パカポコ通信29号 214KB(2015.2)

動物取扱業者標識
置保19展第3号
動物取扱責任者
齋藤 俊士
カノンは爪が
弱い・・・
発行日 平成27年 1月
発行所 社会福祉法人 山形県社会福祉事業団
山形県立総合コロニー希望が丘 あさひ寮
〒999-0134 川西町大字下小松2045-20
電話 0238-42-4164 FAX 0238-42-4165
E-mail [email protected]
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今回は馬の靴屋さんこと装蹄師の紹介をし
たいと思います。
馬の靴屋さんである装蹄師は、馬の爪を切ったり蹄
鉄を打ったりする事だけが仕事だと思われがちですが、
「鍛冶屋さん」としての一面もあります。乗用馬に履か
せている蹄鉄は鉄やアルミ製で、この蹄鉄を1本の棒
から作るのも仕事の1つです。 鉄の棒を炉に入れ、約
1,000度まで熱して叩いて形を造り、そこに釘を打つ
ための溝を掘り穴を空けるのですが、これを全て手作
業で行います。職人技ですね~!!
作業としては大まかに分けると蹄鉄の作成、馬蹄の削
蹄、蹄鉄の打付けをしています。なぜ必要かというと、
蹄を削ることによって四肢のバランスを整え、蹄鉄を履
かせることで蹄の磨耗を抑えることができます。 装蹄するだけではなく、蹄の専門家として助言を頂く事もあります。蹄鉄にも種類があ
り鉄だけではなくアルミ製で軽い物もあります。冬期間では、アルミの方が雪が付きにくい為、季節や蹄の状態により装蹄師さんが判断し
ます。
鑢を使って整えま
す。