ほけんだより 12月号

平成 27 年12月号
百舌鳥支援学校
保 健 室
びしょうりゅうしじょうぶっしつ
微小 粒 子 状 物質(PM2.5)とは
今年も残りわずかとなりました。
大気中に浮遊している 2.5μm 以下の小さな
粒子のことです。PM2.5 は非常に小さいため、
(髪の毛の太さの 1/30 程度)、肺の奥深くまで
今年はみなさんにとってどんな年だったでしょうか。
年末年始は、楽しい行事も多く食事や睡眠が不規則になり
入りやすく、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が心配されています。
大阪府は、PM2.5 濃度が国の暫定指針値(日平均値 70μg/m3)を超えることが予測されると
判断した場合には、大阪府の全域に注意喚起を行うこととしています。
注意喚起時の行動の目安は次のとおりです。
がちです。ゆとりのある計画で生活リズムに気をつけて元気
にすごしましょう。
(9/1~12/15まで)
保健室の
利用件数
体調が悪くて
けがの手当てのために
保健室に来た人
・
・
屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ減らす。
屋内でも換気や窓の開閉を必要最小限にする。
・
呼吸器系や循環器系疾患のある方、小児、高齢の方は体調に応じて、より慎
重に行動する。
(大阪府 大気汚染常時監視のページより)
今後、偏西風の影響で、PM2.5 の濃度が高くなる可能性がありますので、注意が必要です。
けがで病院に行った人は
保健室に来た人
8人
380件
(相談・その他
85人)
のべ90人
多かった症状は
発熱・嘔吐
のべ205人
・
・
多かったけがは
打撲・擦過傷
救急車の要請は
ありませんでした。
おやつについて
もうすぐ、約 2 週間の冬休みが始まります。いろい
ろなイベントも多く、普段よりおやつを食べる機会が
増えるご家庭も多いと思います。
ケーキやジュースなどは糖分も多く、またカロリー
2 学期で学校感染症にかかった人は、10人
マイコプラズマ感染症・リンゴ病・溶連菌感染症・感染性胃腸炎でした。
少しづつ取り組んでみましょう。
○おやつはできるだけ時間と量を決め、だらだら食べ
ることのないように工夫する。
ちょうりょく け ん さ
聴力検査をしました。
も高いため、肥満傾向のお子様には注意が必要です。
食べすぎを防ぐために、できることから
(小1・2・3・5年・中1・3年)
保健室でオージオメータという検査機器を使って行いました。
ほぼ全員がイスに座り、レシーバを耳にあてることができていました。
小さな機械の音が正確に聞こえているかどうかの判断が難しい場合は、後ろ
から、ささやき声で名前などを呼んだり、耳のそばで指こすりをしてそれに反
応するかどうかの様子をみました。
結果は 1 月の 2 測定が終わった後に、健康手帳に記入してお渡しします。
○市販のお菓子や飲み物を選ぶときは、表示されてい
る栄養成分表を参考にして、カロリーの低いものを選
ぶようにする。
○1袋を食べるのではなく、必要な分だけ
お皿などに入れて食べるようにする。
○くだものや乳製品をうまく取り入れる。
と う じ
12 月 22 日は冬至です
冬至は 1 年のうち
で、いちばん昼間の
時間が短い日で、かぼちゃを食
べたり、ゆず湯に入ったりする
習慣があります。
寒さが厳しくなる時期に栄養
をとり、おふろで体を温めて、
かぜをひかないようにしようと
いう、昔ながらの知恵なのです。