矢幅駅西口駐車場の指定管理者募集要項及び仕様等 Ⅰ 募集要項 矢幅駅西口駐車場の指定管理者を募集します。 この施設の指定管理者を希望する場合、次により申請をしてください。町では申請の内容を審査し た上で、指定管理者候補を選定し、町議会(平成 28 年3月予定)の議決により指定されることとな ります。なお議会において利用料金の改正が否決あるいは修正となった場合、今般の駐車場管理に係 る指定管理者協定は中止になる可能性があることを承知願います。 1 応募資格(欠格事項等) 次のいずれかに該当するものは、応募することができません。 (1)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4第1項に該当するもの (2)矢巾町競争入札参加資格者に対する指名停止基準による指名停止を現に受けているもの及び申 請時から1年以内に指名停止を受けたことのあるもの (3)直近の2年度分の矢巾町に納付すべき法人町民税、固定資産税若しくは直近2事業年度分の法 人税又は消費税及び地方消費税を滞納しているもの (4)会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条の規定による更生手続開始の申立てがあるも の又は民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)第 21 条の規定による再生手続開始の申立てが あるもの (5)成年被後見人、被保佐人、被補助人又は破産者で復権を得ていないもの (6)その団体の構成員が集団的に又は常習的に暴力的不法行為等を行うことを助長するおそれがあ る団体 (7)暴力団の構成員及び暴力団に協力し、又は関与する等これと交わりをもつもの 2 応募できる団体の条件及び管理の単位 (1)複数の団体等によって構成されるグループで申請する場合、グループを代表する団体等を定め てください。また、単独で申請した団体等は、複数の団体等によって構成されるグループでの 構成員にはなれません。 3 申請に必要な書類 申請の際に提出が必要な書類として,次のものを各1部提出してください。 (1)矢巾町公の施設の指定管理者指定申請書 (別記様式・第2条関係) (2)申請の資格を有していることを証する書類 (3)管理を希望する公の施設の事業計画書 (自主事業を含む) 1 (4)管理に係る収支計画書 (5)当該団体の経営状況を説明する書類 (6)複数の団体等によって構成されるグループで申請する場合、グループの代表者、代表権限、意 思決定の手続き等グループの組織に関する取り決めを記載した書類(グループでの申請の場合 のみ) (7)その他町長が別に定める書類 4 5 申請書類の受付 受付期間 平成 27 年 12 月7日~平成 27 年 12 月 28 日 受付方法 区画整理課宛に、持参又は郵送のいずれかで提出してください。 申請に際しての留意事項 (1)申請に関して必要となる費用は、申請者の負担となります。 (2)申請にあたって提出した書類の提出期限後における差し替え及び再提出は行えません。 (3)申請にあたって提出された書類等は、返却いたしません。 (4)申請書類等は、情報公開の請求により開示する場合があります。 (5)申請書類等に、虚偽の内容が記載されているものは無効又は失格となります。 (6)申請前に指定管理者が行う業務をはじめ、希望する施設の状況等については所管課を 通じて詳 細に確認すること。 2 Ⅱ 仕様等 1 施 施設の概要等 設 所 の 名 在 称 地 制度導入によって目指 す施設の姿 矢幅駅西口駐車場 矢巾町大字又兵エ新田第 5 地割 42 番 7 管理者選定方法 公募 開 設 年 月 日 H21.4.1 指定管理者によるノウハウを生かした運営管理を行うことにより、本駐 車場事業を安定的かつ継続して実施でき、駐車場利用者の利便性向上が図 られる。 1 設置目的 道路交通の円滑化を図り、町民の利便に資する。 施設の設置目的・概要 2 概要 電車利用者及び送迎者等の駐車スペースとして提供する。 普通自動車 115 台(うち身障者用 3 台) 建物・設備の概要 1 面積 3,109m2 (全面舗装) 2 設備 ゲート 2 基、発券機、精算機各 1 基、照明設備 2 基 フェンス H=1.2m 1 L=155m 矢巾町の所有機器等 発券機(アマノ製 GT2800)×1機、精算機(アマノ製 GT4700)×1 機、ゲート機器×一式、照明設備×2基、フェンス×一式、バリカー×一 主 な 備 品 の 概 要 式、番号札×66 基 なお、上記備品に関しては、事業者の提案に基づき、町との協議の上引 き続き利用することが可能である。なお原状回復が可能な範囲においての 改造は認める。 2 営 仕 様 業 間 午前零時から午後 12 時まで 日 なし 職員配置最低基準 なし 休 時 業 指定管理者が行う業務 (管 理) 指定管理者が行う業務 1 有料時間貸駐車場の運営管理 2 設置機器のメンテナンス(保守、消耗品、釣銭補充等) 3 集金 4 場内清掃 5 小規模修繕 6 保険加入(施設全般を含む) 7 光熱水費支払 1 月額駐車券の契約事務 3 (運 指 利 営) 定 用 期 料 金 2 間 制 事業計画書及び事業報告書(利用台数、利用料金収入等)の作成 平成28年4月1日~平成33年3月31日 地方自治法第244条の2第8項の規定に基づく利用料金制とし、利用 料金は指定管理者の収入とする。 提案事業者は以下のすべてを満たすものとし、プライバシーマーク登録 証の写しを提出するものとする。 1 駐車場事業の経験を 5 年以上有する者であること 2 地方公共団体における同種事業実績(地方公共団体における指定管理 業務実績(利用料金制に限る))を 10 件以上有していること。また、 直近5年以内に地方公共団体における駐車場の運営管理契約において 応 募 資 格 当初契約期間内の中途解約をしていないこと。 3 個人情報の取り扱いについて適切な保護措置を講ずる体制を整備し、 プライバシーマーク(一般財団法人日本情報経済社会推進協会)の認 定を受けている、または取得見込であること。なお、共同企業体を組 成するすべての構成企業だけでなく、駐車場利用者への対応を行う企 業(コールセンター等)に再委託する場合においても、該当企業がこ れを満たすものとする。 3 使用料 平成 27 年 11 月 1 日時点の使用料は「矢巾町駐車場条例」に基づくもの(表1)であるが、 平成 27 年度 12 月議会での条例改正によって、表2に掲げる額の範囲内において定めることを 予定している。本提案にあたっては、下記の改正予定の利用料金に則るものとする。 なお、平成 29 年 4 月 1 日から消費税及び地方消費税に係る税率が 10%に引き上げられる予定 となっているが、その際の条例改正は行わない予定である。 (表1)現在の使用料(矢巾町駐車場条例別表(第 10 条関係)) 駐車場使用時間等 使用料 2 時間まで 備考 無料 2 時間を超え 3 時間まで 110 円 3 時間を超え 6 時間まで 210 円 6 時間を超え 12 時間まで 310 円 12 時間を超え 24 時間まで 420 円 24 時間を超えるとき 12 時間までごとに 210 円を加算した額 回数駐車券(プリペイドカード) 2,200 円分 2,000 円 4 月額駐車券 5,500 円分 5,000 円 11,000 円分 10,000 円 1 個月当たり 3,600 円 月額駐車券は、最長 6 箇月とする。 備考 1 上記の使用料には、消費税及び地方消費税を含むものとする。 2 上記の使用料は、いずれも 1 台当たりの金額とする。 3 月額駐車とは、駐車場に区画を確保し、1 箇月を単位として使用させることをいう。 (表2)改正予定の使用料(利用料金) 駐車場使用時間等 限度額 摘要 30 分まで 無料 30 分を超えたとき、その超えた 200 円 時間 60 分までごと 60 分までごとに 200 円を加え、600 円上 限とする。 24 時間を超えるとき 24 時間までごと 600 円を上限として 60 分までごとに 200 円を加算した額 月額駐車券 1 個月当たり 4,000 円 月額駐車券は、最長 6 箇月とする。 備考 1 上記の使用料には、消費税及び地方消費税を含むものとする。 2 上記の使用料は、いずれも 1 台当たりの金額とする。 3 月額駐車とは、1 箇月(30 日)を単位として使用させることをいう。 4 遵守法令 地方自治法、駐車場法、矢巾町駐車場条例、矢巾町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に 関する条例、その他関係法令、及び矢巾町と指定管理者が締結する協定書、仕様書等を遵守する こととする。 5 指定管理者に求められる資質・専門性等 24 時間 365 日体制にて、無人有料時間貸駐車場の運営管理ができること。 機器故障等緊急時のトラブルに速やかな対応が可能であること。 利用者に対するサービス向上を図り、利用者満足度を高めるだけでなく、将来の矢幅駅周辺の 開発に伴い、更なる高度な駐車場サービスの提供が見込まれること。 5 6 その他留意事項 (1)利用料金 ①利用料金制 施設の使用料については、地方自治法第244条の2第8項の規定に基づく「利用料金 制」を採用するので、指定管理者の収入として収受できる。 ②納付金 指定管理者は、利用料金収入が管理経費を上回り、利益が見込まれる場合には、その利益 の一部を町に還元するものとし、町へ納付金として納入するものとする。納付額については、 応募者の提案に基づくものとする。 ③利用料金の設定 利用料金については、利用率の向上・サービスの向上に配慮し、条例で定める額の範囲内 で、指定管理者が町長の承認を得て定めることとする。 (2)業務の再委託 指定管理者は、指定管理者が行う業務の全部を第三者に委託し、または請け負わせることは できない。ただし、施設及び付属設備の維持管理を効率的に行う上で必要と思われる業務につ いては、町と協議の上、業務の一部を他の者に委託することができる。 (3)事業計画書の提出 提案の際は指定管理期間全体の事業計画書を提出すること。任意様式とするが、A4版裏表 印刷を基本とし、必要に応じてA3版の利用を可とする。また、記載枚数の制限は設けないが、 下記事項を簡潔に記載することとする。 1)事業実施に係る安定性 2)駐車場開設に係る確実性 ・場内レイアウト図 3)駐車場運営に係る安全性 ・緊急時対応スタッフ拠点の位置、人数等の詳細 4)周辺地域への利便性 5)駐車場の特性を踏まえた運営の具体性 6)納付金額 ・提案する納付金額(年間・税込) ・5 年間の収支計画 7)社会貢献等自主事業の有無と内容 (4)設備更新 指定期間中にゲート、発券機、精算機の更新が必要となった際は、町の承認を受けて指定管 理者において更新すること。 (5)その他 ①現地確認 6 提案に当たっては、必ず現地を確認した上で作成・提出するものとする。現地立入に際し て、事前に下記担当部署に連絡するものとし、安全及び利用者へ充分配慮するものとする。 【連絡先】矢巾町区画整理課 (担当:村松課長補佐) 電話:019-698-3777 ②小規模修繕 指定管理者においては、年間 30 万円(税込)の修繕予算を確保し、収支計画にて計上す るものとする。年間の修繕費が 30 万円(税込)を超える場合には、町にて対応することを 基本とするが、修繕に当たっては事前に町と協議の上で実施するものとする。 ③広告用看板の設置 町では本駐車場東側のフェンス沿いに、広告用看板の設置を予定している。それ以外の箇 所も含め指定管理者が別途看板等設置を希望する場合には、町との協議の上で認められたも のに限るものとする。 ④除雪による駐車区画制限 除雪については町が対応するが、冬期間の雪置き場として 3 区画程度を非駐車区画とし て確保することとし、場所等については町と協議すること。 ⑤平成 28 年 4 月の利用料金 平成 28 年 3 月以前から平成 28 年 4 月にかけての月額駐車券に係る町の収入の内、平成 28 年 4 月分に係るものは、町から指定管理者に支払うものとする。 ⑥協定の締結 矢巾町と指定管理者は、業務を実施する上で必要となる事項について協議し、これに基づ き基本協定を締結する。 Ⅲ 現在の運営情況 1 運営全般 運 営 主 体 矢巾町 職 員 配 置 1 名(他業務との併任) 定型業務(月額駐車券・プリ 4月 ペイドカードの発券、集金、 設置機器のメンテナンス、経 定型業務 10 月 費支払等) 年間スケジュール 5月 定型業務 11 月 定型業務 (平成 27 年度) 6月 定型業務 12 月 定型業務、除雪 7月 定型業務 1月 定型業務、除雪 8月 定型業務 2月 定型業務、除雪 9月 定型業務 3月 7 定型業務 契約関係締結 事 業 名 内 事業費 (単位:千円) 容 2,816 月額駐車券・プリペイドカード 定型業務 の発券、集金、設置機器のメン テナンス、経費支払 主な事業の概要 558 機械借上料 除雪 2 収支の状況(決算額)等 項 収 入 目 25年度 委 託 料 使 用 料 補 助 金 そ の 他 合 (単位:千円) 計 26年度 27年度(予算額) 5,418 6,254 4,660 5,418 6,254 4,660 人 件 費 事 業 費 委 託 料 2,142 2,203 2,204 光 熱 水 費 89 91 120 他 246 428 1,050 計 2,477 2,722 3,374 利用台数(台) 22,895 25,299 (見込)28,250 支 出 そ の 合 人件費は他業務との併任のため計上していない。 備 考 利用台数は有料、月極、無料すべての合計台数である。 除雪経費はその他としている。 3 その他 突発的トラブル対応が困難な場合がある。 現在の運営・管 理上の課題等 問い合わせ先 利用者都合による返金を求められても対応できない。(条例による制約) 設備機器の更新が 4 年後に迫っている。 区画整理課 計画係 電話番号 8 019-698-3777
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