甲府市相生 2 丁目 18-12 受け継がれる伝統を守って一世紀常に追求する新しさをお客様の喜びにつなげます株式会社島田貴金属店 TEL；055-233-0131 FAX；055-237-4539 創業明治 38 年しょうぞう㈱島田貴金属店は、明治 38 年に初代島田庄造が甲府市堅近習町(現在中央 2 丁目)に、飾職人とカマボコして創業し、主にお客様からの注文を受け、甲丸指輪を水晶で作っていました。当時子供だった私ですが、水晶の中から美しい菊の模様が浮かび上がるその何とも言えない創意工夫されたデザインに子供心にも魅力を感じた記昭和 43 年作業の様子憶があります。大正 12 年、東京で修行を終え、庄造の跡を継こまじろういだ二代目駒次郎は、地金を針金のように延ばして水晶などに飾りをつけられる大型プレス機械を導入し（甲府では当社だけでした）、時間と労力がかかっていた手作業から、安価で大量生産できるシステムを構築しました。昭和 12 年の日中戦争の頃、装飾品の製造販売は禁止されてしまいました。しかし、当社は大型昭和 42 年社屋前にてプレス機があった為、当時は軍需工場から飛行機 (前列左から 4 番目：二代目駒次郎) の部品などの注文を受けるなどして、事業活動を行っていました。昭和 20 年の甲府空襲で社屋は全焼してしまいましたが、終戦の翌年 4 月、跡地に再び島田装身具製作所として飾業はるみを開始、三代目晴巳が注文品だけではなく販売もしようと跡を継ぎました。昭和 28 年、㈱島田貴金属店が発足し、昭和 53 年の金の完全自由化により、装身具を必要とする時代に入りました。国内で最初に開発した 18 金のファッションリングと、 18 金のブローチは、独自の方法、デザインにより躍進的に業績を伸ばし、また、初めて輸入したシェルカメオをブローチに加工し、販売をしたところ、大好評を得ました。昭和 60 年甲府市相生 2 丁目の現在地に移転。㈱島田貴金属店として培ってきたことは、第一に、信用される商品作り、第二に、喜んでお使いいただける商品、第三に、伝統を基盤としての新しさです。今後もこれを決して忘れてはならない当社の理念として継承し、事業活動を進めていきたいと考えています。現在は、新たな商品開発に、社長をはじめ、社員一丸となって取組んでおります。