第１章情報化計画の策定にあたって第 1 章情報化計画の策定にあたって 1. 情報化計画策定の趣旨山武市では、平成 20 年 3 月に策定した「山武市総合計画」をまちづくりの最上位計画と位置づけ、平成 29 年度を目途にまちづくりを進めています。山武市総合計画では、「ともに手を携えて誇りを持てるまちづくり」を基本理念に掲げ、将来の都市像を「誰もがしあわせを実感できる独立都市さんむ」としています。加速する少子高齢化、厳しい財政状況、多様化する住民ニーズへの対応など様々な課題を住民、地域、行政が一体となって協力し、解決することが必要となります。また、パソコンや携帯電話の普及とともに、それらを扱う環境も整備され、私たちの生活にも大きな影響を与えています。住民や行政が ICT※（情報通信技術）を有効に活用することで、相互に連携しながら、多様なニーズに応えていくことも可能となってきました。そのようななか、市は、平成 21 年度に平成 26 年度までの「山武市情報化計画」を策定しました。そして、計画策定から 5 年が経過したことを受け、今後 5 年間の市の情報化推進計画として「山武市情報化計画（平成 27 年度∼平成 31 年度）」を策定することになりました。本情報化計画では、変わり続ける社会環境や情報環境、新たな住民ニーズや課題等を調査・分析し、ICT がもたらす効用を最大限に生かし、幅広い住民サービスにつなげることを目的とします。 4 2. 情報化計画の位置づけと計画期間 (１) 位置づけ「山武市情報化計画（平成 27 年度∼平成 31 年度）」は、「山武市総合計画」で提示されている施策を 3 年単位で具体的に示した「実施計画 26」の基本方針に基づき策定しています。また、平成 21 年度に策定された「山武市情報化計画」に基づいた地域情報化の進展状況とともに、国の動向や県の動向を見極め、本市の情報化推進における基本的な方針を定めて、市全体の情報化および電子自治体の推進に関する諸施策を体系的に示します。 (２) 計画期間本計画の期間は、平成 27 年度から平成 31 年度までの 5 年間とします。ただし、新たな技術革新や社会情勢の動向等により、計画の変更が必要とされる場合は、本計画の見直しを図るものとします。 5