2 年目のコーポレートガバナンス・コード対応

第 21 回
CY 法務セミナー
2 年目のコーポレートガバナンス・コード対応
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コーポレートガバナンス元年を総括しつつ、コード
対応 2 年目のポイントと課題について考える
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【開催日時】2016 年 2 月 10 日(水)14:00~16:00(13:30 受付開始)
【会 場】 シティユーワ法律事務所ホール(東京都千代田区丸の内 2-2-2 丸の内三井ビル 8 階)
【受講料】 無料
【定 員】 50 名
*お申込み多数の場合は、お申込みをいただいた段階で 1 社あたり 2 名までに制限させていただ
く場合もございます。予めご承知おきくださいますようお願い申し上げます。
*恐れ入りますが、企業内弁護士を除く弁護士、学生の方のお申込みはご遠慮ください。
セミナー内容 (仮)
1. 初年度のコーポレートガバナンス・コード対応の総括
2. 今後、重要になってくると思われるポイントについて
(1) いわゆる政策保有株式
(2) 経営陣幹部・役員らの報酬について
(3) 経営陣幹部・役員らの指名・選任について
(4) 内部通報と社外役員の関わり方
(5) 社外取締役の有効活用と任意の仕組み
(6) 取締役会の評価と取締役のトレーニング
(7) 株主との建設的な対話
3. 質疑応答
≪スピーカーより≫
2015 年は上場企業を対象にコーポレートガバナンス・コードの適用が開始されたことなどから
「コーポレートガバナンス元年」などと言われますが、3 月決算(6 月総会)の上場企業による
ガバナンス報告書の提出もこの 12 月でひと段落し、コード対応に苦慮された多くの会社の経営
陣やご担当者の方々は、ほっとされていることでしょう。しかしながら、コーポレートガバナン
ス・コード(CG コード)対応はこれで終わりではありません。とりあえず初年度は実施(コン
プライ)するとした原則については、コードの趣旨・精神を再確認し、他社の開示も参考にしな
がら、2 年目以降も同じ対応で良いのかを検討する必要があります。また、コンプライせず説明
(エクスプレイン)した原則についても、その内容の合理性や投資家への説得力を検証すること
は欠かせませんし、次年度以降に対応を検討するとした原則については、いよいよその方針を決
めていかなければなりません。このように CG コード対応は、初年度を乗り切ればそれで終わり
というものではなく、継続的にメンテナンスしていく必要があるものであり、投資家(株主)の関
心も高まっていますから、その作業は株主総会対策としても大変重要です。
そこで、初年度の CG コードへの各社対応をざっと総括しつつ、今後さらに重要になってくると
思われるポイントについて、解説を試みるセミナーを開催いたします。
≪スピーカープロフィール≫
弁護士 寺田昌弘 (てらだまさひろ)
シティユーワ法律事務所所属弁護士(パートナー)
。
大和証券およびモルガン・スタンレー証券で社内弁護士の経験があり、会社法・金融商品取引法
に明るい。委任状争奪戦や株主提案など企業・株主間の法律問題は経験多数。オリンパス事件で
第三者委員会(補助者)としてスキームの解明及び報告書の作成に関与した経験からコーポレー
ト・ガバナンスに関心を持ち、コーポレートガバナンス・コードやスチュワードシップ・コード
にも明るい。 関連著作は「不祥事に関与していない取締役・監査役の責任(上)~(下)
」
(旬
刊「商事法務」1998~2001 号に連載)など。