共学校化初年度の2016年入試より始まった法政大学第二の新たな歴史

2016年 2 月 3 日発行
2016年度第14号 通巻第14号
共学校化初年度の2016年入試より始まった法政大学第二の新たな歴史
希望に満ちた受験生たちの目の輝きは、
法政大学第二の新しい門出にふさわしい光景
ずらりと並び、受験生を熱烈歓迎。
同校の開門予定時間は7時 30 分。
7時 15 分を過ぎると校門前にはた
2016 年度の首都圏入試で、最も受験生親子の注目と人気を集め
くさんの受験生親子が整列し、開門
た学校の一つ、法政大学第二中学校・高等学校〈神奈川県川崎市〉。
を待っています。実は取材班は、
「準
およそ 70 年の歴史を持つ男子校は今年度から共学校化を果たし
備が出来次第、門を開けます」と法政
ます。より進むダイバーシティ化に対応すべく、さまざまな人々のつ
大学第二の先生から心強いことばを
ながりを強化・実践するための進化です。
いただいていました。
同校の人気のさらなる要因には、法政大学の理念「自由と進歩」の
そしてこの日、校門が開き、受験生
精神にもあるでしょう。これは、既成概念にとらわれずに挑戦し、新
たちが入れたのは、7時 22 分。一斉
しい伝統を創り上げるというものです。SGU( スーパーグローバル
になだれ込む受験生親子。その目は期待感に満ちていたり、ほおに緊
大学 ) にも採択され、サステイナブル教育とその確立を目指す同大学
張を帯びていたり。そこからほどなく進むと、受験生は左折して入試
と同校の教育内容が時代とマッチし、その意義が広く浸透したから
会場へと歩を進め、保護者とはしばしのお別れとなります。
にほかなりません。
「がんばってね!」、
「楽しんできて!」
、
「あなたなら大丈夫!」
、
「いっ
また今春入試の特徴とも言える、大学付属校の高い人気も追い風
てらしゃい!」。
となっています。2月2日に行われた第1回入試は、男子は 100 名
ここまで一緒にがんばってきたお父さん、お母さんたちからのさま
の募集人数に対し 606 名の出願で 6.1 倍、女子は 40 名の募集人数に
ざまなエールが受験生の背中を押します。ずっと手を振り続けるお母
対し、なんと 326 名が出願し、8.2 倍もの高倍率になり、特に新設の
さんとそれを振り返り続ける受験生の姿が印象的でした。
女子で非常に多くの受験生を集めました。
例年、法政大学第二では、中2の有志の生徒たちがボランテイアと
最寄りの武蔵小杉駅から学校までは、使用路線により多少の違い
して、受験のお手伝いをしています。この日は約
人の生徒が活躍し
の日は約
約 35 人の生徒が活躍
躍し
はありますが、およそ 10 分程度。いちばん乗りの受験生は7時ころ
ていましたが、実はもっと候補者がいて選抜したのだとか。
選抜したのだ
だとか
とか。
。
やってきました。その頃すでに校門を挟んで左右には塾の先生方が
……(つづく)
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