ある童によると、 母親の最も好きな野菜は トマ トとのことで. ビタミンC

トマト
【lタネまきと間引きなど育苗管理
タネまきが低温期になる場合は、ポットまき、箱まきと
いずれの場合も加温や保温によって発芽適温を確保しま
しょう。間引きや移植の時、極力根を傷めないようにし
ましょう。定植適期苗は本葉が7∼8枚で、第1花房第
1花が咲き始めている菌です。定植適期までの育苗日数
は55∼65日程度です。
●ポットまき(9cmポット)
直径3cm、深さ1cmの穴 ■
に3∼4校まく
学名 LycOP即封COneSCUenhmM・■r
和名 トマト
英名 TomatO
農産地/生育地 中間米
植物分類 ナス科トマト属
発芽適温 20∼30℃
生育遇題 20∼30C
●諸手き5m帽と訂士し
ある調査によると、母親の最も好きな野菜は
トマトとのことで、ビタミンC、カロテン(体内
でビタミンAになる)、リコピン(活性酸素を消
す作用をもつ)を多く含み、栄養や操能性に優れ
たトマトを好きになることは健康な生活を送る
第一歩になるでしょう。文字どおり「トマトが赤
くなると医者が青くなる」といえます。
トマトは強い光を好み、多湿を嫌います。生
育適温は20∼30℃で、栽培では比較的冷涼で
昼夜の温度差が大きいと有利です。トマトはタ
ネまき∼定植、定植∼収穫開始までそれぞれ2
カ月前後かかります。定植が遅いと収穫開始は
暑い時期になってしまうのでできるだけ早く定
植すべきですが、トマトは霜に弱いため露地へ
の定植は早くても晩霜の恐れがなくなる時期と
します。タネまき時期はそのような定植時期に
なるように合わせます。
【晶犠選び】トマトの品種は用途から、生食用と
調理用・加工用に分けられます。大部分の品種
は生食用で、大きさは大玉、中玉(ミディ)、小
玉(ミニ)に分けられます。これらを黒色でみる
と、大玉は主として桃色、中玉・小玉では赤色
が主となっていますが、一部、黄色や橿色の品
種もあります。調理用・カロ工用は赤色です。家
庭菜園ではスーパーなどで売っていない黄色種
や調理用トマトを栽培するのも楽しいのではな
いでしょうか。
日畑の準備と定植
定植予定の2週間以上前に石灰をまいて深く耕し、1週
間前には堆肥と元肥(化成肥料、リン酸質肥料)をまいて
よく耕します。その後、定植までの問に畝を作り、マル
チをします。また支柱を合掌式または直立にしてしっか
りと立てます。定植当日にマルチに育苗ポットより大き
めの植え穴を開け、苗を花房の向きが通路側になるよう
に(後からの花房もすべて同じ向きになります)植えます。
●定植予定の2週間以上前 ●1週間前 化成肥料150g
tE正l
発芽豊漁20−30℃を
確保!
発芽後は保温温度を
徐々に下げるとともに
できるだけ日に当て、
徒長しないようにしま
す。加温 保温装置が
ない時やタネまきの適
期を過ぎてしまった時
は、菌を園芸店などで
El定植後の栽増管理 q正か
主枝の誘引は支柱に20∼30cm間隔でひもで 追肥は果実肥大を確認してから!
8の字になるように結びつけます。本葉のつけ わき芽や主枝の掴み取りはハサ三を使う
桐から出るわき芽はすべてかき取ります。収 とウイルス病を伝染させる恐れがあるの
穫目標の花房(3∼5段)が咲きだしたら、その で、手で行います。また、嘱天日の午前
上の葉を2∼3枚残して主枝を摘み取ります。中に行います。追肥の方法は、マルチを
追肥は第1花房および第3花房の果実がピンポ まくり、1株当たり化成肥料軽く1握り
ン玉程度の大きさになった時の2回を基本とし(約25g)を畝肩部の中心にばらまき、軽
て、後は章勢をみて適宜行います。 く土寄せして、マルチを再度かけます。
●誘引 支柱
購入してくださしも
ロ病虫害
q:正か
元鷹の施用1を
守る!
施用量(1「ボあたり)
は石灰150臥 堆肥3
∼4kg、化成肥料(N
P K=888)150g、
熔リンなどのリン酸賞
肥料30gとします。
チッ素が多いと花が咲
いても実が止まらなか
ったり、果実の先端部
が黒くへこむ尻腐れ症
がでやすくなります。
マルチはシルバーマル
チを使うとアブラムシ
の害をかなり防げま
す。
裁I書層
トマトの露地栽培では菌が棍つ
いて育ち始めた頃からさまざま
な病虫害が発生するので、殺菌
剤や殺虫剤を散布して病虫害の
防除に努め表す0主要な病害は
看枯れ病、疫病、灰色かび病、
ウイルス病など、主要な害虫は
アブラムシ、オンシツコナジラ
三、アザミウマ類などです。
梅雨期の防除が重要!
害虫防除のため定植時に殺虫剤
を株元にばらまくと効果があり
ます。トマト、ナスなどを連作
した畑は連作障害(育枯れ病な
ど)が発生しやすいので、抵抗
性台木に接いだ接ぎ木苗を購入
し、定植するとよいでしょう。
El着果管理∼収穫まで
第1花房の第1花を確実に看 ●綬粉 支柱を
果させることが重要ですので 棒でたたく
振動授粉と着果ホルモン剤処
理を行います。ただし、ホル
モン剤処理は3段花房までで
終わりにします。大玉トマト
では一つの花房に多く着果し
た場合、4∼5架になるよう
摘果します。ミニトマトの場 憲実ホルモン剤処理
合は摘果しません。赤く熟し
たものを朝の涼しいうちにハ
サ三で切り取り収穫します。
1王正か
青黒と締黒は確実に行う
振動授粉は支柱をたたくか、
開花した花を軽くほじきま
す。着果ホルモン剤処理は1
花房内で2∼3花開花した日
に蕾も含めて噴霧します。