を頂くようにしたいと思います。 総合診療科での学生実習に 対するご協力のお願い 皆様、こんにちは。4 月より、内科・総合診療科に参りま した、熊田と小松です。どうぞ宜しくお願い致します。 私たち総合診療科では、通常の診療と平行して、自治 医科大学医学部 4 年生の臨床実習(実際に患者さんを診 察する実習です)を 5 月 20 日より行っております。内容 は、総合診療科外来における学生による問診、診察です。 学生と一緒に指導医(総合診療科の医師)も診療し、診 断、検査、治療の決定は指導医が行います。また、重篤な 症状(緊急を要する症状や重い症状)と指導医が判断し た場合は、直ちに指導医に診察を交替するなど、患者様 のご迷惑にならないよう最大限の配慮をしております。 既にご協力頂いた方もいらっしゃいますが、学生は多く のことを学ばせて頂いております。この場を借りて、篤く 御礼申し上げます。なお、診察実習は火曜日から金曜日 の午前中に、17 番診察室で行っております。医学生にとっ て、実際に患者さんを診察する機会は大変貴重であり、 医者になる大切な一歩であります。ぜひその一歩への皆 様のご協力を宜しくお願い致します。 総合診療内科 熊田 真樹 http://www.hospital-oyama.jp/ Q: リハビリの先生方へ、少しでも良くなろう と思っていてみんな毎日リハビリが出来る のを楽しみにしていました。私もいろんな わがままを言って困らせました。それでも いやな顔をせずに受け止めてくれました。 本当に申し訳ありませんでした。退院のこと についての話し合いの時も皆さんに、いろい ろと心配して頂きまして本当に有り難う ございました。 でも、休みが続いてリハビリがない時は、 みんなつまらなそうにしていました。 A: 今後も 感 謝の 言葉 が 得ら れ るよう 努 め、 休日に関しては、3 日以上の連休を作らない 方針で、年末年始等対応していきます。 しかし、現在の人員配置では、休日の対応は 困難なところもあり、休日のプログラム等配慮 し、自分で動くこと が リハビ リであること を 理解していただける様努めます。 これからも 皆様のご意見・ご要望を 参考に、日々邁進して いきたいと思っております。 どうぞ、よろしく お願い致します。 透析治療送迎サービス 開始しました 当院で透析治療を受けられる方を対象に、無料 送迎サービスを開始しました。 この送迎サービスは、当院で透析治療を受けら れる方で自力での通院が困難な方等を対象とした サービスです。利用される方の乗降場所に留意しな がら送迎ルートを設定し、乗合での乗車となります。 利用されるには一定の条件等がございますので、 詳しくは新小山市民 病院透析センターに お問い合わせくださ い。 (☎0285-21-3826) 小松 憲一 〒323-0028 栃木県小山市若木町1-1-5 ☏0285-21-3800(代表)
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