[土地連からのお知らせ No.476] 平成 28 年1月 28 日 農政新時代に向けて決意を新たに −水土里ネット役員研修会を開催− 1月 25∼26 日、本会は盛岡市つなぎ温 泉ホテル紫苑において『平成 27 年度水土 里ネット役員研修会』を開催し、土地改 良区役職員等約 300 名が出席しました。 開会にあたり、及川正和 本会会長が 「国では“新たな食料・農業・農村基本 計画”や“TPP対策大綱”を示すなど 農政の新たな時代へ進むこととなった。 【挨拶する及川会長】 こうした状況の中、二階俊博 全土連会 長は『闘う土地改良』として予算の復活 と我々の代表を国会へ送ることを強く主 張している。本会にあっては昨年9月に 新役員体制となり、決意を新たに『農業 農村のセーフティーネットを目指す』こ ととした。皆様のご指導、ご支援を願う」 と挨拶しました。 続いて、来賓として米田博次 東北農政 【挨拶する米田部長】 局農村振興部長、小原敏文 岩手県農林水 産部長の代理で伊藤千一 農村整備担当技監からご挨拶を頂きました。 研修の1日目は、米田部長が『TPP交渉大筋合意を受けた農業農村整備予 算について』と題し、平成 28 年度農林水産予算の重点事項やTPP対策におけ 【挨拶する伊藤技監】 【講演する伊藤総括課長】 る土地改良事業について講演しました。 続いて、伊藤栄悦 県農林水産部農村建 設課総括課長が、 『岩手県における農業 農村整備事業の取組方向』と題し、重 点取組項目を5つに分けて説明すると ともに、被災農地等の復旧・復興取組 状況を報告しました。休憩をはさんだ 後、進藤かねひこ 都道府県土地改良事 【講演する進藤顧問】 業団体連合会会長会議顧問が『今後の 農業農村振興について』と題し、全国 的な視野からみた予算不足の状況や今 後の農業農村振興の方向、あるいは、 国内外での経験を踏まえ、食料自給率 を高めるために何が求められているか など、大変、興味深い内容をわかりや すく講演し、参加者からは大きな拍手 【講演する青山氏】 があがりました。 2日目は、農業ジャーナリスト青山浩子氏が『新たな農業の方向性』と題し、 現代のコメをはじめとした食料需要の変化に対応するべく、地域特性を生かし た農業経営戦略について、事例を交えて講演しました。 両日ともに、参加者らは時折メモをとるなど、講師のお話を熱心に聞いてい ました。 ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。 【研修会の様子】
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