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ほけんだより
あ お ば ず く
H27.2.27
東金市立
源小学校
いよいよ26年度最後の月となります。6年生は中学校へ向けていよいよ旅立ちのと
きです。今月もお子さん達がケガ・病気なく、元気に過ごせるように指導してまいり
ます。
3月3日は耳の日です
●音の伝わり方●
① 音は耳の穴から外耳道をとおり,こまくがふるえます。
② ①のふるえが耳小骨に伝わり,耳小骨もふるえます。
③ ②のふるえが蝸牛の中の「液体」をゆらし信号に変わり
ます。
④ 信号が神経を伝わって脳に届くと・・・
「音が聞こえた」 と感じられます。
耳あかのヒミツ
耳あかは、じくじく?それともカサカサ?
耳あかには、じくじくとしめっているタイプと、カサカサにかわいている
タイプの 2 種類あります。これは遺伝によるもので、日本人はカサカサタイプが
多く(およそ 84%)、ヨーロッパやアメリカの人はじくじくタイプが圧倒的に
多いそうです(ほぼ 100%)。
ちなみに、ほ乳類(赤ちゃんを生んで、おっぱいで育てる動物)はほとんどがじくじくタ
イプです。チンパンジーは、少数ですが、人間と同じようにカサカサタイプもいるそうです。
耳あかは、人類学(目や髪、体質など人種的な特徴や、文化の違いなど、人類について研
究する学問)にとって大切なポイントであり、親子関係の鑑定などにも利用されています。
実は、耳あかは、なかなかあなどれないものなのです。
●花粉症対策はこれでバッチリ!●
花粉症は、スギ花粉やブタクサなどの花粉が目に入ったり、鼻から吸い込まれたりしたときに起
こるアレルギー反応のひとつです。50 種類以上の植物の花粉が原因となることがわかっていますが、
とくにスギ花粉に悩む人が多く、スギ花粉が多く飛ぶ春(2 月~5 月)に花粉症の人が増えます。
花粉症は、花粉と接触しないように毎日の生活を気をつけることで、悪化を防ぐことができます。
次のポイントに気をつけて、春を乗り切りましょう!
花粉症対策のポイント
①風のある晴れた日は外出を控える
風のある日は、花粉が空気中に多く飛ぶので注意が必要。植物の多くは、晴れた朝に開花すること
が多いので、お天気のいい日の午前中も注意しましょう。
②カゼをひかない
カゼをひいて抵抗力が落ちたり、鼻の粘膜が弱ったりすると、花粉症も悪化することがあります。
カゼをひかないように、早めに寝たり、ビタミンたっぷりの食事を心がけたりしましょう。
③部屋の中に花粉を持ち込まない
外から帰ってきたとき、コートや上着、髪についている花粉をはらってから家へ入るようにしまし
ょう。
④ふとんを干すときには花粉がつかないように注意する
ふとんを干した後は、花粉を落としてから取り込むようにしましょう。さらに、掃除機で花粉を吸
い取ると、より効果的です。
⑤マスクやメガネで花粉を防ぐ
マスクやメガネを着用して、のどや目に花粉が入るのを防ぎましょう。
保護者の皆さまには日頃から源小学校の保健活動にご協力いただき,感謝しております。
今後もお子さまの疾病や成長等についてご心配なこと等がございましたらお気軽にご相談くだ
さい。来年度も引き続きご協力をよろしくお願いいたします。 (養護教諭 深渡瀬)