豊橋市住宅用燃料電池システム導入補助金交付要綱 (趣旨) 第1条 この要綱は豊橋市補助金等交付規則(平成7年豊橋市規則第8号)に定めるもの のほか、住宅に燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)を設置する者 に対し、豊橋市住宅用燃料電池システム導入補助金(以下「補助金」という。)を交付 することについて、必要な事項を定めるものとする。 (目的) 第2条 この補助金は、エネルギー効率が高く、温室効果ガスの排出抑制につながる燃料 電池コージェネレーションシステム(エネファーム)を購入し、住宅に設置する者に対 し、その経費の一部を補助することにより、市民が行う省エネルギーを積極的に支援し、 もって、地球温暖化対策の推進に寄与することを目的とする。 (補助対象システム) 第3条 補助金の交付の対象となる住宅用燃料電池コージェネレーションシステム(エネ ファーム) (以下「補助対象システム」という。 )は、次に掲げる要件をすべて満たすも のとする。 (1) 未使用品であること。 (2) 一般社団法人燃料電池普及促進協会が指定したものであること。 (補助対象者) 第4条 補助金の交付対象者は、次に掲げる条件をすべて満たす者とする。 (1)補助対象システムを使用する者で、次のいずれかに該当するもの ア 自ら居住し、又は居住予定である市内の住宅に補助対象システムを設置し ようとする者 イ 自ら居住するため、建売住宅供給者等から市内の補助対象システム付き建 売住宅(以下「システム付き建売住宅」という。)を購入しようとする者 (2)第8条第1項の規定による申請時に、補助対象システムを設置した住宅の所 在地に住民基本台帳の登録がある者 (3)とよはしエコファミリーに登録されている、又は第8条第1項の規定による 申請までにとよはしエコファミリーの登録手続を行う世帯に属する者 (補助対象経費及び補助金の額) 第5条 補助対象経費は、別表に定めるとおりとし、補助金の額は、1基につき一律50, 000円とする。 (予約の申込み等) 第6条 補助金の交付を受けようとする者は、補助対象システムに係る設置工事の着工予 定日(システム付き建売住宅を購入する場合にあっては、当該引渡し予定日)の14日 前(その日が豊橋市の休日を定める条例(平成3年豊橋市条例第3号)による市の 休日に当たるときは、市の休日の前日)までに、あらかじめ 予約申込書(様式第 1)に次に掲げる書類を添えて、市長に申し込まなければならない。 (1)補助対象システムの設置工事に係る工事請負契約書の写し(システム付き建売住 宅を購入する場合にあっては、売買契約書の写し) (2)その他市長が必要と認めたもの 2 市長は、予約申込書の提出があったときは、その内容を審査し、適当と認めたと きは、当該予約申込書の余白に受理した旨の記載をし、その写しを申込者に通知し、 予約を完了するものとする。 3 市長は、予約申込書を先着順に受け付けるものとし、予算の範囲を超えるときは 受付を停止することができる。 4 補助金の交付を受けようとする者は、第2項の規定により予約の完了を受ける前 に、補助対象システムに係る設置工事に着手し、又はシステム付き建売住宅の引渡 しを受けてはならない。 (予約の取下げ等) 第7条 前条第2項により予約の完了を受けた者(以下、「予約者」という。)が予約 申込書を受理された後において、補助対象システムの設置の中止等による予約の取 下げを行うときは、速やかに予約取下げ申出書(様式第2)により市長に申し出な ければならない。 2 市長は、予約取下げ申出書の提出があったときは、その内容を審査し、適当と認 めたときは当該予約取下げ申出書の余白に受理した旨の記載をし、その写しを予約 者に通知するものとする。 (交付申請等) 第8条 予約者は、補助対象システムに係る設置工事又はシステム付き建売住宅の引 渡し完了後、保証書に記載される保証の開始の翌日から起算して2か月以内又は当 該年度の3月31日のいずれか早い日までに、補助金交付申請書(様式第3)に次 の書類等を添付して、市長に申請しなければならない。ただし、天災その他のやむ を得ない理由があると特に市長が認めるときは、当該申請期限を延長することがで きる。 (1)補助対象経費等確認書(様式第4) (2)補助対象システムの設置費用に係る領収書の写し (3)補助対象システムに係る保証書の写し (4)設置が確認できるカラー写真(様式第5) (5)住民票 (6)とよはしエコファミリー宣言書(既に登録済の者は、とよはしエコファミリ ー登録証の写し) (7)その他市長が必要と認めたもの 2 前項の申請期限までに申請をしなかった予約者に係る予約は、失効するものとす る。 (交付の決定等) 第9条 市長は、前条第1項の規定による申請を受けたときは、その内容を審査し、 及び必要に応じて調査等を行い、適当と認めた場合には、補助金の交付を決定し、 住宅用燃料電池システム導入補助金交付決定通知書(様式第6)により、速やかに 当該申請をした者(以下「申請者」という。)に対し通知するものとする。 2 交付が不適当と認められた場合は、住宅用燃料電池システム補助金導入補助金不 交付決定通知書(様式第7)により申請者に対し、通知するものとする。 (補助金の請求及び交付) 第10条 申請者は、前条第1項の住宅用燃料電池システム導入補助金交付決定通知書 の通知を受けたときは速やかに請求書(様式第8)を提出し、市長は、これに基 づき補助金を交付するものとする。 (交付決定の取消し及び補助金の返還) 第11条 市長は、申請者が次の各号のいずれかに該当すると認めたときは、補助金の 交付決定を取り消し、現に交付した補助金を返還させることができる。 (1) 提出書類に虚偽の事項を記載するなど、補助金の交付に関して不正の行為 があったとき。 (2) 補助対象システムを第三者に転売し、又は譲渡するなど、本来の目的以外 に使用したとき。ただし、当該補助対象システムの設置が完了した日から起算 して6年を経過した場合、又は申請者の責に帰することができない理由により 使用できなくなった場合は、この限りではない。 (3)その他市長が不適当と認めたとき。 (委任) 第12条 この要綱に定めるもののほか、補助金の交付に関して必要な事項は、別に定 める。 附 則 (平成24年3月28日決裁) (施行期日) 1 この要綱は、平成24年4月1日から施行する。 (適用) 2 この要綱は、平成24年4月1日以後に購入した住宅用燃料電池コージェネレーショ ンシステム(エネファーム)から適用する。 附 則 (平成26年3月28日決裁) (施行期日) この要綱は、平成26年4月1日から施行する。 附 則 (平成27年3月27日決裁) (施行期日) 1 この要綱は、平成27年4月1日から施行する。 (経過措置) 2 改正後の豊橋市住宅用燃料電池システム導入補助金交付要綱の規定による豊橋市 住宅用燃料電池システム導入補助金の交付は、平成27年4月15日以後に同補助 金に係る燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)の設置が完了す る者からの適用し、同日前に設置が完了した者については、なお従前の例による。 別表(第5条関係) 燃料電池ユニット、貯湯ユニット、付属品他(リモコン、配管カバ 補助対象経費 ー、燃料電池システム試運転に係る費用)、配線・配線器具の購 入・据付、配管・配管器具の購入・据付、上記工事に付随するその 他工事 ※消費税及び地方消費税を含まない。
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