2016年1月28日 インド株式市場 2015年のインド中型株、パフォーマンス上位は? 国内や米国の堅調な需要を背景に好業績が続く医薬品メーカーの多くが上位を占めま した。経済構造改革や内需回復から、今後も中型株の業績拡大が期待できそうです。 ■2015年のセクター別株価騰落率(配当込み、 トータルリターン)を見ると、業界再編観測を 受けた「電気通信サービス」、商品価格の下落 や国内と米国の堅調な需要を受けた「生活必 需品」などが大幅に上昇しました。一方、貸し 出しの伸び悩みや不良債権問題を抱える「金 融」はマイナスとなりました。 ■個別企業では、金の輸出や加工を主要業務 とするラジェシュ・エクスポーツが大幅な受注増 などから大きく値を上げました。また、堅調な需 要を背景に好業績が期待される医薬品 メーカーの多くが上位を占めました。 【インド中型株100社のセクター別株価騰落率】 (%) ▲ 20 0 中型株100社全体 20 40 60 インド中型株 2015年騰落率ベスト10(セクター) ラジェシュ・エクスポーツ(一般消費財・サービス) 電気通信サービス 46.0 生活必需品 26.3 増益率 (16年) +379.3 +72.9 ナトコ・ファーマ(ヘルスケア) +89.3 +23.5 サン・ファーマ・アドバンスト・リサーチ(ヘルスケア) +82.0 --- バジャジ・ファイナンス(金融) +72.5 +20.2 アショック・レイランド(資本財・サービス) +71.0 +570.2 ブリタニア・インダストリーズ(生活必需品) +61.2 +20.9 アレンビック・ファーマシューティカルズ(ヘルスケア) +56.4 +136.2 ヒンドゥスタン石油(エネルギー) +52.7 +105.8 バジャジ・フィンサーブ(金融) +52.0 +19.9 ウォックハルト(ヘルスケア) +51.3 +42.9 インドCNX中型株指数と左セクターの 主要企業 インドCNX中型株指数 6.5 騰落率 (15年) 騰落率 (15年) 増益率 (16年) +6.5 +38.1 リライアンス・コミュニケーションズ(電気通信サービス) +10.2 +7.4 マリコ(生活必需品) +39.1 +19.3 +2.4 +87.2 ヘルスケア 19.3 カディラ・ヘルスケア(ヘルスケア) エネルギー 18.9 インド石油会社(エネルギー) +29.0 +124.4 シーメンス(資本財・サービス) +32.4 ▲38.7 資本財・サービス 11.5 情報技術 6.5 オラクル・ファイナンシャル・サービシズ・ソフトウェア(情報技術) +11.0 +13.4 素材 5.8 NMDC(素材) ▲38.0 ▲39.1 NHPC(公益事業) +11.7 +0.9 サンTVネットワーク(一般消費財・サービス) +11.9 +17.1 DLF(金融) ▲15.6 + 43.1 公益事業 一般消費財・サービス 金融 2.8 ▲ 3.4 ▲ 6.1 (2015年、トータルリターン) (注)インドCNX中型株指数ベースの2015年のセクター別トータルリターンによる。個別企業の騰落率もトータルリターンベース。期中に指数に採用された銘柄 についても、通年のトータルリターンを表示。増益率(16年)は、2016年12月以降に到来する決算期の予想増益率。予想はBloomberg L.P.。 個別企業について表示していますが当該銘柄を推奨するものではありません。サン・ファーマ・アドバンスト・リサーチは入手可能な増益率見通しなし。 (出所)Bloomberg L.P. のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 ■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘 するものではありません。■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。■当資料の内容は作成基準日現在のもので あり、将来予告なく変更されることがあります。■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、 今後の市場環境等を保証するものではありません。■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を 保証するものではありません。■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾 者に帰属します。■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。
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