別紙1 小中学校英語活動サポート事業(派遣契約)の概要 1 主な目的 小学校においては、外国語指導助手(Assistant Language T eacher、以下「ALT」という。 )の配置により、外国語活動の充実のほか、外 国語や外国の文化に慣れ親しみ、国際性の向上を図る。 また、中学校においては、ALTの配置により、英語教育の充実を図るほか、特別 活動等において、生徒との対話等を通した英語力の向上、英語の発音指導、その他英 語の専門性を活かした指導を行う。 2 業務内容 (1) 事業者(派遣元)の行う業務 ア 市内幼稚園・小中学校(派遣先)へのALT派遣業務 イ 上記アの業務を円滑に履行するための必要な次の業務 (ア) 担当コーディネーターの選任 (イ) 市教育委員会、派遣先、ALTとの連絡調整 (ウ) コーディネーターによる学校訪問、ALTの業務遂行状況の把握及び評価 派遣元は、配置したALTを定期的に評価すること。評価内容について、 市教育委員会へ報告書を提出 (エ) ALTに対する学習指導要領に基づく指導カリキュラム等への理解、その 他業務遂行に必要となる研修の実施 (オ) 小学校を担当するALTに文部科学省発行の外国語活動教材『Hi, fr iends!』を所持させ、それを使用した授業を行うために必要な研修 の実施 (カ) 中学校を担当するALTに筑西市で採択された教科書を所持させ、それら を使用した授業を行うために必要な研修の実施 (キ) ALTへのその他必要となる指導方法等の研修及び教材作成業務支援 (ク) ALTにかかわる学校からの要望や苦情等への対応 (ケ) ALTの勤務管理及び欠勤・遅刻等がある場合の市教育委員会及び学校へ の事前報告と、代替労働者の派遣 (コ) ALTが学校の指揮命令に忠実に従い、学校の規律、施設管理上の規則等 を遵守するための適切な措置 (サ) 市教育委員会がALTに依頼する研究会・研修会・会議・会合等への協力・ 出席 (シ) 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律 (昭和六十年七月五日法律第八十八号) (以下、労働者派遣法。 )により派 遣元に義務付けられている諸手続き ウ 国際理解教育及び語学教育に関するコンサルティング (2) ALT(派遣労働者)の行う業務 ALTは、教育委員会が定める派遣先責任者及び責任命令権者の指示のもと、 外国語担当教員及び学級担任等の方針に基づき、以下の業務を遂行すること。 ア 外国語活動及び英語指導に関すること (ア) 小学校においては、外国語活動での学級担任等とのティームティーチング を行った児童との対話、会話を中心とした外国語活動全般 (イ) 中学校においては、英語科教員とのティームティーチングを行った生徒と の対話、会話を中心とした外国語活動、英語指導全般 イ 事前確認作業・準備・打ち合わせ (ア) 小学校においては、学級担任や外国語活動担当者等との当日業務の事前確 認作業 (イ) 中学校においては、英語科教員等との当日業務の事前確認作業 イ 異文化理解のためのレクチャー(市立幼稚園を含む) ウ 英語力測定テストの実施並びに採点 エ スピーチコンテスト、インタラクティブフォーラムにおける判定及び指導 オ クラブ活動を通した英語によるコミュニケーション活動 カ 小・中学校の文化祭、体育祭、運動会等、学校行事における英語コミュニケー ション等の積極的な支援や指導 キ 生徒の英作文等の添削指導や使用教材の作成および解説などの授業に関する準 備・支援 ク 市教育委員会・学校において必要となる英文文書等の校正 ケ 教職員への語学研修 コ その他、市教育委員会または学校が必要と判断し、派遣労働者、派遣元が合意 した業務 3 ALTの条件 以下の条件をすべて満たすものをALTとして派遣する。 (1)母語が英語であるか、同等の英語力を有する者 (2)日本又は諸外国における教員資格、もしくはこれと同等程度の能力を有する者 (3)日本の教育環境等の研修を受け、国際理解教育及び英語活動に熱意がある者 (4)小学校に配置させるALTは、日常会話程度の日本語が話せ、理解できる者 (5)学習指導要領による外国語指導の目的・内容を理解し、指導ができる者 (6)日本の法令及び学校の規則等を遵守することができる者 (7)業務に必要なビザを有する者 (8)業務に必要な程度の日本語力を有する者 4 派遣人員 派遣人員は9名とし、各学校に年間同一のALTとすること。ただし、ALTが疾 病、急病及び事業運営等勤務に支障をきたすような不測の事態が発生した場合は、市 教育委員会と協議のうえ、代替労働者を派遣するなど必要な措置を取ること。 5 就業日、就業時間等 (1) 就業日 派遣期間は原則として平成28年4月18日から平成29年3月17日とし、就 業日は月曜日から金曜日まで(国民の祝日を除く。 )とする。ただし、学校休校日及 び市教育委員会の指定する以下の期間は、原則として派遣業務を要しないものとす る。 学年始休業日、夏季休業日、冬季休業日、学年末休業日 (2) 就業時間 原則、午前8時30分から午後3時50分までの間で連続する7時間20分のう ち実働5時間50分とする(途中休憩時間を90分設ける) 6 業務指揮権限 派遣先は、派遣労働者に従事すべき業務に関し、必要な指揮命令を行う。 7 就業に関する派遣先責任者、指揮命令権者 派遣先責任者及び指揮命令権者は、原則として派遣先である市内小中学校の各校長 と定める。ただし、副校長または教頭が代わって指揮する場合がある。 ※ 派遣先責任者及び指揮命令権者の氏名については、契約締結後、派遣元へ別 途連絡とする。 8 福利厚生施設 派遣先責任者の指示のもと、学校等に備え付けられたロッカー、机、業務上での通 信機器等をALTに使用させることを認める。使用させる施設等については、派遣先、 派遣元双方協議合意のうえ、決定する。 9 参考 (1)事業者に求める業務は何か? ALTの業務は、小中学校における英語授業、国際理解の推進のため、指導要 領に示された目標のためなど、様々な内容が考えられる。 プロポーザル方式の採用は、事業者に提案上限額を示し、その範囲内でどれだ けのサービスを提供できるかを求めるものである。当該プロポーザルに参加する 事業者は、既に県内外市町村における契約実績があり、信頼できる事業者と考え ているので、当市への提言として、各社研究のうえ、ご提案いただきたい。 (2)必要な人員は何人か? 必要人員は9名。ALTの配置については、参考資料として平成28年度筑西 市ALT配置案を用意したのでこれを参照のうえ、改善等があれば(1)同様に ご提案いただきたい。 (3)小中学校のALTを派遣する年間単位時間数は? 小学校5,6学年の外国語活動、中学校1~3学年の英語授業については、1 学級につき年間35単位時間以上の派遣を原則とする。小学校1~4学年につい ては、各校と協議のうえ、単位時間を決定する。 (3)当該業務遂行に係る経費の負担は? 当該業務に係る契約金額以外、一切準備されない。 (4)経費の支払い方法は? 毎月、実施状況に係る報告書を提出し、当該業務が円滑に遂行できたことを確 認したことをもって、総額を契約期間(月単位に換算)で除した金額を支払うこ ととする。 (5)現在の契約事業者は? 株式会社インタラック (7)対象となる学校への通勤は、公共交通機関により通勤可能か? 公共交通機関による通勤は難しい地域であるため、自力通勤となる。 (8)ALTに国籍を求めるか?求める場合には指定はあるか? 派遣契約のため国籍を求めることはない。(1)と同様に提案いただきたい。 (9)プレゼンテーションに与えられる時間、準備すべき機材等はあるか? プレゼンテーションは、事前準備、説明、質疑、撤収を含めて、45分程度を 予定している。なお、準備すべき機材等は、プレゼンテーション内容に合わせ提 案者が準備すること。
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