市長定例記者会見資料 遠距離大学等通学支援による地元就職促進事業 (通称:新幹線通学費貸与事業) H28.2.3 企画課 1 目的 首都圏を主とした大学等への進学を機に、若者の地元離れが進んでいることを踏ま え、自宅から遠距離にある大学等への通学を支援することにより、進学に伴う生活・ 活動拠点を市内に留めることで地元就職・定住を促進することを目的とする。 ◎「家族・友人・地域社会等との繋がりの維持・強化」、 「地元企業への就職活動が 容易」などの効果により、さらには、対象者に対して地元企業情報等の提供を手 厚く行うことにより、地元就職・定住の確率の向上を図る。 2 支援の方 法 通学に係る費用のうち、新幹線通学定期券の購入に要する経費の一部を貸与する。 3 貸与対象 者 静岡市内に居住し静岡県外の大学、大学院、短期大学、専修学校(専門課程)に通学 する 30 歳未満の者 ※育英奨学金の対象者に準ずる(高校、専門学校(高等課程)を除く) ※修学期間の途中からの利用も可とする(ex.大学4年生から利用など)。 ※社会人学生は対象外とする。 ※教育機会の均等を目的としないため、所得制限は設けない。 4 貸与額 1か月当たり、新幹線通学定期券の額の 3 分の 1(1,000 円未満は切り捨て)、又は、 30,000 円のいずれか低い額を上限とする。 5 貸与期間 貸与期間は、貸与開始から正規の就学期間を上限とする(大学4年、短大2年など) 。 6 返還期間 大学等を卒業あるいは貸与金を必要としなくなった翌月から貸与期間の2倍の期間 内とし、利子は課さない。 (例:貸与 4 年 ⇒ 返還 8 年) 7 返還免除 以下のいずれかの条件に該当する場合、返還を全額免除する。 ①卒業後、引き続き本市に居住したとき。ただし、卒業後以降、返還期間に相当する 期間、静岡市の市民税の所得割を完納すること。 ②貸与対象者が返還を完了する前に死亡したとき。 ※育英奨学金の減免条件に準ずる(返還免除を受ける場合は、卒業後 1 年目の市民税 完納をもって(1 年は返還猶予)、2 年目以降に返還免除を決定する。 8 返還猶予 疾病その他特別の理由により返還が困難な者、又は大学等の卒業後も引き続き本市に 居住することが見込まれる者については、返還を猶予する。 ※引き続き本市に居住することが見込まれる者とは、市内に本社を置く企業に就職し たが、勤務地の事情により市外に居住する者など 9 事業期間 新規受付はH28~H31 の4年間とし、4年目の H31 に事業効果等を検証し H32 以降の 対応を決定する。その間に申請があった者については正規の修学期間については、H 32 以降も継続して支援する。(最大H34) ※H31 に1年生で利用開始した者はH34 まで継続。返還はH42 まで。 10 想定人数 想定利用人数(初年度)180 人(最大 720 人(H31) ) 11 財政予測 H28 54,000 千円(期間合計 864,000 千円)※最大額を利用した場合。
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