景観シミュレーション自己評価書(PDF:458KB)

景 観 シ ミ ュ レー シ ョ ン 自 己 評 価 書
評 価 基 準 ( 考 え 方 )
評
●背景との関係が
読み取れる距離
↓
位置・規模を評価
目安
1)1,000m程度
2)最大寸法 20 倍
例)高さ 50mの場合
距離 1,000m
程度
●大景観と調和しているか(地
域の景観の特徴との関係)
。
①位置
○
特定建築物等は、地形や木々、その建築
物等に隠れて視認することができない
ため、遠景に対する影響はない。
②規模
○
特定建築物等は、地形や木々、その建築
物等に隠れて視認することができない
ため、遠景に対する影響はない。
③スカイライン
○
特定建築物等は、地形や木々、その建築
物等に隠れて視認することができない
ため、遠景に対する影響はない。
●建物の周辺の状
況がわかる距離
↓
主要部位を評価
●中景観と調和しているか(周
辺景観とのバランス)
。
①基調色
○
自然景観を保全するため、自然風景地に
おいて周辺景観と調和するアースカラ
ー「茶」を基調としている。
②おおまかな形状
○
和のスタンダードなスタイルである入
母屋屋根を採用し、温泉旅館街の周辺景
観との調和を図る。
③主要な付属物
屋上設備
屋上階段
ベランダ等
○
外部に吹きさらしの避難階段を設けるが、
格子状のルーバーで覆い、和のデザインを
演出して周辺景観との調和に配慮する。
④特殊な材料
(金属やミラーなど)
○
遠
シミュレーションの距離帯
景
中
目安
100~500m程度
・景観形成基準や広域景観形成
基準がある場合、景観形成の
目標に適合しているか。
・地域の景観の優れた特徴を乱
していないか。
・親しまれている眺望を妨げて
いないか。
・周辺の優れた景観特性を乱し
ていないか。
・過剰に目立っていたり、雑然
としていたり、周辺に景観阻
害感を生じていないか。
価
対
象
基準のチェック
評価基準に対するコメント
※本配慮については、景観影響予測を実施した
視点場から目視することは難しく、
「将来景観の
フォトモンタージュ」には盛り込まれていない。
景
屋根材は濃灰色(N2)のガルバリウム鋼
板。ルーバー材は、茶系(10YR7.5/2)の
スチールパイプ。手摺材は A 棟が茶系
(7.5YR5/6)、B 棟が茶系(10YR7.5/2)の
スチールパイプ。サッシには光沢を抑え
たステンカラーを用いる。
これら材料の色彩は、周辺に馴染むよう
配慮したものであり、A 棟の手摺材の茶
系(7.5YR5/6)についても見付面積の 20
分の 1 の範囲の使用とする。
※本配慮の一部については、景観影響予測を実施
した視点場から目視することは難しく、
「将来景観
のフォトモンタージュ」には盛り込まれていない。
近
●隣接する建物と
の関係や通りの
雰囲気がわかる
距離
↓
ディテールを評価
●小景観と調和しているか(通
りの雰囲気と建物のデザイ
ンとの関係)
。
・通りの雰囲気を悪い方向に乱
していないか。
・商店街や住宅地といった通り
の性格や将来計画に照らし
(目安 50m程度)
合わせて適当なデザインか。
・建物の立つ場所の特性(交差
点に面するなど)に配慮して
いるか。
①壁面意匠
ファザード意匠
側面の仕上げ
壁面設備
②看板類
○
外壁は土壁風に仕上げることで、有馬の
まちなみに調和するよう配慮する。
○
外階段の格子部に設ける切文字は、目立
ちにくい黒文字の行書体とし、和の雰囲
気とあわせたサインとする。
※本配慮については、景観影響予測を実施した
視点場から目視することは難しく、
「将来景観の
フォトモンタージュ」には盛り込まれていない。
③アクセントカラー
○
A 棟の手摺、破風、飾柱に限定して
7.5YR5/6 の色彩を用いる。ただし、見付面
積の 20 分の 1 の範囲の使用とする。
※本配慮の一部については、景観影響予測を実施
した視点場から目視することは難しく、
「将来景観
のフォトモンタージュ」には盛り込まれていない。
④低層部の雰囲気
○
景
柱に用いる大谷石等の素材感が、全体的に和
の落ち着いた雰囲気をつくり出している。
※本配慮については、景観影響予測を実施した
視点場から目視することは難しく、
「将来景観の
フォトモンタージュ」には盛り込まれていない。
⑤敷地利用
(緑化など)
地
点
●前面の公共空間と調和して ①低層部のディテール・
意匠・材料・構造
いるか(道路際の雰囲気)
。
・道路敷が雑然としていないか。
・地区固有の行事などに支障は
ないか。
・前後の歩道の雰囲気を乱して
②敷際のデザイン
いないか。
敷地の舗装
(目安 10m前後) ・その他、圧迫感や歩きにくさ
緑化状況
を感じさせるようなところ
駐車場の見えなど
がないか。
●周辺の公共空間
(前面道路の歩
道など)との関係
がわかる距離
↓
道路際の造作を評価
-6-
○
敷地内においては周辺の山林を借景に
自然景観に馴染む造園計画とする。
※本配慮については、景観影響予測を実施した
視点場から目視することは難しく、
「将来景観の
フォトモンタージュ」には盛り込まれていない。
○
低層部の圧迫感を抑えるため、エントラ
ンス部分については、宿泊客等を誘導す
るピロティを設ける。意匠については下
屋庇を設け、和を感じられるデザインと
する。
○
紅葉や竹など和の植栽を施すことで、歩
道の雰囲気づくりに配慮する。