石の反り橋;pdf

石の反り橋【いしのそりはし】
所在地:泉津カッコノ沢
大島公園から大島一周道路をサクラ株に向かって進むと道路の右側に案内板がある。ここ
から小道が奥に通じている。小道にある標識に従い 5 分程歩くと、木々の間から石の反り
橋が姿を現す。この石の反り橋は天文 21(1552)年の大噴火の溶岩流によってでき、自然の
奇橋の如く形成された。長さは約 5m、幅は年々細くなっている。ここは木漏れ日がもれる
林の中で、二方向から急傾斜で流れ下る沢が合流し、沢がやや広く深まった地形になってい
る。この沢の上をゴツゴツした細長い形の溶岩が湾曲して両岸にまたがっている。沢は黒い
溶岩が露出し、自然の奇橋といった雰囲気を醸し出している。