「塩尻市の職員になって」 農政課農業振興係 稲葉 雅哉 8月から市の

「塩尻市の職員になって」
農政課農業振興係
稲葉
雅哉
8月から市の職員として働き出し、早5か月が経ちました。農政課農業振興
係の所属となり、日々、市農業の発展について考えています。
具体的な業務としては、耕作放棄地再生や農作物の有害鳥獣対策、農業経営
体育成事業の機械補助など主に補助金関係を担当するほか、10月に大筋合意
したTPPについても国の動きを見つつ、今後の対策へ向けて勉強しています。
仕事をしていて常に感じるのが、コミュニケーションの大切さです。机上の
仕事ばかりの印象がありましたが、電話対応、窓口業務、または現地に出ての
農家の方や関連企業とのやり取りなど人と接することが本当に多いです。その
中でいかに円滑な対応ができるかが仕事を進めていく上ではとても重要ですが、
自分自身農業に関する知識や経験も少なく、毎日が勉強の日々です。しかしな
がら、上司の畑での農業体験や、現場での農家の方々とのコミュニケーション
により、少しずつではありますが自信を持って仕事ができるようになってきて
います。また、市役所内でのTPPの勉強会の講師をやらせていただき非常に
良い経験となりました。新人ですが責任ある仕事をさせてもらえたことが嬉し
く、モチベーションの向上につながりました。
前職とは違い、現場に出て多くの人と関わること、自分のやる気次第でたく
さんの経験を得ることができ、とても充実した生活が送れています。今後責任
が増えるにつれ、苦しいことも増えてくるとは思いますが、今の新鮮な気持ち
を忘れず、何事も楽しみながら仕事に励みます。また、少しでも塩尻市に自分
の足跡が残せるようチャレンジしていきます。