長崎版地域包括ケアシステムについて

資料5-1
長崎版地域包括ケアシステムについて
【地域包括ケアシステム推進室】
いつまでも住みなれた地域で
安心して暮らしていくために
~長崎版地域包括ケアシステムの構築に向けて~
地域包括ケアシステム推進室
地域包括ケアが必要となる背景
2025年を見据えると
●人口減少 ●少子・高齢化 ●家族機能の低下
●家族形態の変化 (高齢者世帯・一人暮らし高齢者の増加)
●斜面地
●要介護高齢者の増加 ●認知症高齢者の増加
●地域や個人のニーズの増大と多様化
●医療費や介護給付費の増大
●死亡者数の増加 看取り先の確保困難
●地域医療構想と医療提供体制(病床機能報告制度)
●介護人材の不足
●介護報酬や医療報酬改定の可能性 等‥様々な課題
病気や介護が必要になっても安心して住み続けられる
地域づくりや体制が必要=地域包括ケアシステム
これからの長崎市の人口の推移
(人)
(%)
500,000
70.0
62.4
450,000
59.1
56.4
400,000
443766
429255
350,000
55.1
60.0
54.2
53.0
412982
50.0
394361
374345
353382
300,000
32.7
200,000
34.8
29.2
12.5
13.2
36.3
37.7
24.1
15~64歳割合(%)
24.9
20.0
11.7
50,000
10.1
65歳以上人口割合(%)
75歳以上人口割合(%)
20.0
16.7
10.9
総人口(人)
0~14歳割合(%)
39.7
30.0
22.7
25.1
15.0
100,000
331191
40.0
250,000
150,000
51.1
10.0
9.5
9.3
9.2
0
0.0
2010年
2015年
(H22)
(H27)
2020年
2025年
2030年
2035年
2040年
(H32)
(H37)
(H42)
(H47)
(H52)
国立社会保障 人口問題研究所データより
長崎市の高齢者人口の内訳
(人)
後期高齢者の割合
が急増していく
160,000
高齢者人口に占める後期高齢者の割合
70.0%
63.9%
62.8%
62.5%
140,000
60.0%
52.5%
51.6%
120,000
57.4%
51.1%
100,000
68,906
64,590
80,000
(%)
50.0%
78,730
84,960
85,110
82,571
40.0%
58,490
高齢者人口の
ピーク
30.0%
60,000
20.0%
40,000
52,866
60,653
66,023
58,322
20,000
50,942
47,988
49,015
0
10.0%
0.0%
2010年
(H22)
2015年
(H27)
2020年
(H32)
前期高齢者
2025年
(H37)
後期高齢者
2030年
(H42)
2035年
(H47)
2040年
(H52)
国立社会保障 人口問題研究所データより
長崎市の高齢者の世帯状況
65歳以上のいる世帯が
急増している。
(世帯)
80,000
70,000
60,000
29980
29583
50,000
28467
65歳以上のいる世帯
(単身・夫婦世帯除く)
27015
40,000
高齢者夫婦世帯
24908
20682
30,000
高齢者単身世帯
19349
17271
20,000
14255
10735
10,000
9791
12857
16384
18690
21294
平成12年
平成17年
平成22年
0
平成2年
平成7年
【H22 国勢調査より】
要支援・要介護認定率の推移(長崎市)
(人)
(%)
35000
45.0%
30000
39.6%
36.7%
37.2%
37.6%
38.1%
40.4%
41.1%
41.2%
40.0%
38.1%
35.0%
25000
要介護5
30.0%
要介護4
要介護3
20000
20.9%
21.5%
21.9%
22.5%
23.0%
24.0%
24.3%
24.2%
23.9%
25.0%
要介護2
要介護1
20.0%
15000
要支援2
要支援1
後期高齢者
15.0%
10000
前期高齢者
第1号合計
10.0%
5000
5.7%
5.7%
5.6%
5.7%
5.7%
5.9%
5.9%
5.8%
5.6%
5.0%
0
0.0%
H19.3
H20.3
H21.3
H22.3
H23.3
H24.3
H25.3
H26.3
全国認定率
第1号 18.3%
前期高齢者4.4%
後期高齢者32.6%
H27.3
【介護保険事業月報データ より】
認定者における認知症高齢者
(認知症自立度Ⅱ以上)居場所内訳
養護老人
ホーム等
7%
医療機関
(療養型)
3%
医療機関
(一般病棟)
11%
認知症を抱えなが
ら、在宅生活を送っ
ている高齢者が半数
以上を占めている。
ケアハウス
1%
施 設
46%
グループホーム
6%
介護療養型医療施設
1%
居 宅
54%
老人保健施設
7%
特別養護
老人ホーム
10%
長崎市要介護認定者の統計より
(H27.4.1時点 第1号のみ)
将来の在宅医療等需要の純増数
(長崎区域)
※長崎区域・・・長崎市、西海市、長与町、時津町
(人/日)
6,000
訪問診療将来推計の
2013年度からの増
加分
5,000
4835.8
4863.1
1796.5
1719.8
2572.9
2825.7
3039.3
3143.3
H37
H42
H47
H52
4331.1
4,000
3,000
病床から在宅
医療等への移
行分
3542.2
1505.4
969.3
2,000
1,000
1098.2
1098.2
0
H25
H27.8長崎県地域医療構想調整会議資料より
長崎市における介護に関する希望
【長崎市日常生活圏域ニーズ調査より(平成26年度実施)より】
1 家族に介護が必要になった場合の本人の希望
グループホームへの入所 2.0%
介護サービス等を
利用した自宅介護
26.7%
家族による自宅介護
22.6%
その他
0.9%
介護保険施設
への入所
13.3%
わからない
13.8%
無回答
15.8%
有料老人ホームへの入所
4.9%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
「自宅等での介護希望」が、約6割を占める。
2 自分に介護が必要になった場合の家族の希望
グループホームなど小規模で
家庭的な施設への入所 7.7%
介護サービス等を利用した
自宅介護
37.6%
家族による自宅介護
28.9%
健康な配偶者と同居
できる施設への入所 1.3%
考えていない
12.3%
無回答
3.9%
特別養護老人ホームなど
大規模施設への入所
8.3%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
「自宅等での介護」が、約7割を占める。
★介護される側もする側も、「自宅等での介護」を望んでいることが言える。
100%