動物取扱業者標識 置保19展第3号 動物取扱責任者 齋藤 俊士 カノンは爪が 弱い・・・ 発行日 平成27年 1月 発行所 社会福祉法人 山形県社会福祉事業団 山形県立総合コロニー希望が丘 あさひ寮 〒999-0134 川西町大字下小松2045-20 電話 0238-42-4164 FAX 0238-42-4165 E-mail [email protected] 通信の無断転用を禁じます 今回は馬の靴屋さんこと装蹄師の紹介をし たいと思います。 馬の靴屋さんである装蹄師は、馬の爪を切ったり蹄 鉄を打ったりする事だけが仕事だと思われがちですが、 「鍛冶屋さん」としての一面もあります。乗用馬に履か せている蹄鉄は鉄やアルミ製で、この蹄鉄を1本の棒 から作るのも仕事の1つです。 鉄の棒を炉に入れ、約 1,000度まで熱して叩いて形を造り、そこに釘を打つ ための溝を掘り穴を空けるのですが、これを全て手作 業で行います。職人技ですね~!! 作業としては大まかに分けると蹄鉄の作成、馬蹄の削 蹄、蹄鉄の打付けをしています。なぜ必要かというと、 蹄を削ることによって四肢のバランスを整え、蹄鉄を履 かせることで蹄の磨耗を抑えることができます。 装蹄するだけではなく、蹄の専門家として助言を頂く事もあります。蹄鉄にも種類があ り鉄だけではなくアルミ製で軽い物もあります。冬期間では、アルミの方が雪が付きにくい為、季節や蹄の状態により装蹄師さんが判断し ます。 鑢を使って整えま す。
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