南城市第2次総合計画策定業務仕様書

南城市第2次総合計画策定業務
仕 様 書
平 成 28年 9 月
南
城
市
南城市第2次総合計画策定業務仕様書
1 業務名
南城市第2次総合計画策定業務
2 業務の目的
南城市では、第1次総合計画として、平成 20 年度から平成 29 年度を期間とした基本構想を
定め、現在平成 25 年度から平成 29 年度を計画期間とした後期基本計画に基づき、将来像の実
現を目指し、施策展開を行っている。
これまでの総合計画に基づく成果を活かすとともに、魅力あるまちづくりを進展させるため、
平成 30 年度を初年度とする次期総合計画の策定を行うものである。
「南城市第2次総合計画策定業務」
(以下、
「本業務」という。
)は、本市の総合的かつ計画的
な行政運営を図るための基本構想及び基本計画(以下、「第2次総合計画」という。)の策定を
目的とする。
計画の策定にあたっては、本市の現状、課題、問題点等を踏まえ、既に示している各種の政
策や分野別計画、国・県の関連計画との整合性及び効果的な推進を図り、実効性の高い計画を
策定することとする。
3 適用範囲
本仕様書は、南城市(以下、「甲」という。)が実施する本業務に関して必要な事項を定
めるとともに、受託者(以下、「乙」という。) が履行しなければならない事項を定めたもの
である。
4 履行期間
本業務の履行期間は、契約締結日の翌日からから平成 30 年 3 月 30 日までとする。
5 提出書類
(1)作業実施計画書
(2)業務着手届
(3)管理技術者届兼経歴書
(4)業務工程表
(5)貸与データ及び資料に関する誓約書
(6)その他市が示すもの
6 計画の構成と期間
総合計画は、
「基本構想」及び「基本計画」で構成し、それぞれの計画期間は以下のとおり
とする。
(1)基本構想
構想の期間は、平成 30 年度から平成 39 年度までの 10 年間とする。
(2)基本計画
計画期間は、平成 30 年度から平成 34 年度までの 5 年間を前期基本計画、平成 35 年度から
平成 39 年度までの 5 年間を後期基本計画とする。
7 業務内容
(1)平成28年度業務
ア 基礎調査
(ア) 市の現況調査、分析
① 本市の現状や本市を取り巻く社会情勢の調査と分析
② 関連計画の整理と分析
(イ) 現行の総合計画の検証
① 第1次総合計画の施策評価手法の検討(手法の提案、資料の作成など)
② 対象事務事業の整理(既存資料を基に事務事業の抽出・整理を行う)
③ 第1次総合計画施策評価結果の分析
④ 施策別のヒアリング(32 施策)等の実施及び結果の整理
(ウ) 社会動向の調査、分析及び本市への影響
(エ) 市の各種計画、国・県の計画との整理
イ 市の将来フレームの調査、分析
(ア) 人口の将来推計※1
人口や産業構造などの将来推計と分析
(イ) 財政状況の分析※1
(ウ) 土地利用構想※1
※1 本市総合戦略、財政状況資料、都市計画マスタープラン資料を使用する。
ウ 報告書作成
(ア) 平成28年度業務成果報告書(基礎調査報告書)の作成
(2)平成29年度業務
ア 計画策定
(ア) 基本構想策定支援
以下の項目に対する検討及び策定の支援を行う。
①
まちづくりの基本理念
②
南城市の将来像の検討
③
政策展開の基本方向の検討
④
総合計画推進の基本姿勢の検討
(イ) 基本計画策定支援
以下の項目に対する検討及び策定の支援を行う。
①
将来推計(人口フレーム、産業フレーム)の検討※2
②
土地利用(土地利用方針、土地利用計画、都市構造)の検討※2
③
分野別計画(政策展開の基本方向を構成する施策)の検討
・各課ヒアリングの実施
・施策毎の背景、課題、取組方針の作成
・施策毎の成果目標、成果指標、目標値の設定
・施策毎の概要の作成
・施策毎の市民と行政との役割の整理
※2 本市総合戦略、都市計画マスタープラン資料を使用する。
イ 市民意識調査
(ア) 市民意識調査の実施(各種団体 10 団体程度ヒアリングを実施)
(イ) 市民意識調査の結果の整理、分析
ウ ワークショップの運営
(ア) ワークショップの企画(手法の提案、資料の作成など)
(イ) ワークショップの運営(4回程度を想定)
(ウ) 会議資料、会議録等の作成
エ 総合計画策定委員会の運営支援
(ア) 審議会運営に対する助言
(イ) 会議への出席と助言(5回程度を想定)
(ウ) 会議資料、会議録等の作成
オ 総合計画審議会の運営支援
(ア) 審議会運営に対する助言
(イ) 会議への出席と助言(5回程度を想定)
(ウ) 会議資料、会議録等の作成
カ パブリックコメントの運営支援
(ア) パブリックコメントについて、意見に対する対応策の助言等
キ 総合計画及び概要版等の作成
ク 協議・打合せ
ケ その他必要な業務
8 提案書評価項目
(1)会社概要、実績及び体制
ア 業務実績
同種・類似業務の実績はあるか。
(5年以内)
イ 実施体制
管理責任者、担当者の体制は万全か。
(県内での技術者配置状況など)
ウ 管理責任者 当該分野の業務に係る経験年数
エ 担当者
当該分野の業務に係る経験年数
(2)提案内容
ア 業務実施方針
本市の状況を踏まえた業務の取り組みの方針が示されているか。
イ 本市の課題整理
本市の取り組むべき課題の整理が的確にされているか。
ウ 現行計画評価方法 現行計画の評価方法が、具体的に提案されているか。
エ 住民参画
住民参画の手法(アンケート、ヒアリング等)が具体的に提案され
ているか。
オ 進捗管理・評価方法 計画策定後の進捗管理や評価方法まで見据えた提案内容になって
いるか。
カ 独創性・創意工夫 本市の状況を踏まえた独創的な提案があり、実施可能であるか。
キ 役割分担
役割分担が明確で、市の負担が軽減されるような分担になっている
か。
(3)プレゼンテーション
ア コミュニケーション能力 質問に対する応答が明快で、迅速か。
イ 取組姿勢 業務への取組み意欲が旺盛であるか。
(4)実施スケジュール等
調査分析期間、検討委員会、住民参画等の開催日程に具体性、実現性があり妥当な工程計
画となっているか。
※ 平成 29 年度 12 月南城市議会に原案を提案するスケジュールとすること。
(5)見積価格の評価
企画提案内容に見合った見積額であるか。また、上限額以内の提案であるか。
9 成果品
次のものを成果品として提出すること。
(1)基礎調査報告書 (A4版 10 部)
(2)第2次総合計画 (A4版 20 部)
(3)第2次総合計画概要版(A4版 20 部)
(4)上記(1)~(3)の電子データ(CD-R) 一式
(5)その他関係資料、電子データ(CD-R) 一式
※電子データのファイル形式は、ワード、エクセル及び PDF とする。
※総合計画書の印刷製本は含まない。(別途発注)
10 注意事項
(1)本業務は履行期間内に策定するものとする。なお、スケジュール管理を徹底し密に連絡調
整を行うものとする。
(2)
「乙」は、南城市個人情報保護条例(平成 18 年条例第 8 号)を遵守し、業務上知り得た個
人情報その他の秘密を他人に漏らしてはならない。また、業務終了後も同様とする。
(3)この業務の実施に際しては、常に「乙」は「甲」との連絡を密にし、疑義が生じた場合等
業務の遂行に支障を来たす恐れがある場合には、「乙」は速やかに「甲」と協議し、「甲」
の指示に従うものとする。
(4)業務には、十分な経験と知識を有するものを配置する。
(5)業務終了後において、
「乙」の責任に帰する理由による成果品の不良箇所が発見された場合
は、速やかに「甲」が必要と認める訂正、補正等その他必要な措置を行うものとし、かかる
経費は「乙」の負担とする。
(6)
「乙」は、本業務中に生じた「乙」の責めに帰する諸事故に対しての責任を負い、損害賠償
の請求があった場合には「乙」が一切を処理するものとする。
(7)成果物の所有権、著作権、利用権は本市に帰属するものとする。
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その他の事項
この仕様書に定めのない事項及びこの仕様書について疑義が生じた場合は、別途協議するも
のとする。
12
担当課
南城市役所企画部政策調整課(担当:山内)
所在地 〒901-0695 沖縄県南城市玉城字富里 143 番地
電 話 098-948-7229
メールアドレス [email protected]
お問い合わせについては土曜日、日曜日及び祝日等の休日を除く毎日、午前9時 00 分から
午後5時 00 分まで受け付けます。