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委員会活動
第2回航空宇宙特別委員会
2月9日
(月)、第2回航空宇宙特別委員会を開催、
委員長の加藤副会長はじめ30名が参加した。
はじめに、多摩川精機㈱副会長の萩本範文氏、
委員会活動
べき姿と対応方向」は、事務局(案)をたたき台
にさらに議論を深め、
まずは短期(5年後まで)
に行うべき事項を明確にする。
②平成 26 年度提起した意見の実現は、要望活動
を継続実施していく。
㈱放電精密加工研究所事業部長の安藤洋平氏、
(産業振興部 加藤 信彦)
㈱VRテクノセンター本部長の青野博喜氏を講師
に招き、講演会を行った。
第4回国際交流懇談会
2月13日(金)、第4回国際交流懇談会を開催、
40名が参加した。
2015 年は日韓国交正常化 50 周年にあたり、日
左から萩本氏、安藤氏、青野氏
萩本氏は「航空機産業における装備品事業の
本各地で行事が予定されている。
その一環として、
駐名古屋大韓民国総領事館の朴煥善総領事、文
将来展望」、安藤氏は「民航エンジン部品の一貫
俊植領事、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)
加工と連携拡大の取組み」、青野氏は「ブイ・アー
の金鉉泰名古屋貿易館長、韓国観光公社の金萬
ル・テクノセンターの航空機産業人材育成事業」
眞名古屋支社長を招き、講演会を行った。
をテーマに、それぞれの取り組みについて紹介を
行った。
朴総領事の挨拶後、文領事が「中部日本におけ
る総領事館の役割」
と題し、新しい100 年に向けて
続いて議事に移り、平成 26 年度の活動状況とし
の日韓交流活動の説明を行った。その中で、日韓
て、
「 中長期的な中部圏の民間飛行機産業のある
貿易・投資セミナーや韓国料理教室、日韓生け花
べき姿と対応方向」のとりまとめ状況、平成 25 年度
交流、テコンドー大会などの文化交流事業、日韓
提起した意見の実現に向けた取り組み状況につ
国交正常化 50 周年記念行事など、具体的な活動
いて審議を行った。
や今後の予定を紹介し、様々な分野における日韓
委員からは、
「アジア№1航空宇宙産業クラスタ
の交流について意欲的な展望を語った。
ー形成のためには、国が本気で支える構造が必
次に、
KOTRA名古屋館長の金氏と韓国観光
要」、
「 民間機エンジン開発には莫大な開発費が
公社名古屋支社長の金氏が両機関の役割と活
必要であり、回収に40 年かかる。10 ∼ 20 年での民
動、
日韓交流の現状等の説明を行った。
間機エンジン開発の創設は困難」、
「メンテナンス
(代替品)事業は、米国の認証を受けないと機体に
積めないという米国支配構造であるとの認識が必
要」、
「 財政面、金融面での行政支援等は、航空機
産業の特性を踏まえ、長期にわたる継続した支援
でなければならない」等の意見が出された。
これらの意見を踏まえ、平成 27 年度の活動方針
を以下のとおり定めた。
①「中長期的な中部圏の民間飛行機産業のある
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中経連 2015.4
2月12日(木)、中経連は内閣官房社会保障改
革担当室参事官の阿部知明氏、特定個人情報保
中経連 2015.4
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委員会活動
懇談会後の交流会では、韓国文化や観光、時
確保、設備の多重化等によるリスク分散などBCP
事、経済状況などを話題に、参加者は親睦を深
策定が進められている状況や、東日本大震災を教
めた。
訓とした設備の防水性対策ついて報告があった。
(国際部 平山 りえ)
また、サプライチェーンを途絶えさせないための連
携強化策や緊急避難ビルとして自治体との防災協
定締結の実例が紹介されるなど、活発な意見交換
が行われた。 最後に、小川委員長が「企業の防災・減災対策
第1回防災特別委員会
を進めていくうえでの課題をさらに深く掘り下げて
2月18日(水)、第1回防災特別委員会を開催、
委員長の小川副会長はじめ32名が参加した。
はじめに事務局より、内閣官房国土強
進室が策定した国土強
整理していきたい」
と今後の意向を示した。
(社会基盤部 西井 憲治)
化推
化基本計画の概要およ
びアクションプラン2014について説明を行い、次
に、愛知県と名古屋市が連携して策定を進めてい
る地域強
化計画の骨子案と脆弱性評価につい
て、愛知県および名古屋市から紹介を受けた。
その後、大規模な自然災害から中部圏の産業
を守るために必要な課題について、委員から取引
業者との優先協定の締結、通信網・エネルギーの
中経連
護委員会事務局総務課課長補佐の江口直樹氏を
マイナンバー制度に関する説明会
講 師に招き、
「マイナンバー 制 度の概 要 」および
「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドラ
イン」に関する説明会を名古屋市内にて開催し、
約 170 名が参加した。
マイナンバー制度に関しては、今年 10 月から全
国民にマイナンバーが配布され、企業においては
来年1月から所得税の源泉徴収、住民税の特別
徴収、社会保険料の支払・事務手続きなどで取扱
いが必要となる。そのため、現段階から社内規定
2月12日(木)、中経連は内閣官房社会保障改
革担当室参事官の阿部知明氏、特定個人情報保
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中経連 2015.4
の見直し、システムの改修、安全管理措置の整備
をしておく必要があることなどが説明された。
(調査部 髙木 慶吉)
中経連 2015.4
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