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【
学園研 B】
1.研 究課題名
「欧州 の 団地再生 に 関す る研 究」
2.研 究代表者名
所属学部 : 生活科学部
職名
教授
氏名
村上
心
_
3.研 究分担者
所
属
:
職名
氏名
所
属 `:
職名
氏名
所
属
:
職名
氏名
4.研 究成果の概要 (1, 200字 程度で記入。 ただ し、図・ グラフは使わないこ と
)
第 2次 世界大戦後のマスハ ウジング期 に建設 された住宅団地は、現在、先進各国は、住
民の高齢化、建物の老朽化 、生活環境の悪化な どの問題 を抱えてい るが、国家・ 自治体 の
財政悪化 のため、公的資金の投入 による改良は不可能である。我 が国 において、特に この
問題は深刻で、従来 の 「常識」では建替 え時期 を迎 えてい る住宅団地を、 ス ラム か ら救
化
う方策は、未だ確立 されていない。例えば、独では、特に旧東 ドイツ圏の団地再生が大 き
な問題 とな り様 々 な取 り組み が行われてい る。仏は、公的運 営 の 組での地区別 の
環境改
枠
良を行 つている。この よ うな団地再生のあ り方を梗索 してい る各画の状況 を抱握 した上で
、
わが国の既存 の住宅 ス トックの活用・再生方法を検討す ることは、喫緊の
課題である。本
研究は、住宅団地 ス トック改良の取 り組みを先進的に行 つている欧州 (独 、仏な ど
)を 対
象 として、①第 2次 世界大戦後 の住宅政策 と供給状況を概括 した上で、②住宅団地の再生
への取 り組み の抽出を行 い、③我 が の
国 住宅団地の再生の方向性 を示唆す ることを 目的 と
してい る。本研究 の成果は、下記の通 りである。
① 住宅団地 の類型 (文 献調査):諸 国の公的機 関が発表 してい るオー プンデー タの
収集 を
行 い、住宅団地の 中心的ボ リューム を形成す る公 的住宅 ス トックの形成時期
、量、床面
積 ,室 数な どの質的要素を抽出 した。
② 住政策の把握 (文 献調査):英 国、オランダ、デ ンマー ク、フランスを中心 とした欧州
諸国の住宅政策の歴史的変遷を把握 した。
③ 住宅団地 の事例調査 (文 献調査 。実地調査・イ ンタ ビュー調査):(本 項 目は、3月 6日
∼15日 に実施予定である。:2月 末 日以降での実施については、学長先生他の
承認済)
研究対象国 (オ ランダ、デ ンマー ク)の 住宅団地に対 して事例分析を行な う。調査内容
は以下の通 りである。資料収集内容 として、「居住形態」「周辺環境」「職場 と
職業」「運
営組織」に着 日して調査を行な う。また、インタビュー調査 として、管理主体、再生主
体を対象に、
取 り組みの内容、
資金調達手法、
費用対効果などに着 目して調査を行な う。
調 査 予 定 先 は 、 オ ラ ン グ (MOdem architecmre in Amsterdam,― wOzOco MvRDV― Silodaln―
Eastern docklands‐ IJburg9 Delft― Voorburg― Rotttrdam‐ BOuwplaats, Meeting professionals
in Amsterdaln卜 Gespleten Hendrik;De Jager en Lette arch.‐ Het Oosten―
Ams ZO―
COmplex
デ ンマー ク (屋 上住宅 Velux,ヒ デ ビュ ゥゲーデェ コ再開発,シ ャロンテ の庭 建
っ 築
センター,建 築家協会で概要等 の説明,住 宅イ ンフ ィール
,DRコ ンサー トホール,チ タ
ン学生寮,ジ ェ ミニ レジデ ンス,VMレ ジデ ンス,BIGア トリエ
訪問,Bisppetterg Bakke,
アーテ イ ス ト設 計 の集合住 宅 ,マ ル メ・ ター ニ ン グ トル ソ
,TangOEcoHusing,Expo.
Bo.01)で ある。
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