ニッスイプレートGVPC寒天培地/BCYEα寒天培地

レジオネラ属菌 選択分離用培地
ニッスイプレート
GVPC寒天培地
レジオネラ属菌 非選択培地
ニッスイプレート
BCYEα寒天培地
四類感染症であるレジオネラ症の防止のため、厚生労働省は人工設備等の衛生管理と
汚染水からのエアロゾル発生防止を推奨しています。
「ISO11731:1998(E)」や「新版レジオネラ症防止指針」掲載と同組成の培地です。
特徴
レジオネラ属菌 選択分離用培地 GVPC寒天培地
ニッスイプレート
組成(本培地1Lあたり)
GVPC寒天培地
● 環境水などからLegionella属菌を選択分離できます。
10.0g
ACES緩衝剤
10.0g
活性炭
● Legionella属菌の増殖発育因子として、
L-システイン
塩酸塩とピロリン酸第二鉄が添加されています。
0.25g
L-システイン塩酸塩
0.4g
α-ケトグルタル酸
1.0g
グリシン
3.0g
バンコマイシン
硫酸ポリミキシンB
1.0mg
80,000IU
シクロヘキシミド
Legionella pneumophila培養例
レジオネラ属菌 非選択培地 80.0mg
カンテン
(弊社保存株)
ニッスイプレート
2.0g
ピロリン酸第二鉄
● Legionella 属菌の発育促進物質として、活性炭、
α-ケトグルタル酸およびACES緩衝液が添加されて
います。
● 抑 制 剤としてグリシン、バンコマイシンおよび
ポリミキシンBを含み、Legionella 属の選択性を
高め、
さらにシクロヘキシミドによって糸状菌等を
抑制します。
酵母エキス
15.0g
pH 6.9 0.1
BCYEα寒天培地
BCYEα寒天培地
組成(本培地1Lあたり)
酵母エキス
10.0g
● Legionella属菌の非選択培地です。
ACES緩衝剤
10.0g
● ニッスイプレートGVPC寒天培地の基礎培地である
ことから、併用に適しています。
ピロリン酸第二鉄
活性炭
● Legionella属菌の確認試験用培地です。
● Legionella属菌の増殖発育因子として、
L-システイ
ン塩酸塩とピロリン酸第二鉄が添加されています。
2.0g
0.4g
α-ケトグルタル酸
1.0g
カンテン
●「ISO11731:1998(E)」や「新版レジオネラ症
防止指針」掲載と同組成の培地です。
15.0g
pH 6.9 0.1
Legionella pneumophila培養例
(弊社保存株)
品名
0.25g
L-システイン塩酸塩
製品コ−ド
包装
希望納入価格(円)
貯法・使用期限
ニッスイプレート GVPC寒天培地
51059
10枚
3,000円
冷暗所(4∼10℃)保存
禁凍結・製造後4ヵ月間
ニッスイプレート BCYEα寒天培地
51061
10枚
3,000円
冷暗所(4∼10℃)保存
禁凍結・製造後3ヵ月間
環境水の検査例
冷却遠心濃縮法
ろ過濃縮法
滅菌遠心管 検水200mL
➡
検水500mLメンブランフィルター吸引ろ過
➡
6000rpm、30分間冷却遠心
➡ 上清を捨てる
フィルターを剥がす
➡
滅菌蒸留水1mLで沈渣を懸濁
滅菌蒸留水5mL中に浸し1分間洗浄
➡
懸濁液
➡
洗液
➡
酸処理
0.2M HCl・KCl bufferと検水を等量混合
熱処理
検水1mLを50±1℃、30±2分間加熱
➡
GVPC寒天培地(選択分離培地) 36±1℃ 10日まで培養
➡ 釣菌
BCYEα寒天培地とL-システイン不含平板培地双方に画線培養
➡
24∼48時間後 BCYEα寒天培地のみに発育したグラム陰性桿菌
Legionella属菌
と推定
➡
同定(自発蛍光、馬尿酸水解試験、抗血清によるスライド凝集反応、マイクロプレートDNA-DNAハイブリダイゼイション)
<参照> ・ISO 11731:1998(E) Water quality -Detection and enumeration of Legionella
・新版レジオネラ症防止指針(財団法人ビル管理教育センター)1999
・JIS K 0350-50-10:2006 工場用水・工場排水中のレジオネラ試験方法
使用上の注意
● 本培地は、
そのままでも使用可能ですが、培地表面に凝固水が認められるときには適度に乾燥させてからご使用ください。
● Legionella 属菌の検出において、検体の前処理・培養および同定法などの操作法は、各種公定法に従って行ってください。
レジオネラ属菌検査精度管理サーベイ
2015年度より
開催
詳細は弊社営業担当者にお問い合わせください。
本サーベイは
「厚生労働省科学研究費補助金(健康安全・危機管理対策総合研究事業)
レジオネラ検査の標準化 及び
消毒等に係る公衆浴場等における衛生管理手法に関する研究 平成26年度分担研究報告書 レジオネラ属菌検査法の
安定化に向けた取り組み」
で検討され報告された方法に基づいて実施します。
製造発売元
〒110-8736 東京都台東区上野3-23-9
U R L : http://www.nissui-pharm.co.jp
https://cosmokai.com/
お問い合わせ先:カスタマーサポート
Tel.03
(5846)5707
(YM1601)