噴水のお手入れマニュアル www.it-garden.com この噴水はホースで給水し貯めた水を内部の電動ポンプで循環させる循環式噴水です。日頃のお掃除を兼ねたお手入れで長期にわたり美観を保ち、水景を与えるガーデンオブジェです。日常のお手入れと、定期的なメンテナンス項目をご説明しますので参考にご精読ください。また、ポンプ、水質維持剤、水中ライト資料は別途末巻に綴じていますので合わせて御参考にお読みください。噴水の循環と基本構造について材質は粉砕大理石とセメント材を混ぜ、型に流した石材部品を組立設置したものです。この大型 2 段噴水は大皿にためた水を台座内のポンプで循環させる仕組みで、大皿内の吸水口より吸込み、その水の吐水を分岐してシャワーリングとトップで吹き出す循環になっています。稼働水抜きゴム栓を抜き、噴水内のゴミを水道水で洗いながら排水口に落としてください。ゴム栓をつけ、ホースで上皿に水をため、大皿もシャワーリングが浸かり、噴き出し金具が３ｃｍ程出るくらいまで水を貯めます。（水高が低すぎると噴き出し圧が足りなくなります）水抜きゴム栓トップ・シャワーバランスバルブ吸水メッシュフィルターシャワー噴出金具大皿内 1 次側の電源を ON ください。（ポンプの電源が OFF の場合は台座内のポンプのスイッチも ON してください）注意台座蓋は重量があり、開閉時には本体にキズや角割れに注意ください。吸水口配水菅注意ポンプに過電流が生じたときは安全機吐水口能としてブレーカーボタンが飛び出しポンプが止まります。ポンプ電源を OFF にしてトポンプ電源スイッチ過電流防止ブレーカボタンラブル要因を取り除き、ブレーカーボタンを台座内押して、再度電源スイッチを ON ください。噴出し調整シャワーリングとトップから水をふきだします。大皿内のバランスバルブでシャワーリングとトップの吐水圧を調整出来ます。シャワーリングの噴き出し方向は噴出金具の 6 角ナットを緩めノズル方向を調整し、再度閉めることで可能です。ノズルごとに噴き出しのムラがあるときはノズルにゴミが詰まっています。ナットを緩めノズルの穴に針金等でゴミを取り除き、取付ください。＊日常メンテ通常 1 週間にごとに水量のチェック及び給水補給（散水ホース等）、メッシュフィルターの洗い、循環状況のチェック（均一な噴出し）、ポンプの異常音なども確認ください。＊メッシュフィルターは白い樹脂部をつかみ時計方向の回転で取り外せます。ゴミを取り除きねじ山に注意しながらセットください。注意気候や風などで噴水の水の蒸発量や飛水量により、噴水内の貯水量が変わります。シャワーリング（円形の鋼管）が水に浸かるぐらいを維持ください。メッシュフィルターより水位が下がりますとポンプの焼き付けの原因となり、寿命を早めます。 1 月メンテポンプ電源を止め、水抜きゴム栓を外し、皿内の水を抜いてください。上皿の水はホースでサイフォン式で水を抜いてください。散水や洗車ブラシ等でで噴水本体の清掃も実施ください。ゴム栓を止め、上皿、大皿に規定水量を貯水ください。水質管理循環式の水は水道塩素が１−２日でぬけ、バクテリア、こけ等が繁殖します。短期サイクルでの水の交換で対応も可能ですが水質管理剤（PoolKeeper: 臭素剤 ) を１−２錠 / 月を大皿蓋内に入れることで菌類の発生を抑制します。＊水温により、使用量を調整することも可能です。夏は多め、冬は少なめの使用で調整ください。水温とバクテリアの発生量は比例します。３年メンテポンプのメーカ保証１年（工務費は別途）です。通常３年ぐらいは使えますが消耗部品として定期的な交換が必要になります。石材の清掃・再生も同時期のメンテナンススケジュールでご相談ください。イタリアガーデン / ガーデンメンテナンス部０６-６６１５-１２８０/ 営業平日１０-１８時大阪市住之江区南港北 2-1-10 ATC ビル ITM12F-B7 PoolKeeperBR 水質管理剤 200g/10 錠￥2000 1kg/50 錠￥8000 ＊試供品 2 錠もご用意していますのでお申し出ください。