資料02 コミュニティFM(PDFファイル)(224KB)

~災害情報を素早くお伝えするために~
FMラジオ放送局の開局を目指します。
安全
安心
重要施策
『災害時コミュニティFM』ってナニ?
【経緯と目的】
東日本大震災において、広範囲に及ぶ停電と物流の停滞が大きな問題となりました。
災害情報を集めることもできず、改めて情報伝達の重要性を痛感しました。
そこで、一度に素早く市内全域に情報を発信でき、誰でも簡単に聴くことのできるFMラジオ放
送が有効であると考えました。
市民の皆さまの、いざという場合の安全安心のため、FMラジオ放送局の開局を目指します。
<コミュニティFMとは>
●対象地域が市内に限定されるラジオ放送で、市販のFMラジオで聴取できます。
●「地域密着型」「市民参加型」「防災および災害時」の情報を放送します。
●市の特徴を生かして、さまざまな自主制作番組が放送されます。市民がパーソナリティを務めた
り、トークや音楽を流す番組や地域のイベントの中継、身近な話題などが内容の中心となります。
●地震・ゲリラ豪雨・台風などが発生し、市災害対策本部が設置された場合には、緊急的に番組を
「災害の状況」や「避難のお知らせ」などの情報に切り替えて放送します。
<目標>
●平成27年度開局・放送開始とし、放送範囲は市内全域を目指します。
『災害時コミュニティFM』整備全体計画
開局の手法
経
『公設民営(こうせつみんえい)』
●北上市が放送設備を設置します。
●民間事業者が放送事業の運営を行います。
費
『設備整備費用と運営費用』
(市)
●電波調査・設備設計業務(平成25年度)
約1,000~2,000万円
●設備工事(平成26年度)
約5,000万~1億円
(民間事業者)
●運営費用
年間 約1,000~3,000万円
【開局までの流れ】
①公募型の企画提案方式による運営会社の選定
↓
②放送事業会社の設立
↓
③総務省への放送許可申請
FM局を作るには、
↓
④設備整備工事、開局準備
市民の盛り上がり
↓
⑤放送開始
が必要です。
災害時のコミュニティFMの例
災害時におけるコミュニティ放
送の役割が注目されています。
平成7年
平成16年
平成20年
平成23年
阪神大震災 ミニFM・エフエムわいわい
新潟県中越地震 新潟県長岡市 FMながおか
岩手・宮城内陸地震
東日本大震災 奥州市 奥州エフエム放送