PRESS RELEASE 独立行政法人国際協力機構 東北支部(JICA 東北) JICA 秋田デスク 2016 年 2 月 2 日 横手市教育委員会連携、シリアで活動小笠原さん(青森県) 2 月 9 日に横手市立吉田小学校で講演 JICA 青年海外協力隊の幼児教育隊員としてシリアに派遣されていた小笠原直子(おがさわら なお こ・31 歳・青森県青森市)氏が、2 月 9 日に横手市立吉田小学校で行われる「総合的な学習の時間」にお ける“広げよう世界への扉~知ろう学ぼう世界のこと~”の時間に講演を行います。同氏は日本での幼 児教育経験を開発途上国のために役立てたいと活動を行ってきました。今回は JICA の国際協力出前講 座と秋田県教育庁事業「あきたっ子グローバルびじょん」の連携にて行われ、シリアの文化、習慣、人々 とのエピソードを交えながら日本とシリアとの比較、私たちにできる国際協力などがテーマです。ぜひ、 取材・報道をご検討ください。 同氏は 2009 年 9 月から 2011 年 4 月までシリア第 3 の都市ホムス県の幼稚園に配属され、保育者の 保育知識及び質の向上、子ども主体の教育方法導入を目的として「遊びを通した学び」の普及活動に携 わりました。具体的な活動として、園内に設置されている「遊びの部屋」を継続利用するために新たな遊 びの提案、教材作りの提案や補助、保育者に対する講習会の実施などを行いました。 今回の講演は 5・6 年生、計 65 人(5 年生 37 人、6 年生 28 人)が対象です。同校では今回の取り組み について、「世界に目を向けて、世界のことを学ぶ機会を持ち、異文化理解、民族共生などグローバルな 視点を持った生き方の素地を養う」ことを目的としています。 JICAは開発途上国の現状や国際協力の取り組みを若い世代に知ってもらうため、各地の学校などで、 JICA ボランティア経験者などによる「出前講座」を開催しています。また、秋田県教育庁では文部科学省 の助成金にて未来のグローバルリーダー育成を目的に「あきたっ子グローバルびじょん」事業を行って います。 今回講師を務める小笠原さんは「日々報道で目にする、耳にするシリアですが、内戦前に人々がどの ような暮らしをしていたのか、報道とは違った視点でシリアのことを伝える機会にしたい。講演を通して児 童の皆さんが違いだけでなく共通点を見つけ、自分たちと変わらないということに気付いてもらえたら嬉 しい」と話し、今回の講演会を楽しみにされています。 【出前講座日程】 日付:2016 年 2 月 9 日(火) 時間:13:30~15:00 会場:秋田県横手市立吉田小学校(TEL:0182-24-1160) 住所:秋田県横手市平賀町上吉田字大道 88 の 3 なお、本取材のアレンジは実施校の吉田小学校ではなく、JICA 秋田デスク櫻庭が行います。本件に 関するお問い合わせは以下 JICA 秋田デスクへお願いいたします。 ※このプレスリリースは、秋田県庁記者クラブで配布しています。 【本件に関する問い合わせ先】 JICA 秋田デスク 櫻庭武蔵 TEL・FAX:018-893-5313 E-Mail:[email protected] 1
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