2015 年度 中央大学不正防止計画

2015 年度 中央大学不正防止計画
ここに、
「中央大学公的研究費の使用等に関する基本方針」の「3.不適正な使用を発生させる要因の把握と不正防止計画の策定・実施」に定めたとおり、
基本方針実施細目の一つとして、不正防止計画を策定したので公表するものとする。
No.
不正の発生する要因
要因の説明
対応方法
01
予算執行の特定の時期への偏りがあ
研究期間末に多額の未執行分があっ
研究者が、研究費システムから執行状況を確認できる環境となっているが、
る。
た場合に、預け金等の不正を行うリ
スクが高くなる。
年末などに、偏りの程度に応じて、個別に連絡等を行う。
予算執行の特定の時期への偏りがあ
立替等の清算処理を研究期間末にま
使用した経費を申請していない事例がある(=年度末にまとめて申請を行
る。
とめて行うケースがあり、研究費間
の執行調整といった不正を行うリス
クが高くなる。
う等)ため、執行から一定期間(例:二ヶ月)内での申請をコンプライア
ンス教育・各種手引き等を通じて周知する。
取引に対するチェックが不十分であ
る(事務部門の取引記録の管理や業
者の選定・情報の管理が不十分)。
研究者発注の権限が広い場合、業者
選定の過程等を確認することが難し
く、特定の業者と不適正な取引等を
研究者発注の上限額を下げ、他の研究費等と執行ルールの統一を図ると共
に、事務部門で対応する取引範囲を広げ、業者選定及び必要な情報の管理
の適正化を推進する。なお、実施にあたっては、研究活動への影響に注意
行う可能性が高くなる。
するものとする。
取引に対するチェックが不十分であ
同一の研究室における、同一業者、
2014 年度より本稼働させた研究費執行システムにより各種研究費の執行状
る。(依頼元・取引先・取引内容・
取引頻度等の確認が不十分)
同一品目の多頻度取引、特定の研究
室のみでしか取引実績のない業者や
特定の研究室との取引を新規に開始
した業者への発注の偏り等が散見さ
況の横断的な確認等が可能となった。執行データの累積・分析により必要
なチェックを継続的に行う。
02
03
04
れた場合には、預け金・納品物品の
持ち帰り等の発生する可能性が高く
なる。
No.
不正の発生する要因
要因の説明
対応方法
05
業者による納品物品の持ち帰りや納
品検収時における納品物品の反復使
預け金等を行ったり、目的外使用に
充当するための経費捻出に使われた
少額(10 万以下)のデジタル機器の内、流用性・換金性が高い指定商品(タ
ブレット・PC 関連機器・デジカメ等)について、研究費管理システムで管
用が行われる可能性がある。
りすることが多い。
理物品扱いの措置を行う。
出張の事実確認等が行える手続が不
旅費は研究費の不適正な執行の温床
本学から支払いが行われる旅費の二重払いチェックは実施しているが、外
十分である(二重払チェック)。
となりやすい経費である。
部経費で招聘等が行われる場合の二重払いチェックは不十分である。つい
ては、外部経費での招聘の記録と、学内の支払いとのチェックを実施でき
る体制作りを行う。
取引先業者が本学の研究費執行のル
ール、不正な取引となる事例等につ
いての知識がなく、自己(自社)の
研究者が不正な取引を持ちかけるケ
ース、業者から預け金対応等の便宜
を図るケース等が想定される。
取引先業者に本学の公的研究費による物品調達ルール・責任・不正発生時
のペナルティ等を周知し、取引を実施するために、誓約書の提出を求める
こととする。
成果物がない機器の保守・点検など
保守・点検等は検収が不十分である
成果物がない機器の保守・点検などの場合は、検収担当者がその一部にお
の立会いが不十分である。
と、空発注等の不正な取引に利用さ
れるリスクが高まる。
いて立会い等による現場確認を行う頻度を高める。
通報窓口・通報(告発)事案があっ
通報に抵抗がある場合、学内の不正
現在、公的研究費の不正についての通報窓口を学内に設けているが、通報
ても、通報を行うことに抵抗がある
について正しい情報の届出がされな
者の心理的負担を下げる等を目的に、外部機関での受付委託等を行う。
ため通報窓口が利用されていない。
い場合がある。
06
07
負うべき責任等について認識がな
い。
08
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