先進国とアジアの株式

2015年3月30日
アジア・オセアニア
アジア・オセアニア株式(新興国を含む)
先進国とアジアの株式、上昇幅が大きいのは?
アジア・オセアニア株式は、中長期的に上昇幅が先進国を上回っています。一方、
企業収益の拡大を背景に株価収益率(PER)の上昇は株価上昇と比べて緩やかで、
相対的に割高さはうかがわれません。
■先進国の株価指数は、10年前と比較して約2.2
倍にとどまる一方、アジア・オセアニアの株価指
数は、約2.8倍の水準となっています。
(ポイント)
【株価指数】
■アジア・オセアニア株式は、高い経済成長を背景
に企業収益が拡大しています。株価が大きく上
昇しても、株価収益率(PER)は緩やかな上昇に
とどまり、先進国に比べても割高さはうかがわれ
ません。
【株価収益率(PER)】
(倍)
36
300
過去10年間の上昇率は、
アジア・オセアニアが先
進国を上回る
割高
275
250
30
アジア・オセアニア
224
先進国が過去平均を上
回り、アジ ア・ オセアニ
アが過去平均を下回る
割安
200
24
過去10年
平均16.5
先進国
150
18.8
15/2
18
先進国
100
過去10年
平均14.7
12
アジア・オセアニア
株価上昇と利益の拡大に
よりPERの上昇は緩やか
50
05/2
07/2
09/2
11/2
13/2
15/2
13.5
15/2
6
05/2
07/2
09/2
11/2
13/2
15/2
(年/月)
(年/月)
(注)データ期間は2005年2月末~2015年2月末。株価指数は2005年2月末を100として指数化。アジア・オセアニアはMSCI AC Asia Pacific(除く日本、配当込み、
円ベース)、先進国はMSCI World(配当込み、円ベース)。株価収益率(PER)は同指数ベース。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
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