バレーボール部通信 松戸市立根木内中学校 紫電一閃 ~しでんいっせん~ 平成 26 年度第 23 号 ~ 実践学園中(女子)の指導方針~ 小さいからこそ、自分に何ができるかを考える 他の強豪校に比べて実践学園は小さい選手が多く、平均身長 162cm程度。監督も 160cmでスパイカ ーとしては小柄な方だ。 小さいからダメじゃなくて、小さいからこそ自分は何で貢献するのか?それを自分サイド、仲間サイ ド、的サイドとそれぞれの立場になってみる。先読みする目が大事なんです。これは中学生からやって おかないと・・・。 そして、不測の事態が起こるゲーム形式の中で『状況判断・予測・先読み』の習慣をつけていくのだ。 無駄なミスで自分達が苦しむって言うのは、どのチームも同じ。ミスをしないっていうのは無理です けど、ボールを触っていない人がどれだけ気づいて指示を出したり、ボールが落ちない体勢ができたり で結果は違ってくるんです。 だから、実践学園では「行け-!」「来―い!」などの掛け声は禁止されている。 その掛けって何の意味もないじゃないですか。普通にしゃべろうよって。必要なのは、流れを作る ための「会話」です。お互いに指示を出し合って欲しいんです。 *実践学園中:全国選手権大会 2 回出場、関東中学大会 3 位、東京都中学選手権 3 位の強豪校。 ~カルシウムを摂ろうキャンペーン~ 以前、遠征に行った時の話だ。先生方とステージで昼食を摂っていたところ、ある先生がこう言った。 A先生: 「もぉっ!!引退した瞬間、三年生の背が伸びちゃってさ。今、伸びても遅いってぇ~!!」 B先生: 「わかる、わかる!何でだろうね?」 A先生: 「引退すると、怒られないから体がリラックスするんだよ。だから伸びるのかなぁ?」 先日、本を読んで分かったのだが、この話は『カルシウム』によって説明できるのだ。 骨の中のカルシウムは日々、消耗していている。例えば運動の際、筋運動のエネルギーとして活用さ れて消耗している。また、骨の形成、血液凝固、動脈硬化や高血圧の予防にも活用されている。 そして、もう一つ『精神経伝達物質を放出し、興奮や緊張の緩和効果』だ。ストレスを感じた場合、 体は精神を安定させようとカルシウムを消費し、神経物質を放出するのだ。強いチームの選手は日々、 多くのストレスに加え、過酷な練習をしている。ということは、カルシウムをより多く消費しており、 体に貯蓄できるほど残っていない可能性があるのだ。心身共に健康なスポーツマンとしても、背を伸ば すためにも、消耗する量より多くのカルシウムが必要なのだ。摂ろうぜ、カルシウムを!! ~ 武井 荘 ~ なんで毎日鍛えるのか?ってよ。 やらなかった自分より頑張った自分の方がカッケーだろ。 オレはもっと自分の事好きになりてえんだわ。 一回しかねえ人生を、自分を大好きで過ごすか、誰かを羨んで過ごすか。 答えは簡単だわ。 自分のヒーローは、今日頑張って更に強くなった「明日のオレ自身」だけだ。
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