大槌町老人福祉計画 基本理念 大槌町介護保険事業計画 高齢者のための〇(まる)ごとプラン6 の概要 第 1 章 計画の策定にあたって(P1~P4) 計画策定の背景・目的 ○平成 12 年に高齢者がその人らしく自分の意思で自立した生活ができるように介護保険制度が導入。 ○全国の高齢化率は「団塊の世代」が 65 歳となる平成 27 年(2015 年)には 3,395 万人、団塊の世代が 75 歳となる平成 35 年には 3,657 万人となる見込み。平成 47 年(2035 年)には高齢化率 33.4%となる見込み。 ○当町における平成 26 年 9 月末の高齢化率は 33.0%で全国よりも早く高齢化が進展。 ○高齢者が尊厳を持ち、住み慣れた地域で生きがいを持って安心して暮らすための取り組みが必要となっている。 第2章 高齢者を取り巻く現状と課題(P5~P25) 高齢者をとりまく課題 ( ) ○若年層を中心とした人口減少に 12000 よる急激な高齢化の進展 10000 ○地域コミュニティによる支援や 75歳以上 8000 社会参加機会の減少 65~74歳 ○閉じこもりなど生活不活発病 40~64歳 6000 リスクの増大 40歳未満 4000 ○高齢者の住まいの確保、サポート センターの機能確保 2000 ○当町のみならず全国的に介護 0 H25 H26 H27 H28 ○介護保険法 第 117 条 市町村は、基本指針に即して、三年を一期とする当該市町村が行う介護保険事業に係る保険給付 の円滑な実施に関する計画(以下「市町村介護保険事業計画」という。)を定めるものとする。 ○老人福祉法 第 20 条の 8 市町村は、老人居宅生活支援事業及び老人福祉施設による事業(以下「老人福祉事業」という。 ) の供給体制の確保に関する計画(以下「市町村老人福祉計画」という。)を定めるものとする。 前計画期間中の事業実施状況 計画期間の人口推計 人 14000 口 人 計画期間 平成 27 年度~平成 29 年度 高齢者が安心して生きがいを持って暮らし続けられる地域社会の実現 人材が不足 H29 地域支援事業 介護保険事業給付状況 ①介護予防事業 全高齢者を対象とし、個人や地域を対象とした 介護予防の取り組みを推進 ②介護予防事業(2次予防事業) 介護が必要になるおそれの高い高齢者の把握 と個々の状態に合わせた介護予防事業を推進 ③包括的支援事業 包括支援センターとしての事業 ④任意事業 被保険者のほか、介護者への事業 ⑤高齢者福祉サービス 介護保険制度以外で実施する各種サービス事業 それぞれの事業の認知度の向上に伴い、実績は増加傾 向にあります。 標準給付費の推移 区 H24 400,061 81,445 705,484 H25 419,961 95,488 661,946 H26 439,368 115,887 668,454 84,213 73,332 66,670 15,342 10,274 10,495 1,266 1,287,811 1,250 1,262,251 1,235 1,302,109 分 居宅サービス 地域密着型サービス 施設サービス 特定入所者介護 サービス 高額・高額医療合算 介護サービス 審査支払手数料 計 単位:千円 居宅と地域密着型サービスの給付費が増加し、 施設サービスは減少傾向となっています。 第3章 計画の基本理念と施策等(P26~P48) 基本目標(1)健康な生活を送るための事業推進 基本目標(2)おおつち型包括ケアシステムの推進 基本目標(3)介護保険制度の適正な運営 健康で毎日を楽しく過ごすためには、心身の健康の維持・増進を図る ことや、生きがいをもって生活することが大切です。 このため、健康診査や健康教室などによる健康づくりの推進と、生き がいをもって、学び・就業・交流できる活動などを支援し、展開してい きます。 高齢者のニーズに応じた独自の支援サービスや医 療、介護予防、また、高齢者の尊厳の保持や災害時 の支援体制整備などの充実を図ります。 関連機関との連携や地域資源の活用により、地域 の特性にあった地域包括ケアシステムの実現を目指 します。 介護保険事業は、国・県・町の「公費」と40歳以上の方が負担する「保険料」とで成 り立っています。計画期間内の介護サービス量の見込みから介護給付費を推計し、介護保 険事業の適正な運営を図ります。 計画期間内に在宅サービスを充実させる小規模多機能型居宅介護サービス事業所の開設 を 1 カ所見込みます。また、利用者負担の軽減を図るため介護用具販売と住宅改修サービ スにおいて「受領委任払い制度」を導入するほか、所得に応じた、より適正な負担となる よう介護保険料の所得段階を 9 段階とします。 (主な事業の年度ごとの実施見込み) 事 業 名 指 標 H27 H28 H29 健康増進事業 対象者数 (人) 8,462 8,371 8,180 (栄養教室・ヘルスアッ 受診者数 (人) 1,585 1,674 1,881 プ教室) 参加率 (%) 18.7 20.0 23.0 65 歳到達者教室 対象者数 (人) 240 260 259 受診者数 (人) 88 75 80 36.7 28.8 30.9 1,075 1,145 1,218 参加率 (%) 総合相談・支援事業 相談述べ件数(人) 施策 ① おおつち型地域包括ケアシステムの推進 ② 在宅支援事業 ③ 在宅医療と介護の連携 ④ 認知症高齢者支援の推進 ⑤ 地域支援事業の充実 ⑥ 権利擁護の推進 ⑦ 生活環境の整備 (総給付費の見込み) 単位:千円 介護給付費の負担内訳(自己負担後) (居宅の例) 2号被保険 者負担分 28.0% 計画期間中の介護保険料は 月額 5,492円(標準:第 5 段階)となります。 1号被保険 者負担分 22.0% 国負担分 25.0% 県負担分 12.5% 町負担分 12.5%
© Copyright 2024 ExpyDoc