第3章 本市がめざす健康づくり 1 基本目標 「各務原市総合計画」では、市民一人ひとりが自らの健康に関心を持ち、運動、栄養、 休養のバランスの取れた生活習慣を身につけ、主体的・積極的に健康づくりに取り組むこ とで、生活の質の向上と健康寿命の延伸が図られるとともに、家庭・地域・学校等におい て、食を通じた心身の健康と豊かな人間性を育む取り組みが行われていることをめざす姿 として、健康づくりを進めています。 そこで、本計画の基本目標を『元気があふれる健やかなまち~生活の質の向上と健康寿 命の延伸に向けて~』とし、健康づくりを広げていきます。 【基本目標】 元気があふれる健やかなまち ~生活の質の向上と健康寿命の延伸に向けて~ 2 市民のめざす姿 健康とは、病気や障がいの有無だけを指すのではなく、心身のバランスが取れた良好な 状態であり、かつ社会的な充実も得られている状態です。 自分の人生をいかに充実してこころ豊かに過ごすかという生活の質(QOL)を高める とともに、すべての人が、生きがいと活力のある生活が送れる期間を可能な限り長くし、 健康寿命を延伸することが健康づくりの目標です。 そこで、本計画では、市民一人ひとりが健康についての正しい知識をもち、主体的に健 康づくりに取り組むことにより、生活習慣病の発症・重症化予防と介護予防に努め、人生 の各ライフステージにおける生活の質を高めるとともに、地域との協働による健康づくり を進め、生涯を通じていきいきと心豊かに、元気があふれる健やかなまちを目指します。 【市民のめざす姿】 生活習慣病予防に努めます! 生涯を通じた健康づくりを実践します! 11 3 健康づくりの基本戦略 本計画では、生活習慣病の発症を予防し、健康寿命の延伸を目指すために、健康増進の 基本要素となる栄養・食生活、運動・身体活動、休養・こころの健康、たばこ、アルコー ル、歯と口腔の健康に関する生活習慣の改善とともに、がん、循環器疾患・糖尿病などの 生活習慣病の発症予防と重症化予防を進めていきます。 また、ライフステージ(妊娠・出産期、乳幼児期(0~6歳)、学童期(7~12 歳)、 思春期(13~18 歳) 、青年期(19~39 歳)、壮年期(40~64 歳)、高齢期(65 歳以上) によって健康づくりの目標や健康課題が異なることから、ライフステージごとに健康寿命 の延伸と生活の質(QOL)の向上を目指していくことも重要となります。 そこで、本計画では、第4章において、生活習慣の改善を図るため、栄養・食生活、運 動・身体活動、休養・こころの健康、たばこ・COPD、アルコール、歯と口腔の健康に ついての取り組みを推進します。 また、第5章では、ライフステージごとに、健康目標や重点取り組みを示し、生涯を通 した健康づくりを推進します。 12 【本市がめざす健康づくりのイメージ】 ゴール 【基本目標】 元気があふれる健やかなまち ~生活の質の向上と健康寿命の延伸に向けて~ 【市民のめざす姿】 生活習慣病予防に努めます! 生涯を通じた健康づくりを実践します! 市民ひとり一人 1次予防 ☆ 生活習慣の改善 ・食生活の改善 ・運動習慣の改善 ・ストレスの解消など 健康的な生活習慣の確立 2次予防 ☆ 定期的な健診(検診) ・早期発見 ・早期治療 ・疾病の重症化予防 ≪ 基本姿勢 ≫ 〝 自分の健康は自分で守る 〟 日常生活サポート(行政) ○栄養・食生活 ○運動・身体活動 ○休養・こころの健康 ○たばこ ○アルコール ○歯と口腔の健康 学校 職域 健康づくり支援 サポート(地域) ・食生活改善協議会 ・自治会 ・民生委員 ・母子保健推進員 ・スポーツ推進委員 ・シニアクラブ ・身体障害者相談員 ・知的障害者相談員 13 保健医療サポート ・医師会 ・歯科医師会 ・薬剤師会 ・地域包括支援セン ター
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