平成 27年度の主 要な施 策 ◦中央第二谷中土地区画整理事業 未来へのまちづくりへの種まきと ・(仮称) 放課後図書室開放事業 ※ 427万4千円 ・ア ーバンアクア公園の整備 2億5,928万8千円 ・小 ・中学校防犯カメラ設置 ※ ・南 浄水場第3配水池の築造工事 6億2,776万1千円 平成 年度施政方針 「 快適 環 境 都 市 わ こ う 」の 実現に向けて 3月 定 例 市 議 会で 市 長 が 述 べた 施 政 方 針 を 抜 粋 して 紹 介 し ま す 。 施 政 方 針 と は 、向 こ う 1 年 間 の 市 長 の 市 政 運 営 に 対 す る 基 本 的 な 考 え 方 や 主 要 施 策・事 業 を 説 明 し た も の で す 。 すべての地域で人口の減少と高齢化による経済活力 い厳しい状況に直面しています。首都圏を含むほぼ 齢化による人手不足や内需不足など、出口の見えな いま、我が国はバブル経済の崩壊を契機とした長 期的な経済の低迷、国際的な競争力の低下、少子高 評価を得るに至りました。 埼玉県でも有数な「住んでみたいまち」として高い 緑に代表される自然が残る良好な住環境を併せ持つ 理的位置の優位性などにより、交通の利便性と水と 題を残しています。一方で、当市は先人の努力や地 市内には道路環境や住工混在など都市基盤整備の課 急速な都市化に直面しての発展という側面があり、 しかしながら、戦後の当市の発展はまた、首都圏の 宅都市としての基盤を確固たるものとしてきました。 もまた、首都近郊の衛星都市として、工業都市、住 の拠点都市として戦争の惨禍のただ中にあった当市 位を築き上げました。この経済発展とともに、陸軍 奇跡的な復興を遂げ、短期間に経済大国としての地 平成 年は、戦後 年という節目となる年であり ます。わが国は、先の大戦による壊滅的な打撃から は じ め に 市民意識調査の結果やこれまでの取組の実績並びに ますが、平成 年度においては、中間見直しとして に一部 施策について先行して見直しを行っており への取組が必要となっております。既に平成 をはじめとする前提条件の変化とあいまって見直し において一定の成果を挙げているものの、残された 校建設、介護予防、税の収納率の向上など、各分野 和光北インター地域土地区画整理事業、下新倉小学 さて、当市の最上位計画である第四次総合振興計 画基本構想は間もなく 年目を迎えます。これまで、 まいります。 踏まえて戦略及び計画を策定し、事業展開を図って 域における産業の活性化等、当市特有の事情を十分 においても、全国平均値を下回る出生率の問題、地 特に、当市及び当市を取り巻く社会環境は特異で あることから、地方創生の推進における課題の抽出 ともに推進してまいります。 来を見据えた効果的、効率的な施策を市民の皆様と 市の現状やこれまでの歴史的な経緯をも踏まえ、将 ら国県と協調して必要な施策の位置付けを行うとと 方版総合戦略」を策定し、所要の財源を確保しなが の減退が未来を脅かし、いわゆる「増田レポート」 現行法令等との整合性や新たな取組の必要性などに 年度 課題も多く、また、経済環境の変化、諸制度の改正 庁的な体制で見直しに取り組みます。 すべての施策・方針について検証を行い、平成 年度からの計画期間の後半において、 将来都市像「み しごと創生法」に基づき具現化しようとするもので 修正を行ってまいります。 んなでつくる 快適環境都市 わこう」の実現に向 けて、更に充実した取組が可能になるよう、所要の 広報わこう 2015年4月号 2 Eメール FAX 日 日時 場 場所 対 対象 定 定員 費 費用 内 内容 講 講師 持 持ち物 保 保育 主 主催 共 共催 協 協力 申 申込み 問 問合せ による「消滅都市」の言説はまさにこのような厳し ついて、市民の幅広いご意見を求めるとともに、全 もに、人口増加、ゆるやかな少子・高齢化という当 い状況を象徴しています。 政府が打ち出した「地方創生」は現状を打破し、 特に全国的な少子高齢化や地方における深刻な人口 5 70 の減少に対応し、その影響を最小限に抑制すべく推 26 ・市 道378号線 (水道道路) の拡幅 4億500万円 「わこうっこクラブ」 の実施 335万3千円 北インター地域土地区画整理事業 して、投資効果の大きい事業につい て積極的に推進します。 27 す。このような現状に鑑み、当市においても、「地 28 ・通 学路緊急安全対策 2,000万円 ・放 課後子ども教室モデル事業 27 進 さ れ る 一 大 プ ロ ジ ェ ク ト で あ り、 「 ま ち・ ひ と・ 27 土地区画整理事業 12億3,076万1千円 下新倉小学校建設事業 33億5,697万6千円 施政方針全文は 市ホームページで ご覧いただけます。 10 【その他の事業】 放課後子ども教室 【その他の事業】 快適で暮らしやすいまち(都市基盤) 41億2,929万7千円 自ら学び心豊かに創造性を育むまち (教育・文化・交流) 59億2,126万5千円 ◦駅北口土地区画整理事業 ◦北インター地域土地区画整理事業 ◦白子三丁目中央土地区画整理事業 ◦越後山土地区画整理事業 下新倉小学校完成イメージ図 学校間の児童数の偏りを解消し適正な学校規模を維持するため、 平成28年4月の開校に向けて、 多機能型小学校を建設します。 ・白 子小学校・新倉小学校の非構造部材耐震化工事 6,868万円 ・市 制45周年記念事業 「遺跡展示会講演会」164万5千円 ・市 制45周年記念事業 「市民参加による第九のコンサート」80万円 通学路緊急安全対策 駅ホームからの転落事故防止を図るた め、東武鉄道株式会社に対し、国土交通 待機児童の解消と保育サービスの充実に向けて、多機能型の保育 園を誘致します。 券券 品品品 券 商商商商品券 交付金を活用し、 地域経済の活性化を図ります。 元気な保育園の園児たち 和光市駅ホームドア設置 工事補助 (東武東上線側) 4,500万円 「 (仮称) 和光けんこう広場」の整備 540万円 ・わ こうっち・さつきちゃん・和光ブランドのPR 140万6千円 介護予防・日常生活支援総合事業となる 短期集中予防サービス等を実施します。 ・地 場農産物を販売する 「軽トラ市」 の開催 6万9千円 ・工 場等移転資金利子補給補助 150万円 【その他の事業】 ・小 規模保育事業の基盤整備 構想の推進に当たって 3億6,984万4千円 ・妊 娠期から子育て期まで切れ目のない支援を行う 「わこう版ネウボラ」 の推 ・地 方版総合戦略策定事業 ※ 1,000万円 進 3,194万8千円 ・第 四次和光市総合振興計画基本構想の中間見直し 343万4千円 ・認 知症グループホームの整備誘致 ・協 働提案事業(下新倉小学校通学路のフィールドワークと通学路安全マッ ・障 害者福祉の担い手となる人材育成 「あいサポート事業」 導入 13万7千円 プづくり・越後山パークライフプロジェクト)56万7千円 ・市 制45周年記念事業 「市勢要覧」81万円 なお、地方版総合戦略の策定と第四次総合振興計 画基本構想の見直しは、一体性を持って検討するこ ・5%、 和光都市計画事業和光市駅北口土地区画整理事業の つの特別会計の合計は、前年度に比べ また、市有施設の現状把握と将来的な再編への環 境整備に取り組みます。当市は「テーマ型行革」と いてまいります。 療費に拡大され、拠出金などが大幅に増加したこと するための共同安定化事業の適用範囲がすべての医 円と大幅な増加となっております。これは特に、国 民健康保険特別会計において、団体間の格差を是正 して「市有施設の有効活用のための公共施設の配置 年度の主要な施策」をご覧ください。 (中略)※主要な施策の概要については、上段の「平 成 設への転換を目指した具体的な計画の策定について づくりと一体となったより多機能で利便性の高い施 来の公共施設の枠にとらわれない市民ニーズやまち す。また、行政の縦割り志向を徹底的に排除し、従 統廃合、長寿命化、更新の方向性を示してまいりま 決して楽観できるものではありません。 巻く厳しい状況に鑑みますと、当市の将来もまた、 まれております。しかしながら、わが国経済を取り と強みを持っており、将来的にも人口の増加が見込 の機関等が立地し、知の集積地としての優れた特長 当市は、交通の利便性と住環境の良さを兼ね備え るとともに、理化学研究所をはじめとする多くの国 も検討してまいります。 む す び (中略) ましては、和光市健全な財政運営に関する条例の規 政状況は一時的に悪化いたします。このことにつき 市債の借入れを大幅に増額したことなどにより、財 まいりました。この中で、 所要の財源を確保するため、 化が必要であることを念頭に予算編成に取り組んで 均衡も踏まえつつも、例年にも増して徹底した重点 も大きな需要局面にあることから、他の諸施策との 加え、福祉諸制度の大幅な制度改正などソフト事業 市政運営の基本的な考えとして平成 年度は、小 学校の新設やまちづくりを中心としたハード事業に 予 算及び主要な施策の概要 第四次和光市総合振興計画基本構想に掲げる将来都 き生きと暮らせる活気あるコミュニティを醸成し、 に展開し、確かな経済基盤に立った多様な世代が生 たシティプロモーション、シティセールスを戦略的 的な情報発信を行うなど、当市の強みを更に生かし また、本年は市制 周年の節目の年でもあります から、記念事業をはじめ様々な面で市の内外に積極 してまいりたいと考えております。 財政運営にも様々な手法の導入と一層の工夫を凝ら とにより、住職近接型の永住型のコミュニティを確 通しなども含め、市民の皆様に明確にお示しし、行 以上を持ちまして、平成 年度を迎えるに当たり、 市政運営における所信の一端を述べさせていただき 針といたします。 ました。今後とも、議員の皆様、市民の皆様のご支 政運営の透明性の確保に努めてまいります。 立すべく、市民協働と多様な主体との連携など、行 定を踏まえ、後年度への影響と健全化への改善の見 市像「みんなでつくる 快適環境都市 わこう」の 実現に向けて全力で取り組んでまいります。 今後におきましても、更に市内経済の活力を高め、 また、住宅都市としての魅力を最大限に引き出すこ し、配置の適正化及び長期的な視点に立った施設の 計画などを策定し、財政負担の軽減や平準化を考慮 産である公共施設等について、公共施設等総合管理 施設白書の策定と併せ、市有資産のうち有形固定資 年度はこれに加え、現在進行中であります、公共 によるものです。 億9、066万6千円増の125億101万4千 10 及び機能の再編等への取組」を行っています。平成 とが効率的であることから、相互の関係性に意を用 11 4 以上のような考えの下で編成しました平成 年度 一般会計当初予算案は、前年度当初予算から ・8%、 ており、引き続き大幅な増加となっております。 また、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、 27 白子3丁目地区新保育園の誘致 1億308万4千円 プレミアム付商品券発行による 地域振興 ※ 8,000万円 27 援・ご協力をお願い申し上げ、平成 年度の施政方 27 ● 問合せに電話番号の記載がない場合は、 和光市役所 ☎464-1111 (代表) までお問い合わせください。 3 広報わこう 2015年4月号 45 27 億5、300万円増の268億900万円となっ 27 17 駅ホームドアイメージ図 省・埼玉県・和光市が補助します。 健やかに暮らしみんなで支え合うまち(保健・福祉・医療) 91億6,236万4千円 安らぎと賑わいある美しいまち(生活・環境・産業) 21億3,861万1千円 27 40 ※ 地域活性化・地域住民生活等 緊急支援交付金を活用した事業 平成 27年度の主 要な施 策 【その他の事業】 ・食 の安全にかかる正しい情報を発信する事業 106万6千円 ・太 陽光発電・高効率給湯器等の省エネ機器導入補助 300万円 ・原 動機付自転車ご当地ナンバープレートの導入 41万6千円
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