ルールブック - ラクエンロジック

ルールブック
Ver1.01
本書には、よくある疑問を解決するための情報が書かれています。
カードごとの詳細な情報が必要な場合は Q&A ページと合わせてご参照ください。
AT 2016.2.5
こちらの情報は 2016 年 2 月 5 日現在のものです。
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【目次】
第1章 カードの表記
1. カードの見方
2. アイコン
3. プレイマットの見方
4. デッキ構築のルール
5. 特別な表記
6. キーワード能力
第2章 ファイト進行の詳細
1.ファイトの流れ
2.ファイトの準備
3.スタンドフェイズ
4.ドローフェイズ
5.レベルフェイズ
6.メインフェイズ
7.バトルフェイズ
8.エンドフェイズ
第3章
詳細なルール
1.ルールの大原則
2.カードのテキストと領域
3.プレイ
4.合体
5.ソウル
6.ルール処理
7.同時に発生した効果を解決する順番
8.カードの並び順
9.シャッフル
10.山札のリフレッシュ手順
第4章
よくある質問
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第1章
カードの表記
1.カードの見方
メンバーカード
プレイヤーの仲間となって戦ってくれる、キャラクターたちのカードです。人物や異世界の
獣や幽霊、妖怪や神様などを表したカードです。
お互いの門を守るために戦います。場に出撃し、能力を使用したりバトルを行ったりします。
メンバーには定理者、使者、合理体の 3 種類が存在します。
※メンバーが出撃する為には、出撃のための条件を満たす必要があります。
「第 2 章 6.メインフェイズ」を参照して下さい。
<使者>
<定理者>
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①カード名:カードの名前です。メンバ
ーの場合、称号と名称を合わせたもの
がカード名となります。
②称号:メンバーが持つ称号です。
テキストで参照することがあります。
③名称:メンバーの名前です。
テキストで参照することがあります。
④種別:カードの種別を示す情報です。
⑤レベル:メンバーのレベルを表しま
す。プレイするために必要となる条件
です。
⑥コスト:プレイするために必要とな
るコストです。この数字分のストック
をストック領域からドロップ領域に置
きます。
⑦テリトリー:場にいるメンバーが使
う門の数です。メンバーを置く場合、表
示されたアイコン分の門の上に置く必
要があります。
⑧パワー:メンバーの戦闘力です。高い
ほどバトルで有利です。
⑨オーラ:メンバーの精神エネルギーです。オーラアイコン[
]の数で表します。
アイコン 1 つにつきオーラを 1 点持つことを表します。
⑩リミット:メンバーの強化できる限界値です。バトル領域に置けるカードの枚数の上
限です。
⑪ロジック:カードがバトル領域に置かれた時、バトル中のメンバーに発揮される効果
を表します。
⑫テキスト:カードが持つ能力です。
⑬ワールド:カードが所属するワールドです。
⑭色:カードが持つ色です。黄、赤、緑、青があります。
⑮盟約者:合理体のみが持つ情報です。合体した使者の名前です。テキストで参照する
ことがあります。
⑯ソウル:定理者と使者のみが持つ情報です。
ソウルにあるときに合理体を強化できます。テキストで参照することがあります。
⑰属性:メンバーが持つ属性です。テキストで参照することがあります。
⑳フレーバー:ラクエンロジックの世界観を感じさせてくれる文章です。ゲームには影
響しません。
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戦術カード
キャラクターの必殺技や、ちょっとした出来事などのシーンを表した、バトルを有利にでき
る使いきりの便利なカードです。バトル中にロジック定義をする事で使用できます。
①カード名:カードの名前です。
④種別:カードの種別を示す情報です。
⑪ロジック:カードがバトル領域に置かれた時、バトル中のメンバーに発揮される効果
を表します。
⑫テキスト:カードが持つ能力です。
⑬ワールド:カードが所属するワールドです。
⑭色:カードが持つ色です。黄、赤、緑、青があります。
⑳フレーバー:ラクエンロジックの世界観を感じさせてくれる文章です。
ゲームには影響しません。
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逆理カード
異世界の法則を表した、バトルの決着方法を変更できる大いなる力を持つカードです。
バトル中にロジック定義をする事で使用できます。
①カード名:カードの名前です。
④種別:カードの種別を示す情報です。
⑪ロジック:カードがバトル領域に置かれた時、バトル中のメンバーに発揮される効果
を表します。
⑫テキスト:カードが持つ能力です。
⑬ワールド:カードが所属するワールドです。
⑭色:カードが持つ色です。黄、赤、緑、青があります。
⑱逆理法則:バトルの勝敗条件を変更する、逆理のもつ効果です。
⑳フレーバー:ラクエンロジックの世界観を感じさせてくれる文章です。
ゲームには影響しません。
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門カード
異世界とセプトピアを繋ぐ門を表したカードです。
ゲーム開始時にプレイマットのサークル6ヵ所すべてに裏向きで置きます。
門が破壊されると表向きとなり、テキストに書かれた効果が発動します。
①カード名:カードの名前です。
④種別:カードの種別を示す情報です。
⑫テキスト:カードの持つ能力です。
⑬ワールド:カードの所属するワールドです。
⑲門ナンバー:門のナンバーです。門デッキ構築の際に参照します。
ゲームには影響しません。
⑳フレーバー:ラクエンロジックの世界観を感じさせてくれる文章です。
※門カードには色はありません。
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2.アイコン
ロジックアイコン (バトル領域で発生する効果を示すアイコン)
バトル領域に置かれている間、それぞれのロジックの効果が発生します。
パワーロジック このカードがバトル領域に置かれている間、
バトル中のあなたのメンバーのパワーを上昇させます。
オーラロジック このカードがバトル領域に置かれている間、
バトル中のあなたのメンバーのオーラを上昇させます。
リミットロジック このカードがバトル領域に置かれている間、
バトル中のあなたのメンバーのリミットを上昇させます。
戦術ロジック 戦術カードが持つロジックです。
バトル領域に置かれた時に能力を使用できます。コストを持つ戦術ロジックはコス
トを払うと能力を使用できます。強力な効果でバトルを有利にすることができます。
逆理ロジック 逆理カードが持つロジックです。このカードが逆理領域かバトル領
域に表向きに置かれている間、
バトルの勝利条件を変更し、テキストによって色々な効果が発動します。
このカードがバトル領域に置かれた時、逆理領域にもバトル領域にも表向きの逆理
ロジックを持つカードがない場合、このカードをバトル領域に表向きに置きます。
逆理領域またはバトル領域に表向きの相手の逆理ロジックを持つカードがある場合、
このカードとそのカードの両方を裏向きにします。また、逆理領域またはバトル領
域に表向きの自分の逆理ロジックを持つカードが既にある場合、このカードとその
カードのどちらか片方を裏向きにします。
メンバーの持つ能力を示すアイコン
メンバーの持つ能力を示すアイコンです。能力の詳細については「第 1 章
能力」を参照して下さい。
6.キーワード
インターセプト メンバーの中には、ロジックアイコンに「IC」がついている場合がありま
す。
このアイコンを持つメンバーは、バトルフェイズ中にインターセプトを使用することができ
ます。
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テリトリー
テリトリー1
テリトリー2
テリトリー4
場にいるメンバーが使う門の数をテリトリーと呼びます。
テリトリー1の場合、1つの門の上に出撃します。
テリトリー2の場合、縦か横の隣接した門をまたぐ形で出撃しなければなりません。斜めは
隣接ではありません。
テリトリー4の場合、4つの門の中央にそれらをまたぐ形で出撃します。
【テリトリー1 とテリトリー2 の例】
【テリトリー4 の例】
※門が破壊されていても、その上にメンバーを置くことができます。
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能力の種類を示すアイコン
永続能力 永続能力を表します。
特別な記載がない限り、メンバーなら場に置かれている間、逆理なら逆理領域また
はバトル領域に表で置かれている間、ずっと効果を発生し続ける能力です。
自動能力 自動能力を表します。
条件が満たされた時に、自動的に発動する能力です。
起動能力 起動能力を表します。プレイヤーがコストとして [ ] 内に表記された
行動を行うことで、自分で選んで発動できる能力です。特別な記載がない限り、
自分のメインフェイズにのみ使うことができます。コストを払える限り、何回でも
使うことができます。
ロジックドライブ ロジックドライブを表します。ロジックドライブはソウルを持
つメンバーのみが使うことのできる特別な起動能力です。
を持つメンバーが
複数体いる場合でも、合わせて 1 ターンに 1 回しか使用できません。
能力の使用回数を示すアイコン
1 ターン 1 回
その能力が 1 ターンに 1 回しか使えないことを表します。
を持つメンバーが複数いる場合、ロジックドライブとは異なり、それぞれ個別にこ
の条件が適用されます。いずれかの
の能力を使用した場合でも、他の
の能力は使用できます。また、自動能力の場合、そのターン 1 回目に条件を
満たした際にコストを払わなかった場合でも、そのターン 2 回目に条件を満たした
際には能力を発動することはできません。
カードの向きを示すアイコン
スタンド
レスト
スタンド状態を表します。上向きの状態です。
レスト状態を表します。横向きの状態です。
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3.プレイマットの見方
①山札
非公開領域
自分のメインデッキを裏向きに重ねて置きます。勝手に順番を変えてはいけません。
②手札
非公開領域
メインデッキから引き、ゲーム開始時は 5 枚持っています。
対戦相手から表が見えないように持ちます。手札の上限はありません。
③サークル
全部で 6 つあり、すべてに門カードを 1 枚ずつ裏向きで置きます。
メンバーが出撃すると、門の上に表向きで配置されます。門は破壊されると表向き
になります。
④場
6つのサークル全体を場と呼びます。
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⑤レベル領域
公開領域
※裏向きのカードは自分しか見ることができません。
置かれているカードの枚数でプレイヤーのレベルを表します。
レベル、色、ワールドがメンバーの出撃の際参照される条件となることがありま
す。
⑥ストック領域
非公開領域
プレイヤーのストックを表すカードを裏向きで
置きます。貯まるときは上に重ねていき、
使用する時は上から順番に使用します。
勝手に順番を変えてはいけません。
⑦バトル領域
公開領域
バトルの時に、プレイヤーがロジック定義したカードを表向きで横向きに置きます。
複数枚置く場合、枚数が分かるように並べます。
⑧インターセプト領域
公開領域
バトルの時、インターセプトしたメンバーを表向きで置きます。
複数枚置く場合は、枚数が分かるように並べます。
⑨逆理領域
公開領域
バトル中に定義された逆理カードを表向きで置きます。
逆理は相殺されない限り、そのターン中有効となります。
⑩ドロップ領域
公開領域
使い終わったカードを、表向きで重ねて置きます。
⑪リムーブ領域
非公開領域
スタート時に配置されなかった門カードを、裏向きに置きます。また、カードの効
果によって指定されたカードを置きます。
この領域にある裏向きのカードの表は見ることができません。
※リムーブ領域はプレイマット上にはありません。カードがリムーブ領域に置かれたらプ
レイマットの外にそれぞれ一つの束にして置いておき、リムーブ領域として下さい。
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4.デッキ構築のルール
《メインデッキ構築のルール》
下記の 5 点を守ってメインデッキを作りましょう。
①メンバーカード、戦術カード、逆理カードのみで構築します
②メインデッキの枚数は 50 枚ちょうど
メインデッキの枚数は 50 枚ちょうどのカードで構成されている必要があります。
多くても少なくてもいけません。
③同じカード名のカードは、メインデッキの中に4枚まで
同じカード名のカードは、メインデッキに4枚まで入れられます。
5枚以上は入れることができません。
※称号が違えば、同じ名称のカードでもそれぞれ4枚までメインデッキに入れられ
ます。
④逆理カードは、メインデッキの中に8枚ちょうど
逆理カードはメインデッキに8枚ちょうどである必要があります。
多くても少なくてもいけません。
⑤門カードはメインデッキに入れることはできません
門カードは門デッキにのみ入れることができます。
《門デッキ構築のルール》
下記の 4 点を守って門デッキを作りましょう。
① 門カードのみで構築します
②門デッキの枚数は 10 枚ちょうど
門デッキの枚数は 10 枚ちょうどである必要があります。
多くても少なくてもいけません。
③同じ門ナンバーのカードは、門デッキの中に2枚まで
門は門ナンバーを持っています。
門ナンバーが同じカードは門デッキに2枚までしか入れることができま
せん。
④門以外のカードは門デッキに入れることができません
門デッキに入れることができるのは門カードだけです。
★門カードには色はありません
★門カードのワールド表記は、ゲームには影響しません
メインデッキに入っているカードの色やワールドに関わらず、
門デッキは上記条件を満たしていればどの門カードでも入れる事ができます。
(また、門カードの能力に特別な条件が記載されていない限り、門カードの能力はレベル領
域の色やワールド条件に関係なく発動します。)
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5.特別な表記
(1)括弧(かっこ)表記
「 」 カード名、称号、名称のいずれかがその内容と一致しているカードを表します。
《 》 カードのワールドを表します。
< > カードの属性を表します。
[ ] コストを表します。能力などを使用するために払う代価を表します。
( ) 注釈文を表します。ルールの補足であり、ゲームには影響しません。
(2)○付数字
○付数字は、コストを払う時にストック領域からドロップ領域に置くカードの枚数を表しま
す。例えば『③』は『あなたは自分のストック領域のカードの上から 3 枚をドロップ領域に
置く』を意味します。
6.キーワード能力
(1)ロジックドライブ
ロジックドライブは、起動能力の一種で、カード上では‘
[(コスト)] (効果)’と
表記されています。[ ]で囲まれた内側がその起動能力をプレイするために必要なコスト
で、それに続くテキストが、その起動能力を解決することで発生する効果を指します。
ソウルを持つメンバーのロジックドライブのみがプレイできます。
ロジックドライブのプレイはターンプレイヤーのみが、1 ターンに 1 回のみ実行できます。
ターンプレイヤーがいずれかのメンバーのロジックドライブを使用した場合、同じターン中
に、他のメンバーのものも含め、再びロジックドライブをプレイすることはできません。
(2)盟約
『盟約-「名称」』は、そのメンバーが「名称」のメンバーと合体した時に効果が発動する自
動能力です。
(3)先鋒
『先鋒』は、相手の破壊されていない門が 6 枚以上ある時に、条件を満たしていたら効果が
発動する自動能力です。
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【テキストの表記の違いによる行動・効果の違い】
テキスト上での微妙な表記の違いと、それが示す行動や効果の違いを理解して、
正しくプレイしましょう。
●「バトル中」
バトルフェイズ内のバトル終了ステップまでの効果です。
●「ターン中」
エンドフェイズ(ターン終了段階)までの効果です。
●「○○する」
指定された行動を可能な限り、実行する必要があります。
「○○させる」
●「○○してよい」
実行不可能なことを求められた場合、それは実行されません。
指定された行動を実行するかどうかは、プレイヤーが任意で選択できます。
「○○させてよい」
●「カードを(指定)枚引く」
山札の 1 番上のカードを手札に加えることです。2 枚以上引く場合は
「1 枚引く」をその回数繰り返します。
●「手札を(指定)枚捨てる」
手札のカードを指定された枚数選び、ドロップ領域に置くことです。
●「ドロップする」
場や山札などからカードをドロップ領域に置くことです。
●「ストックにする」
場や山札などからカードをストック領域に置くことです。
●「(指定)より大きい/
いずれも指定されたものと同じ値の場合、発動しません。
小さい」
●「
(指定)以上」
「
(指定)以下」
●「
(指定)枚選ぶ」
指定より大きい/小さい場合のみ発動します。
指定と同じ数か、指定よりも大きい/多い場合、小さい/少ない場合に発動し
ます。
選ぶ枚数が指定されている場合、可能な限り、その数になるまで選ぶ必要があ
ります。選ぶことができる場合に、選ばないことを選択できません。
●「
(指定)枚まで選ぶ」 選ぶ枚数を、0から指定枚数までの間で、任意に選択できます。0枚を選択す
ることもできます。
●「山札の上から(指定)枚見る」
山札の上から指定枚数まで見て、特に指示がない場合はそのままの順番で
元に戻します。指定枚数になるまで「1枚見る」を繰り返します。
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第2章
ファイト進行の詳細
1.ファイトの流れ
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2.ファイトの準備
デッキ構築のルールを満たしているメインデッキ・門デッキをご用意ください。
○自分と相手のメインデッキと門デッキをよくシャッフルします。
○門デッキの上から6枚を各サークルに1枚ずつ、合計6枚になるように裏向きに置きま
す。
(残りの門カードは、リムーブ領域にあるものとして裏向きのまま脇に置いておきます。)
○メインデッキを山札として裏向きに重ねて置きます。
○先攻・後攻をじゃんけんなどランダムな方法で決めます。
○それぞれ5枚のカードを自分の山札の上から引いて手札にします。
その後、先行のプレイヤーから順に1回だけいらないカードを好きな枚数山札の一番下に
任意の順番で置き、置いた枚数と同じ枚数を山札の上から引きます。
3.スタンドフェイズ
●スタンドフェイズ開始時
あなたのすべての、場のメンバーとレベル領域のカードを
4.ドローフェイズ
します。
●ドローフェイズ開始時
[1] あなたはカードを 2 枚引きます。
[2] あなたの山札の上からカードを 1 枚、ストック領域に裏向きのまま置きます。
※先攻の第1ターンから2枚引き、ストック領域に1枚置きます。
※手札の数に上限はありません。
5.レベルフェイズ
●レベルフェイズ開始時
あなたは手札からカードを 1 枚、レベル領域に表向きに置く事ができます。
ただし先手の第 1 ターンのみ、レベル領域にカードを置く時に裏向きにカードを置かなけれ
ばいけません。裏向きのカードは自分のみ内容を確認することができます。
・レベル領域にはカードを 4 枚まで置く事が出来ます。
・手札からカードを置かない事を選ぶ事もできます。
・レベルフェイズに手札からレベル領域にカードを置く際に、レベル領域にカードが 4 枚
ある場合、手札のカード 1 枚とレベル領域のカード 1 枚を入れ替えます。
※レベル領域にカードを置く際にレベル領域のカードが 3 枚以下の場合、レベル領域のカー
ドを手札と入れ替える事ができません。
※裏向きに置かれたカードと入れ替える事も出来ます。
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6.メインフェイズ
●メインフェイズ開始時
以下の行動を、好きな順番で好きな回数行う事ができます。






メンバーの出撃
メンバーの並べ替え・移動
合体(1 ターンに1回)
ロジックドライブを使う(1ターンに1回)
ラックドライブを使う
メンバーの起動能力を使う
メンバーの出撃
あなたは手札からメンバーを場に出す事ができます。
メンバーをいずれかの領域から場に出す事を出撃と言います。
出撃させるには、以下の条件を満たす必要があります。
【出撃条件】
① そのカードのレベルが、あなたのレベル領域にあるカードの枚数と同じかそれ以下で
ある。
② そのカードに書かれているコストの数字の分だけ、ストック領域のカードをドロップ領
域に置く。
③ そのカードのテリトリーが満たされた状態である。
※ すでにメンバーがいるサークルにメンバーを出撃させる場合には、
該当のサークルにいるメンバーをドロップ領域に移動させたのち、メンバーを出撃させます。
※ 合理体を出撃させるには、上記の条件に加え、以下の条件を満たす必要があります。
④ 出撃する合理体と同じ色のカード、もしくは同じワールドのカードが、自分のレベル領
域に置かれている。
※ 合理体を出撃する際、合体して出撃した場合でも手札から出撃した場合でも、条件を満たす必要
があります。
※ カードの効果によって出撃させる場合には、プレイのための条件は満たす必要が無く、出撃する
カードをプレイするためのコストを払う必要もありません。
メンバーの並べ替え・移動
あなたの場の自分のメンバーを、自由に別のサークルに置きなおすことができます。
メンバー同士を入れ替えることもできますが、メンバーの向きを変えることはできません。
また、門は動かすことができません。
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合体する(1 ターン 1 回)
1 ターンに 1 回だけ、合体を行う事ができます。合体の手順は以下のようになります。
① あなたの場の定理者と使者を 1 枚ずつ指定し、合体を宣言する。
② あなたの山札、もしくは手札から、出撃条件を満たす合理体を 1 枚選び、出撃させる。
その後、山札の中を見ている場合、山札をシャッフルする。
③ 指定した定理者と使者をそのカードの下に表向きに重ねて置く。
※山札から合理体を選んでいる時に、
「ドロップ領域のカードを山札に加え新たな山札とし、その中から
合理体を 1 体選んで出撃させる」事を選ぶことができます。そうした場合、合体の処理が終わった後に
山札の上から 1 枚を裏向きにゲームから取り除き、脇に置きます。
詳しい手順につきましては、「第 3 章
順」を参照して下さい。
4.合体」と、「第 3 章
10.山札のリフレッシュの手
山札や手札に合体で出撃できるカードが無かった場合、山札の中を見ている場合は山札をシ
ャッフルし、その後指定した定理者と使者をドロップ領域に置きます。
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※山札を見た場合は、シャッフルをして下さい。
※リフレッシュをした場合、山札の一番上のカードをゲームから取り除いて下さい。
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ロジックドライブを使用する(1 ターン 1 回)
1ターンに1回だけ、ソウルを持つメンバーのロジックドライブ能力を使うことができま
す。
ラックドライブを使用する
コストとしてストック領域のカードを上から3枚ドロップ領域に置くことで、山札からカ
ードを 1 枚引くことができます。置いた場合必ずカードを引きます。
メンバーの起動能力を使用する
あなたの場のメンバーの
の付いた能力を使うことができます。
コストを払うことができれば、何度でも同じ能力を使うことができます。
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7.バトルフェイズ
●バトルフェイズ開始時
●バトルフェイズ開始時
7.1 攻撃宣言ステップ
●攻撃宣言ステップ開始時 ●攻撃した時
●防御した時 ●門を破壊した時 ●門が破壊された時
ターンプレイヤーがバトルを行うかどうかを選択するステップです。
[1] このターン最初の攻撃宣言ステップである場合、発動タイミングが「バトルフェイズ開
始時」の自動能力が次の[2]と同時に発動します。
[2] 発動タイミングが「攻撃宣言ステップ開始時」の自動能力が発動します。
[3] ターンプレイヤーは、「攻撃する」か「攻撃しない」を選択します。
※攻撃できるメンバーがいない場合、自動的に「攻撃しない」が選択されます。
※自分のレベル領域にある表向きのカードの枚数と同じ回数までしか攻撃できません。
既にレベル領域にある表向きのカードの枚数と同じ回数攻撃している場合、自動的に「攻撃しない」が選択されます。
■「攻撃する」を選択した場合
ターンプレイヤーは、自分のスタンド状態のメンバーを 1 体選び、レスト状態にします。
攻撃するサークルを決定します。
※以降はこのバトル中でレストしたメンバーを「攻撃中のメンバー」と呼びます。
※後列のサークルに攻撃する場合、そのサークルに相手のメンバーがいるかどうかに関わらず、その
サークルの前にあるサークルの門が破壊されていなければ攻撃することはできません。また、前列の
門が破壊が破壊されている場合、前列にメンバーがいても後列のサークルに攻撃できます。
※ソウルを持つメンバーが攻撃した場合、このタイミングで「このメンバーが攻撃している間、こ
のメンバーのソウル 1 枚につき、このメンバーにパワー+1000。」という効果が発動します。
攻撃したサークルに相手メンバーがいない場合は A に、相手のメンバーがいる場合は B に進みま
す。
[A] 攻撃するサークルに相手のメンバーがいない場合、発動タイミングが「攻撃した時」な
どの自動能力が発動します。
発動した自動能力をすべて解決したら、攻撃したサークルにある門を破壊します。
破壊された門は表向きになり、破壊された門の自動能力が発動します。門が既に破壊されて
いた場合には、何も起こりません。
発動した自動能力をすべて解決したら、「7-5.バトル終了ステップ」に移ります。
[B] 攻撃したサークルに相手のメンバーがいる場合、このバトル中、このメンバーを「防御
中のメンバー」と呼びます。発動タイミングが「攻撃した時」「防御した時」などの自動能
力が発動します。
発動した自動能力をすべて解決したら、「7-2.インターセプトステップ」に移ります。
■「攻撃しない」を選択した場合
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発動した自動能力をすべて解決したら、「8.エンドフェイズ」に移ります。
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●インターセプトステップ開始時 ●インターセプトした時
7.2 インターセプトステップ
●インターセプトされた時
[1] 発動タイミングが「インターセプトステップ開始時」などの自動能力が発動します。
[2] 非ターンプレイヤーは『インターセプト』を持つ自分のメンバーを好きな枚数、
サークルからインターセプト領域に移動できます。
『インターセプト』は、それを持つメ
ンバーがレストしていても使用することができます。発動タイミングが「インターセプ
トした時」などの自動能力が発動します。インターセプト領域に置かれたメンバーのロ
ジックの分だけ、防御中のメンバーを強化することができます。
[3] 「7-3.ロジック定義ステップ」に進みます。
※ターンプレイヤーはインターセプトする事はできません。
●ロジック定義ステップ開始時
7-3.ロジック定義ステップ
●バトル領域に置かれた時
[1] 発動タイミングが「ロジック定義ステップ開始時」などの自動能力が発動します。
[2] 非ターンプレイヤーは、防御中のメンバーのリミットが、自分のバトル領域に置かれて
いるカードの枚数よりも大きいなら、「ロジック定義」を行い防御中のメンバーを強化
でき ます。 強化を行わない場合には、「何もしない」事を選択します。
[3] ロジック定義を行った場合、
「バトル領域に置かれた時」などの自動能力が発動します。
ターンプレイヤーは、攻撃中のメンバーのリミットが、自分のバトル領域に置かれてい
るカードの枚数よりも大きいなら、同様にロジック定義を行い攻撃中のメンバーを強化
することができます。強化を行わない場合には、「何もしない」事を選択します。
ロジック定義を行った場合、
「バトル領域に置かれた時」などの自動能力が発動します。
[4] お互いのプレイヤーが連続して「何もしない」事を選択するまで[2]と[3]を繰り返しま
す。
※自分のバトル領域にあるカードの枚数がバトル中の自分のメンバーのリミット以上の場合、それ
以上ロジック定義を行うことができず、
「何もしない」事を選択します。
※バトル領域に置かれているカードの枚数は、手札から定義したロジックや戦術の効果で置かれた
カード、置いた後に裏向きになった逆理などのすべてのカードを含みます。
※インターセプト領域に置かれているカードは、バトル領域に置かれているカードの枚数に含みま
せん。
[5] お互いのプレイヤーが連続して「何もしない」事を選択した場合、
「7-4.勝敗判定ステ
ップ」に移ります。
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ロジック定義
ロジック定義とは、手札からカードを 1 枚バトル領域に置き、そのカードのロジックで
バトル中のメンバーを強化することを言います。
ロジック定義には以下の(a)(b)の二つの方法があります。
(a)と(b)のどちらも行わない場合には、「何もしない」事を選択します。
(a)ロジック定義を行う。
手札を 1 枚バトル領域に表向きに置き、バトル中のメンバーを強化します。
(b)レベルブーストをした後、ロジック定義を行う。
コストとしてレベル領域のスタンドしているカードを 1 枚レストすることで、山札
からカードを 1 枚引き、その後手札を 1 枚バトル領域に表向きに置き、バトル中の
メンバーを強化します。
(コストとしてレベル領域のスタンドしているカードを 1 枚レストすることで、山
札からカードを 1 枚引くことを「レベルブースト」といいます。
レベルブーストを行った場合、必ずロジック定義を行う必要があります。)
※裏向きのカードをレストすることもできます。
ロジック定義を行った場合、発動タイミングが「バトル領域に置かれた時」などの自動能力
が発動します。
※(a)(b)のどちらの場合でも、手札から置くカードについてレベル条件や色条件、ワー
ルド条件等はありません。
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●勝敗判定ステップ開始時
7-4.勝敗判定ステップ
●バトルに勝った時 ●バトルに負けた時
[1] 発動タイミングが「勝敗判定ステップ開始時」などの自動能力が発動します。
[2] 下記のルールに従って、バトルの勝敗を決定します。
(a) 逆理領域またはバトル領域に表向きの逆理が置かれていない場合
メンバー同士のパワーを比較して、勝敗を決定します。パワーが大きいメンバー
がバトルに勝ちます。パワーが同じ場合には、攻撃中のメンバーが勝ちます。
(b) 逆理領域またはバトル領域に表向きの逆理が置かれている場合
逆理領域またはバトル領域に置かれている逆理の逆理法則に従って勝敗を決定
します。特別な記載がない限り、逆理法則で指定されているパラメータが大きい
メンバーがバトルに勝ちます。パラメータが同じ場合には、攻撃中のメンバーが
勝ちます。
例)逆理法則に「AURA勝負‼」と書かれている場合、メンバー同士のオーラ
を比較して、勝敗を決定します。オーラが大きいメンバーがバトルに勝ちます。
オーラが同じ場合には、攻撃中のメンバーが勝ちます。
[3] 「バトルに勝った時」「バトルに負けた時」などの自動能力が発動します。
[4] 攻撃中のメンバーがバトルに勝った場合、防御中のメンバーをストック領域に置きます。
防御中のメンバーがソウルを持つ場合、そのソウルもストック領域に置きます。
防御中のメンバーがバトルに勝った場合、何も起きません。(攻撃中のメンバーはスト
ック領域に置かれません)
[5] 発動した自動能力をすべて解決したら、「7-5.バトル終了ステップ」に移ります。
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●バトル終了ステップ開始時
7-5.バトル終了ステップ
●バトル領域からドロップ領域に置かれた時
[1] 発動タイミングが「バトル終了ステップ開始時」の自動能力が発動します。
[2] 逆理領域に裏向きに置かれている逆理があれば、ドロップ領域に置きます。表向きの逆
理は逆理領域に置かれたままになります。
[3] バトル領域にある表向きの逆理を逆理領域に置き、それ以外のすべてのバトル領域とイ
ンターセプト領域にあるカードをドロップ領域に置きます。
[4] 攻撃中のメンバーと防御中のメンバーのロジック定義により増減したパラメータが元
に戻ります。
「そのバトル中」の効果が終了し、
「7-1.攻撃宣言ステップ」に戻ります。
7.エンドフェイズ
●エンドフェイズ開始時
以下の処理を順番に行います。
[1] 「エンドフェイズ開始時」に発動する自動能力が発動します。
[2] いずれかのプレイヤーの逆理領域に逆理がある場合、そのカードをドロップ領域に置き
ます。
[3] 「このターン中」を期限とする能力が終了します。同時に、相手プレイヤーの「相手の
相手のターンの終わりまで」「相手のターン中」を期限とする能力が終了します。
以上の処理が終わると、相手にターンが移動します。
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第3章
詳細なルール
1.ルールの大原則
① カードのテキストとルールが矛盾する場合、カードのテキストを優先します。
② プレイヤーが不可能なことを求められた場合、それは実行されません。
③ プレイヤーが一部だけ可能なことを求められた場合、できる限り実行します。
④ 何かを実行することを求める効果と、その行動を禁止する効果が同時に存在する場合、
禁止する効果を優先します。
⑤ 複数のプレイヤーが同時に何らかの選択を行う必要がある場合、ターンプレイヤーが先
に選択します。
⑥ カードやルールによりなんらかの数を選ぶ場合、特に指定がない限り、0 以上の整数を
選ぶ必要があります。1 未満の端数を含む数やマイナスの数は選べません。
ただし、カードやルールにより‘~まで’のように上限の数が定められている場合、特
に下限の数の指定がないかぎり 0 を選ぶことができます。
2.カードのテキストと領域
(1) 特別な記載がない限り、メンバーのテキストはそのカードが場にある時に意味を持ちま
す。同様に、戦術のテキストはそのカードがバトル領域にある時に意味を持ちます。ま
た、特別な記載がない限り、逆理のテキストと永続能力はそのカードが逆理領域かバト
ル領域に表向きにある時に意味を持ちます。
(2) テキストでは、
「場以外のゾーンから、メンバーが場に置かれた時」は「場に出た時」と
書かれます。特別な記載がない限り、そのメンバーが他のどの領域から置かれたかは問
いません。また、合体して場に合理体が置かれた時も「場に出た時」に含まれます。
(3) 特別な記載がない限り、カードは相手の領域に移動しません。例えば、あなたのカード
の効果で、相手のメンバーを手札に戻した場合、そのメンバーは相手の手札に戻ります。
3.プレイ
プレイヤーがカードや能力を使うことを「プレイ」と呼びます。カードをプレイするために
はそのカードの条件を満たす必要があります。
 定理者や使者をプレイするためには、レベル条件を満たす必要があります。
プレイするカードのレベルが、自分のレベル領域にあるカードの枚数以下である場合、レベ
ル条件を満たしています。
 合理体をプレイするためには、レベル条件に加えて、色条件またはワールド条件を満た
す必要があります。
プレイするカードと同じ色のカードが自分のレベル領域にある場合、色条件を満たして
います。
また、プレイするカードと同じワールドのカードが自分のレベル領域にある場合、ワー
ルド条件を満たしています。
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 能力をプレイする場合、特別な記載がない限り、レベル条件、色条件、ワールド条件を
満たす必要はありません。
プレイするためのコストがある場合、プレイするカードや能力を公開・指定した後、払うべ
きコストをすべて同時に払います。コストとしてストックのカードを支払う場合、ストック
のカードを上から順番にドロップ領域に置きます。詳しくは「第 3 章 8.カードの並び順」
を参照して下さい。
なお、何らかの効果や処理で、メンバーが場に別の効果や処理が発生したりすることはプレ
イにはあたりません。
4.合体
定理者 1 体と使者 1 体をソウルにして、手札か山札から合理体を出撃させることを、
「合体する」と呼びます。合体するためには、合体する定理者と使者が場にいる必要があり
ます。
また、合体せずに合理体をプレイする場合と同様に、合体で出撃する合理体は、レベル条件
に加えて、色条件またはワールド条件を満たす必要があり、合体する合理体がコストを必要
とする場合、コストを払わなければなりません。コストを払えない合理体には合体すること
はできません。
また、山札から合体で出撃するメンバーを選ぶ時に、山札の内容を見た後でドロップ領域の
カードを山札に加え新しい山札を作ることを選択できます。そうした場合、新しい山札を作
り合理体を出撃させてから山札をシャッフルし、その後、山札の上から 1 枚を裏向きでゲー
ムから取り除き、脇に置きます。この行動はリフレッシュとして扱います。
山札や手札に合体で出撃できるカードが無かった場合、山札の中を見ている場合は山札をシ
ャッフルし、その後指定した定理者と使者をドロップ領域に置きます。
5.ソウル
合体によって、場にいる合理体の下に定理者と使者を置くことがあります。合理体の下に置
かれたこれらのカードをソウルと呼びます。下にソウルが置かれたメンバーを「ソウルを持
つメンバー」と呼びます。
ソウルを持つメンバーが領域を移動した場合、特別な記載がない限り、ソウルもそのメンバ
ーと一緒にその領域に移動します。
ソウルを持つメンバーは「このメンバーが攻撃している間、このメンバーのソウル 1 枚につ
き、このメンバーにパワー+1000。」という能力を持ちます。
6.ルール処理
ゲーム中に特定の条件を満たした時にルールにより自動的に実行される処理を、「ルール処
理」と呼びます。ルール処理には次の 2 つがあり、主な条件は以下の通りです。
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(1)割り込み型ルール処理
特定の条件を満たした時に、あらゆる行動を中断して直ちに実行される処理です。この処理
を行った後、中断した行動を再開します。
「リシャッフル処理」
自分の山札がなくなった時、自分のドロップ領域のカードをすべてシャッフルし、新たな山
札を作ります。これを「リフレッシュする」と言います。
(2)チェック型ルール処理
ある効果や処理の解決と別の効果や処理の解決の間に、特定の条件を満たしていれば、実行
される処理です。
「リフレッシュポイント解決処理」
リフレッシュを行った場合に発生するペナルティです。リフレッシュを行った場合、自分の
山札の上から 1 枚を裏向きにゲームから取り除き、脇に置きます。
「メンバーの重複処理」
メンバーがいるサークルに別のメンバーが置かれた場合、先に置かれていたメンバーをドロ
ップ領域に置きます。同じサークルに同時に複数のメンバーが置かれた場合、その中から任
意の 1 体のメンバーを場に残し、それ以外のメンバーはすべてドロップ領域に置かれます。
「逆理のゾーン移動処理」
逆理ロジックを持つカードがバトル領域に置かれた時、下記の処理を行います。
(1) 逆理領域にもバトル領域にも表向きの逆理ロジックを持つカードがない場合、
このカードをバトル領域に表向きに置きます。
(2) 逆理領域またはバトル領域に表向きの相手の逆理ロジックを持つカードがある場合、
このカードとそのカードの両方を裏向きにします。
(3) 逆理領域またはバトル領域に表向きの自分の逆理ロジックを持つカードがある場合、
このカードとそのカードのどちらか片方を裏向きにします。
「敗北判定処理」
下記のどちらかの条件を満たしている場合、あなたはゲームに敗北します。
① あなたの場にあるすべての門が破壊された。
② あなたのゲームから取り除かれた裏向きのメインデッキのカードが 2 枚ある。
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7.同時に発生した効果を解決する順番
複数のルール処理及び自動能力を解決する場合、以下の順番で解決します。
[1] 割り込み型ルール処理を同時に解決します。
チェック型ルール処理を同時に解決します。
[2] ターンプレイヤーの自動能力を、そのプレイヤーが選んだ順番で解決します。
[3] 非ターンプレイヤーの自動能力を、そのプレイヤーが選んだ順番で解決します。
同時に発生した自動能力を解決している途中で、別の自動能力が発生した場合、解決せずに
残っている自動能力と同時に発生したものとして解決します。
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8.カードの並び順
山札、ストック領域には順番があり、勝手に並び替えることはできません。これらの領域に
複数のカードが同時に置かれる場合、特別な記載がない限り、そのカードを使っているプレ
イヤーが並び順を決めます。
これらの領域にカードが新しく置かれる場合、特別な記載がない限り、それまでのカードの
上に置かれます。これらの領域からカードが他の領域に移動する場合、特別な記載がない限
り、上から順番に移動します。
レベル領域、ドロップ領域、リムーブ領域のカードは持ち主が自由に並び替えることができ
ます。ただし、カードの表裏や向きは変えることができません。
9.シャッフル
シャッフルするとは「シャッフルを行うプレイヤー自身が、どこにどのカードがあるかわか
らなくなるように、十分に無作為化する」ということです。自分がシャッフルした後、相手
に簡潔にカットやシャッフルを行ってもらってください。また、カードをカットやシャッフ
ルする際は、カードが折れたりしないよう丁寧に扱ってください。
逆理とそれ以外のカードを分けて、N 枚切り(平切り、ディールシャッフル)をすることは、
無作為化するためのシャッフルに含まれません。単に逆理を均一に並べているだけですので、
むしろ作為的な状態になっているといえます。
10.山札のリフレッシュ手順
山札のリフレッシュは何らかの行動中に割り込んで実行されます。ゲーム中によく発生して
間違いやすいケースについて、手順を説明します。
●合体して合理体を出撃させる時に山札をリフレッシュした場合
[1] ドロップ領域にあるカードを山札に戻し、新しい山札を作ります。
[2] 山札を見て、合体で出撃させる合理体を選び、出撃させます。コストが必要な合理体で
あればコストを支払います。
[3] 山札をシャッフルします。
[4] リフレッシュのペナルティとして、山札の上から 1 枚を裏向きでゲームから取り除き脇
に置きます。
●山札が残り 1 枚の時に、山札の上から 2 枚をドロップ領域に置く場合
[1] 山札の上から 1 枚をドロップ領域に置きます。
[2] ドロップ領域に置いたカードを含めて、山札をリフレッシュします。
[3] 残りの効果を解決します。
[4] リフレッシュのペナルティとして、山札の上から 1 枚を裏向きでゲームから取り除き脇
に置きます。
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第4章
よくある質問
ゲームの開始~1 ターン目
(1)じゃんけんで勝ったプレイヤーが先攻・後攻を選んでもいいのですか?
いいえ、選べません。先攻・後攻の決定は、無作為に行わなければいけません。例えば、じ
ゃんけんで勝ったプレイヤーが先攻になると決めてから、じゃんけんを行います。
(2)自分のターンと相手のターンは、別々のターンとして扱いますか?
はい、別々のターンとして扱います。例えば、自分のターンに発生した『そのターン中』適
用される効果は、その自分のターンのエンドフェイズに適用を終了します。
(3)先攻プレイヤーの第 1 ターンのドローフェイズに、カードは引きますか?
はい、他のターンと同様に 2 枚引き、ストックも 1 枚置きます。
(4)先攻プレイヤーの第 1 ターンに、メンバーを複数出撃させることはできますか?
はい、できます。ただし、レベル領域に表向きのカードがないため、攻撃することはできま
せん。
ドローフェイズ
(5)ドローフェイズにカードを引かないことを選択できますか?
いいえ、できません。必ずカードを 2 枚引き、ストックを 1 枚置いてください。
レベルフェイズ
(6)自分のレベルフェイズに、レベル領域にカードを置かないことを選択できますか?
はい、できます。
(7)自分のレベルフェイズに、レベル領域にカードを 2 枚以上置くことはできますか?
いいえ、できません。レベルフェイズに、レベル領域にカードを置けるのは、1 ターンにつ
き 1 枚までです。
(8)レベル領域に 5 枚以上カードを置いておけますか?
いいえ、置けません。レベル領域においておけるカードは 4 枚までです。
(9)レベル領域にカードが 4 枚あります。レベルフェイズに、手札とレベル領域のカード
を入れ替える時、裏向きのカードを手札に戻すことはできますか?
はい、できます。
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メインフェイズ
(10)同じカード名のメンバーを、複数場に置くことができますか?
はい、できます。
(11)すでにメンバーがいるサークルに新たにメンバーを出撃することはできますか?
はい、できます。ただし、先に置かれていたメンバーは、その後ドロップ領域に置かれます。
(12)自分のメインフェイズに、場のレスト状態のメンバーを移動させることはできます
か?
はい、できます。
(13)自分のメインフェイズに、同じ起動能力を 1 ターンに何回もプレイできますか?
はい、コストを払えるかぎり、何回でもプレイできます。
(14)相手のターンにカードや起動能力をプレイすることはできますか?
いいえ、プレイできません。ただし、バトルフェイズにロジック定義等でバトル領域にカー
ドを出すことはできます。
(15)定理者 A と使者 B で合体した場合、盟約者に「B」が含まれるカード以外にも合体で
きますか?
はい、できます。レベル条件を満たしたうえで、色条件またはワールド条件を満たしていれ
ば、カード名や色に関係なく合体することができます。
(16)定理者 A と定理者 B や、使者 A と使者 B などで合体できますか?
いいえ、できません。
(17)定理者 A と合理体 B や、使者 A と合理体 B などで合体できますか?
いいえ、できません。
(18)異なる色の定理者 A と使者 B で合体できますか?
はい、できます。合体する時に、定理者、使者、合体で出撃する合理体の色は関係ありませ
ん。
(19)合体した時に、合体した定理者や使者がいたサークルに、合体した合理体を出撃させ
ることはできますか?
はい、できます。
(20)テリトリー2 のメンバーを出撃や動かす時に、斜めのサークル 2 つにまたがるように
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することはできますか?
いいえ、できません。縦または横に繋がっている 2 つのサークルを選んでください。
(21)合理体を出撃させたターンでも、合体はできますか。また、合体したターンでも、合
理体を出撃させることはできますか?
はい、できます。ターンに 1 回しかできないのは合体です。合体した回数に関わらず、手札
から合理体を出撃させることはメインフェイズ中であれば何回でも可能です。
(22)コストが必要な合理体に合体する時、山札をリフレッシュしました。どのような手順
で処理をすればいいですか?
以下の手順で処理をします。〈【1】山札をリフレッシュします。【2】合体するカードのコス
トを支払い、出撃させます。
【3】山札をシャッフルします。
【4】リフレッシュのペナルティ
として、山札の上から 1 枚を裏向きでゲームから取り除き脇に置きます。〉
(23)破壊されている門があるサークルに新たにメンバーを出撃することはできますか?
はい、できます。
バトルフェイズ
(24)ロジック定義する時に、レベル条件や色条件、ワールド条件を満たす必要はあります
か?
いいえ、必要ありません。
(25)ロジック定義する時に、レベルブーストした後、バトル領域にカードを置かないこと
はできますか?
いいえ、できません。レベルブーストした場合には、必ずバトル領域にカードを 1 枚置いて
ください。
(26)防御したバトルに負けたメンバーがソウルを持つ場合、ソウルはドロップ領域に置か
れますか?
いいえ、バトルに負けたメンバーと一緒にストック領域に置かれます。
(27)自分の逆理が既に逆理領域に置かれている状態でバトルを行う場合には、リミットは
1 使っていることになりますか?
いいえ、なりません。リミットはバトル領域に置けるカードの枚数です。逆理領域に置かれ
ているカードは枚数に含めません。
(28)レベルブーストする時にレストするカードは、裏向きのカードも選ぶことができます
か?
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はい、できます。
(29)出撃させたメンバーはそのターンから攻撃することができますか?
はい、できます。レストしていなければ、出撃したターンから攻撃するメンバーに選ぶこと
ができます。
(30)攻撃された時、そのサークルにいるメンバーで防御せずに、門を破壊されることを選
ぶことはできますか?
いいえ、できません。攻撃されたサークルにメンバーがいた場合、必ずそのメンバーで防御
しなくてはなりません。
(31)インターセプトは一度に何体でもすることができますか?
はい、できます。
(32)レストしているメンバーもインターセプトすることができますか?
はい、できます。
(33)インターセプトしたメンバーは、バトルに勝った場合でもドロップ領域に置かれます
か?
はい、置かれます。
(34)インターセプトした時、バトルに参加しているメンバーのリミットは 1 使っている
ことになりますか?
いいえ、なりません。リミットはバトル領域に置けるカードの枚数です。インターセプト領
域に置かれているカードは枚数に含めません。
(35)レベルブーストせずにロジック定義した時も、リミットは 1 使っていることになり
ますか?
はい、なります。
(36)自分の表向きの逆理が置かれている状態でバトル中に逆理を手札からバトル領域に
出した場合、後から出した逆理を裏向きにしても、そのカードのバトル領域に置かれた時に
発動する自動能力は発動しますか?
はい、発動します。
(37)バトルに参加している相手のメンバーのリミットが 0 の場合や相手がリミットいっ
ぱいまで強化している場合でも、自分のメンバーを強化することはできますか?
はい、できます。相手のリミットに関係なく、自分のバトル領域に置かれているカードの枚
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数よりもバトルに参加している自分のメンバーのリミットが大きいなら、強化することがで
きます。
エンドフェイズ
(38)手札の枚数に上限はありますか?
いいえ、ありません。
能力や効果の解決
(39)自動能力が 1 回発動しました。指定されたコストを複数回払って複数回この自動能
力の効果を発生させることはできますか。
いいえ、できません。1 回の自動能力の発動に対しては 1 回までしかコストは払えず、発生
させることができる効果も 1 回のみです。
(40)発動した自動能力を持つメンバーが、その能力を解決する前に場からいなくなりまし
た。この自動能力は解決しますか?
はい、解決します。発動した自動能力を持つメンバーがいなくなっても、発動した自動能力
はすべて解決します。
(41)『2 枚まで選ぶ』という場合、0 枚を選ぶこともできますか?
はい、できます。0 枚、1 枚、2 枚のいずれかを選ぶことができます。
(42)ドロップ領域のメンバーを選んで手札に戻すという効果を持つコスト 3 のロジック
ドライブと、コスト 3 のメンバーが手札にあります。メンバーをプレイしようとして、コス
トとしてストックを 3 枚ドロップ領域に置いたところ、その中に手札に戻したいメンバー
がありました。メンバーをプレイするかわりにロジックドライブをプレイすることはでき
ますか?
いいえ、できません。「プレイするカードや能力の決定→指定されたコストを払う→効果を
解決する」という順番であるからです。何をプレイするのかを、対戦相手に明確に示した上
で、コストを払ってください。
(43)ドロップ領域のメンバーを選んで手札に戻すという効果を持つロジックドライブを
プレイします。指定されたコストを払うことで、ストック領域のカードがドロップ領域に置
かれました。この効果でそれらのカードを選ぶことはできますか?
はい、できます。「プレイするカードや能力の決定→指定されたコストを払う→効果を解決
する」という順番であるからです。コストを払った後、効果を解決してください。
(44)自分のメンバーすべてに、そのターン中効果があるカードや能力をプレイしました。
その後、場に置かれたメンバーもこの効果を適用されますか?
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いいえ、適用されません。この効果が適用されるのは、この効果を解決する時点で場にいる
メンバーだけです。
(45)『あなたは(行動 1)し、(行動 2)する。』という効果や処理で、(行動 1)を行うこ
とができない場合、(行動 2)も解決できなくなるのですか?
いいえ、実行可能であれば、
(行動 2)を実行可能な限り解決します。効果や処理の一部また
は全部が実行不可能な場合は、その部分については単に行われず無視されます。
その他
(46)「シャッフル」をする際に、気をつけることはありますか?
シャッフルを行うプレイヤー自身が、どこにどのカードがあるかわからなくなるように、十
分に無作為化をしてください。その後、相手に簡潔にカットやシャッフルを行ってもらって
ください。なお、シャッフル前にカードの順番を規則的に並べ替える行為は、その行為自体
や、無作為化に余計な時間がかかるため、推奨しません。また、カードをカットやシャッフ
ルする際は、カードが折れたりしないよう丁寧に扱ってください。
(47)『あなたは(行動)してよい。』という効果や処理で、(行動)をするのを忘れてしま
いました。どうすればいいですか?
(行動)しないことを選択したとして、ゲームを進めます。カジュアルプレイでゲームの巻
き戻しが容易である場合は、お互いに確認をとった上で、巻き戻しを行ってもよいでしょう。
ただし、ルール上適切ではないので、繰り返さないよう注意してください。
(48)『あなたは(行動)する。』という効果や処理で、(行動)をするのを忘れてしまいま
した。どうすればいいですか?
気が付いた時点で、必要に応じてゲームを巻き戻して(行動)を行ってください。なお、ル
ール上適切ではないので、忘れないよう注意してください。大会などで、巻き戻しができな
いほどゲームが進んでしまっている場合は、その大会のジャッジの指示に従ってゲームを進
めてください。
(49)パワーは 0 以下の値になりますか?
はい、マイナスの値にもなります。
(50)相手のメンバーのパワーが 0 以下の値になりました。相手のメンバーはドロップ領
域に置かれますか?
いいえ、置かれません。パワーが 0 以下になっても、メンバーはドロップ領域に置かれませ
ん。また、他のメンバーと同じように能力を使ったり、攻撃したりする事もできます。
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