20150417-195724

バレーボール部通信
松戸市立根木内中学校
紫電一閃
~しでんいっせん~ 平成 26 年度第 23 号
~ 実践学園中(女子)の指導方針~
小さいからこそ、自分に何ができるかを考える
他の強豪校に比べて実践学園は小さい選手が多く、平均身長 162cm程度。監督も 160cmでスパイカ
ーとしては小柄な方だ。
小さいからダメじゃなくて、小さいからこそ自分は何で貢献するのか?それを自分サイド、仲間サイ
ド、的サイドとそれぞれの立場になってみる。先読みする目が大事なんです。これは中学生からやって
おかないと・・・。
そして、不測の事態が起こるゲーム形式の中で『状況判断・予測・先読み』の習慣をつけていくのだ。
無駄なミスで自分達が苦しむって言うのは、どのチームも同じ。ミスをしないっていうのは無理です
けど、ボールを触っていない人がどれだけ気づいて指示を出したり、ボールが落ちない体勢ができたり
で結果は違ってくるんです。
だから、実践学園では「行け-!」「来―い!」などの掛け声は禁止されている。
その掛けって何の意味もないじゃないですか。普通にしゃべろうよって。必要なのは、流れを作る
ための「会話」です。お互いに指示を出し合って欲しいんです。
*実践学園中:全国選手権大会 2 回出場、関東中学大会 3 位、東京都中学選手権 3 位の強豪校。
~カルシウムを摂ろうキャンペーン~
以前、遠征に行った時の話だ。先生方とステージで昼食を摂っていたところ、ある先生がこう言った。
A先生:
「もぉっ!!引退した瞬間、三年生の背が伸びちゃってさ。今、伸びても遅いってぇ~!!」
B先生:
「わかる、わかる!何でだろうね?」
A先生:
「引退すると、怒られないから体がリラックスするんだよ。だから伸びるのかなぁ?」
先日、本を読んで分かったのだが、この話は『カルシウム』によって説明できるのだ。
骨の中のカルシウムは日々、消耗していている。例えば運動の際、筋運動のエネルギーとして活用さ
れて消耗している。また、骨の形成、血液凝固、動脈硬化や高血圧の予防にも活用されている。
そして、もう一つ『精神経伝達物質を放出し、興奮や緊張の緩和効果』だ。ストレスを感じた場合、
体は精神を安定させようとカルシウムを消費し、神経物質を放出するのだ。強いチームの選手は日々、
多くのストレスに加え、過酷な練習をしている。ということは、カルシウムをより多く消費しており、
体に貯蓄できるほど残っていない可能性があるのだ。心身共に健康なスポーツマンとしても、背を伸ば
すためにも、消耗する量より多くのカルシウムが必要なのだ。摂ろうぜ、カルシウムを!!
~ 武井 荘 ~
なんで毎日鍛えるのか?ってよ。
やらなかった自分より頑張った自分の方がカッケーだろ。
オレはもっと自分の事好きになりてえんだわ。
一回しかねえ人生を、自分を大好きで過ごすか、誰かを羨んで過ごすか。
答えは簡単だわ。
自分のヒーローは、今日頑張って更に強くなった「明日のオレ自身」だけだ。