和光市教育大綱（素案）に関する補足説明 ● 教育大綱の策定について教育大綱は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正により、平成２７年度から地方公共団体の長に策定が義務付けられたものです。その内容は、教育基本法第１７条第１項の規定に基づき、政府が策定する教育の振興に関する施策についての基本的な方針を参酌し、その地域の実情に応じ、当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策について、その目標や施策の根本となる方針を定めることとされております。既に教育基本法第１７条第２項に規定する教育振興基本計画を定めている自治体にあっては、当該計画をもって教育大綱に代えることが総合教育会議で承認された場合は、教育大綱を別途策定する必要はないとされていますが、和光市では、現在、教育振興基本計画が定められていないことから、新たに教育大綱を定めることとなります。 ● 和光市教育大綱の構成と対象期間について教育大綱の構成、対象期間について、法令において特段の定めはなく、市の判断に委ねられています。和光市教育大綱の構成は、基本理念と基本方針の二段階とし、基本理念は、和光市が目標とする教育を表したものです。基本方針は、基本理念に掲げた教育を体現するために、教育を構成する学校教育、社会教育、地域・家庭教育において、和光市がそれぞれ推進していく方向性とその具体的な内容を記載しています。教育大綱の対象期間は、市長の任期に合わせることとし、現在の市長の任期が平成２９年５月２５日であることから、平成２７年度から平成２９年度までの３カ年としました。